ライター
りゅう 世界一周経験者

医学部卒業後、世界一周を始める。学生時代はヒッチハイクや車旅で47都道府県制覇。離島も大好きで趣味は秘湯巡りと素潜りで銛突き。と言いつつ普段は超インドアの料理男子。

キルギスの治安

治安は良いと感じました。以前は偽警察官がよく出没したとの話も聞きましたが、僕が訪れた時にはそういった話は聞きませんでした。外国人はパスポートの携帯が義務付けられているので、原本もしくはコピーを常に携帯するようにしてください。

本物の警察官であっても現金の抜き取りや、賄賂を要求してきたりすることがあるようです。財布を見せろと言ってきたら警戒しましょう。

また、第2の都市オシュを含む南西部は外務省の危険情報において、レベル2〜3になっていますが、街を歩いていて治安の悪さは全く感じませんでした。ただ、夜になると街灯が少なく人通りも少なくなるので夜に出歩くのは避けましょう。

 

キルギスの物価

物価は日本と比べ、かなり安いです。特にビールは、2リットルのペットボトルが100円程度で買えてしまいます。街中の至る所にハンバーガー屋さんがありますが、ボリューミーなものが100円程度でした。

SIMカードも300円程度で1週間6GBのものが買えて、4Gなので速度も充分でした。またビシュケクのATMは、クレジットカード利用手数料無料でキルギスソムに加えてUSドルが引き出せました。キルギスから周辺の国に行く際にUSドルがあると便利なので、ぜひキルギスで用意しておきましょう。

 

キルギスの美味しかった料理や食べ物

シャシリクと呼ばれる串焼き肉が美味しく、毎日のように食べていました。シャシリクは1本70〜80円で肉が大きいので1本食べるだけでもおなかいっぱいに。生玉ねぎに酢をかけたものと一緒に食べるのですが、くせになる美味しさ!

また、ラグマンと呼ばれる焼きうどんもボリュームがあって美味しかったです。

その他、ショロと呼ばれるキルギスの国民的な発酵ドリンクの露店が、街中の至る所で見られます。赤い樽と青い樽があって、甘さはなく酸味が強いです。日本ではなかなか飲んだことの無い味!現地の人達はみんな買って飲んでいました。

 

キルギスのエンターテイメントやアクティビティ

カラコルではユルタと呼ばれる移動式住居に泊まることができます。実際に住んでいる遊牧民の方が料理を振舞ってくれ、伝統的な音楽を演奏してくれました。夜は電気がなくなり寒いですが、周りに明かりがなく、静かな自然の中で見る星空がとても綺麗でした。

また季節にもよりますが、アラコル湖は絶景なので、タイミングが合えばぜひトレッキングに行ってみてください。

 

キルギスのナイトライフ

首都のビシュケクにはナイトクラブが何軒がありました。夜に外を出歩くのは危険なので、行く場合は行き帰りをタクシーで行くようにしてください。

 

キルギスのお土産

バザールに行くと、食料品、日用品からお土産までなんでも手に入ります。手作りの羊毛のフェルト民芸品がたくさん売られていました。ビシュケクのオシュバザールはとても広くて、なんでもありました。

ただ、バザール周辺ではスリなどもあるので気をつけてください。

 

キルギスのビザ

滞在期間が60日以内の場合、ビザは不要です。

 

キルギスの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)

首都:ビシュケク
通貨:ソム
言語:キルギス語、ロシア語
面積:19万8,500平方キロメートル
人口:600万人
宗教:イスラム教スンニ派
時間帯:日本より-3時間
気候:地中海性気候

 

キルギスへの行き方(日本から行った場合)

日本からの直行便はないため、モスクワかタシケントで乗り継ぎ。

 

キルギスにある有名な世界遺産

聖山スレイマントーオ

キルギス南部に5つの峰を持つ山スレイマントーオはイスラム教徒の中央アジアの聖地とされ、16世紀のモスクなども残っています。

紀元前3000年頃に描かれた壁画や、ゾロアスター教の遺跡も見つかっており、歴史的価値の高い世界遺産です。宗教的な遺跡は頭痛や不妊などの病気を治すとも信じられており、今も信者達の巡業地となっています。

 

最後に一言

All photo by りゅう

中央アジアの玄関口として、キルギスはとてもおすすめです。キルギスがきっかけで僕は中央アジアにハマりました。

東南アジアなどの定番の国ではなく、少し珍しい国に行ってみたいと思っているそこのあなた!ぜひ1度キルギスを旅してみませんか?

ライター
りゅう 世界一周経験者

医学部卒業後、世界一周を始める。学生時代はヒッチハイクや車旅で47都道府県制覇。離島も大好きで趣味は秘湯巡りと素潜りで銛突き。と言いつつ普段は超インドアの料理男子。

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