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新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

ロシア極東にあるウラジオストクは日本から2時間30分で行けるヨーロッパとして、人気を集めています。近年、ウラジオストクには様々な観光スポットが出現していますが、その中で注目したいのが本格的なオペラが楽しめるマリンスキー沿海州劇場です。

この記事では、マリンスキー沿海州劇場の魅力と楽しみ方を解説します。

そもそもマリンスキー劇場とは?

Photo by Nitta Hiroshi

オペラに興味がある方なら一度は「マリンスキー劇場」を聞いたことがあるかもしれません。ウラジオストクにあるマリインスキー沿海州劇場はマリンスキー劇場の「別館」と考えてください。「本館」はサンクトペテルブルクにあります。

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Мариинский театр(@primmariinsky)がシェアした投稿 – 2019年10月月9日午後6時39分PDT

マリンスキー劇場はロシア最古のオペラ・バレエ団として、ロシアの音楽文化の発展に貢献してきました。創立されたのはエカチェリーナ2世時代の1783年のこと。「マリンスキー」という名前は皇帝アレクサンドル2世の妃、マリーヤの名にちなんでいます。サンクトペテルブルクにあるマリンスキー劇場は1860年に建てられました。

ソ連時代は革命家キーロフの名を拝借し「キーロフ劇場」と名乗っていました。ソ連解体後に再び「マリンスキー劇場」に戻っています。2013年、サンクトペテルブルクにマリンスキー劇場の新館が、2016年にはウラジオストクにマリンスキー沿海州劇場が完成しました。

マリンスキー沿海州劇場はどんな感じ?

マリインスキー沿海州劇場はルースキー島にあります。2016年建設ということもあり、建物はガラス張りでピカピカ。一見すると劇場には見えません。

Photo by Nitta Hiroshi

開演時間までに時間があれば劇場から金角湾大橋を撮影してみましょう。鷲の巣展望台など、また違ったアングルから撮影できます。

Photo by Nitta Hiroshi

劇場に入るには荷物検査を受けないといけません。荷物の中身も調べられるのでご注意を。大きな荷物はクローゼットに預けます。荷物検査の前には列ができるため、時間の余裕を持つことも大切です。

Photo by Nitta Hiroshi

チケットはホームページから購入できますが、メールで送られてくるEチケットと本チケットを窓口で交換します。こちらが本チケットの裏面です。チケットの見方は以下のとおり。

“開始時間(Начало)17:00”
“1階席(бенуар)ボックス(Ложа)L3 座席(Место)6”
“価格(Цена)1,500ルーブル

座席はホームページ予約時に指定できます。演目はオペラ『カルメン』でした。

Photo by Nitta Hiroshi

私は1階ボックス席を予約しました。価格は1人1,500ルーブル(約2,500円)と日本と比べると格安です。ボックス席から遮るモノがないため、演台がよく見えます。

Photo by Nitta Hiroshi

下に見える座席が1階座席、ちょうど演台の正面にあたります。なぜボックス席を予約したかというと、過去に前列に座っていた人の頭のせいでよく演台が見られなかったから。真正面に見える座席は同じく1階ボックス席です。

Photo by Nitta Hiroshi

劇場全体は3階まであります。もちろん1階部分が値段が高く、3階になると安くなります。せっかくロシアでオペラ、演劇が楽しめるのですから、座席にはこだわりたいところですね。

Photo by Nitta Hiroshi

ボックス席は2列になっており、他人に邪魔されずに鑑賞できます。私は友人3人で観劇しましたが、友人もボックス席に大満足の様子でした。

オペラ『カルメン』は2時間40分で、3回の休憩時間があります。休憩時間は喫茶店でワイン、紅茶などのドリンクやケーキが食べられます。休憩時間は20分~30分もあるので、それほど慌てなくても大丈夫ですよ。開始時間になるとブザーと放送で教えてくれます。

演目中は撮影厳禁です。もちろん携帯電話を鳴らすのもNGですよ。演目が始まる前に携帯電話が「OFF」になっているか、確認しましょう。

マリンスキー沿海州劇場でオペラ『カルメン』を観た感想

私はヨーロッパで何度かオペラを観たことはありますが『カルメン』は初めてでした。予習をせずに観ましたが、十分に楽しめました。美しい歌と迫力満点のオーケストラは言葉に表すことができないほど、すばらしいものです。

また劇場が新しい点も良かったですね。古い劇場ですと出入口が狭いため、帰りの際にスムーズに出られないというシーンを見かけます。マリンスキー沿海州劇場ではレイアウトを広くとってあるので、スムーズに出られました。

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新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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