ハバロフスクのグルメ
Photo by 新田浩之
ハバロフスクではウクライナ料理をおすすめします。実はハバロフスク周辺には多数のウクライナ人が住んでいます。そのため、ハバロフスクの中心地にウクライナ料理店が存在します。
料理店の名前は「ガバチョーク」。街の真ん中にあり、スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂から15分ほど歩くと、料理店に着きます。
Photo by 新田浩之
おすすめはズバリボルシチ! 「あれっ、ボルシチはロシア料理では……」と思うでしょう。実はボルシチはウクライナ生まれの料理です。日本では味わえない、濃厚な甘みを持ったビーツのボルシチは本当にたまりません。
Photo by 新田浩之
二つ目のおすすめレストランは「ペリメンナヤ」です。こちらは「レストラン」というよりも、食堂に近いイメージ。店名のとおり、さまざまなペリメニ(ロシア版水餃子)が楽しめます。
ペリメニは今ではロシアを代表する料理ですが、もともとはシべリアで生まれました。ですから、ハバロフスク周辺がペリメニの本家かもしれません。また店のおばちゃんがとても気さくで親切でした。
Photo by 新田浩之
なお、シベリア鉄道でハバロフスクで途中下車する人は駅構内にある食堂で腹ごしらえしましょう。スタッフに品を取ってもらうシステムなので、分量を自分で調整できます。
ハバロフスクのおすすめホテルは
Photo by 新田浩之
私は大阪行きのチャーター便が早かったので、ビジネスホテル「サッポロ」に泊まりました。早朝にタクシーを呼んでもらう必要があったので、24時間対応の宿泊施設を選んだわけです。
Photo by 新田浩之
「サッポロ」は典型的なロシアのビジネスホテル。基本的な設備は整っていますが、殺風景な雰囲気です。私が宿泊したときは1泊7,000円~8,000円だったので、少し高く感じました。
一方、スタッフはとても親切! 早朝にも関わらず、きちんとタクシーを手配してくれ、スムーズに空港に着くことができました。ハバロフスクにはホステルもたくさんあります。予約の際は予約サイトBooking.comが便利です。
ハバロフスクは坂と虫に注意
Photo by 新田浩之
ロシアと聞くと「治安が悪い」というイメージがありますが、ハバロフスクに限っては全く問題なし。安心してハバロフスク観光が楽しめました。
むしろ、ハバロフスクでは坂と虫に注意してください。ハバロフスク市内はかなりアップダウンがあり、平地と比べると足への負担がかかります。ハイヒールではなく、歩きやすい靴をおすすめします。
また虫が多い街でもあります。私は6月にハバロフスクを訪れましたが、何回か顔に小さな虫(羽虫?)に激突しました。気になる方は虫対策をしたほうがいいかもしれません。
Photo by 新田浩之
最後にひとつだけ重要な注意点を! 電子ビザを使ってシベリア鉄道に乗ることはできません! ウラジオストクからハバロフスクへシベリア鉄道を利用する場合は従来の方法でビザを取るようにしましょう。