ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

甘いスパークリング系のお酒が好みな専属ライターの桃(@XxPeach)です。「日本酒ってすごくアルコールが強くて、味の差がよくわからなくて苦手…」これまで日本酒を飲む機会はあまりなく、どちらかというと苦手な私が感じていた率直な思いです。

 

そんな私が今回参加したのは、兵庫県神戸市灘にある酒蔵を回る『旅するフクブクロ〜ホロ酔い女子の「灘五郷」SAKE巡り〜』。各所にある酒蔵を周りテイスティングをしながら、日本酒を楽しむツアー。

日本酒がよくわからなかった私でも、回って行くうちに日本酒の味がわかるようになり、さらにはお気に入りの日本酒まで見つけることができました!これからそのツアーの全貌をご紹介します。

日本酒巡りの舞台は神戸の灘

「ほろ酔い女子旅」の企画の舞台は、兵庫県神戸市灘。灘は「宮水」というとても美味しい水が、昔から流れており、非常に美味しいお酒が作ることができる地域です。

その昔、大阪で日本酒が盛んに作られていた時代、なぜか灘だけがとても美味しいお酒を作っていました。

周りにあった地域は「なぜここでは灘のような、美味しい酒が作れないんだ!」そう疑問に思い、天候・気温・お米の状態など、考えられる様々な条件を比較しても、なかなか灘と同じようなお酒を作ることはできなかったそうです。

 

さらに、よく研究すると、すべては水にありました。宮水は六甲山という山などから、かつて海だった西宮の地層の豊富なミネラルを取り込んで流れてくる水のため、山と海の恵みを受けた「自然がくれた宝物」と言われています。

この水を使って作った日本酒だからこそ、何百年経っても愛されるキレのいいものになるそうです。飲みやすいか飲みにくいか、柔らかいか硬いくらいは分かる…。日本酒が苦手な私が、美味しいか美味しくないかが発見できるのかが、個人的に最大のポイントですね!

ミッションは各酒蔵の福袋!レアな日本酒の利き酒も

今回の最大のミッションは各酒蔵のオリジナル福袋をゲットすること。大関や菊正宗などの有名な各酒蔵が、このツアーのために福袋を用意してくれているので、それをゲットしに回ります。

福袋は2,000円コースと3,000円コースと二種類あり、必ず日本酒が含まれているとは限らず、女性心をくすぐる美容グッズが入っているもの、お酒で作られたお菓子が入っているものなど、酒蔵によって差が出ます。

今回ゲットする福袋は4つ、10,000円分です。帰りは郵送してもらわないと自宅に持って帰れないほど、たんまりお土産をもらって幸せです。年末年始はアメリカにいたため初売りに参加できなかった私は、帰宅した今何から手をつけていいかワクワクしてダンボールに触るのに躊躇しました。

各酒蔵には日本酒の利き酒(テイスティング)や、灘五郷の日本酒を作る過程や歴史が展示されている酒ミュージアムなども、体験できます。

酒ミュージアムのオススメはぶっちぎりで沢の鶴。館長さんが一つの説明につき必ず一つオチをつけるので、笑いっぱなしの説明が受けられるのがポイント。最近笑いに乏しい方はぜひ行ってください。

 

各所の利き酒は正直そこまで日本酒が得意でなく、「辛く硬い」か「柔らかく飲みやすい」しかわからない私でも、甘酒やスパークリングの日本酒などもたくさん置いてあり、とても楽しめました。そもそも甘酒って日本酒だったんですね…。そしてカクテルみたいな新商品も発売されているんですね…。日本酒に苦手意識を持ちすぎてました。

日本酒が苦手な女性でも楽しめるオススメの日本酒

ここで今回のツアーで見つけたオススメの日本酒をご紹介します。

一つ目は甘酒!

今回日本盛でいただいたのは、生姜入り甘酒。アルコールはほとんど入っておらず、砂糖不使用なのにもかかわらず、ジュース感覚で頂くことができます。砂糖入ってないの!?と脳内パニックになる程甘いのがポイント。甘酒が好きです。

続いて最近発売されたばかりの「ぽんしゅグリア」。

熱燗のような容器に砂糖とドライフルーツが入っており、ここに日本酒を注ぎます。すぐ飲んでも美味しいそうですが、一日置くともっと美味しくなるそう。こちらは神戸酒心館で購入できます。今流行りの日本酒女子会はこれで参加したいと思います。

最後は、美味しすぎて思わず持ち帰ってしまった日本酒「あわ咲き」。

こちらは発泡酒となっており、日本酒を炭酸水で割ったような硬い炭酸ではなく、製造過程で出来上がった泡が含まれているのでとても柔らかく、そして果実酒のようなフルーティーさが特徴的。デザート感覚で楽しめる、一番オススメの日本酒です。

 

何より白っぽい色が可愛くないですか?女子っぽいですよね。そして何より日本食にぴったり。インスタ映えも狙えます。ああ、美味しかった!

支払いは最先端!キャッシュレスでスイスイ

実はこのツアーの一番すごいところが、福袋の支払いがキャッシュレスであるということ。

今このキャッスレス支払い観光を、じわじわ進めているところだそうです。キャッシュレスって、超便利なんですよね…。一回一回お金や小銭を出さなくて良いし、スマート感がお気に入り。ちなみに私はiPhone7のApple Payのヘビーユーザーです。

 

メールで送られてきたURLをクリックすると、こちらの画面が開きます。すでに10,000円チャージがされているので、あとは2,000円コースと3,000円コースの福袋ごとに、金額をクリック。

チャージして利用するを押すと、スタンプシートが出てきます。

会計で携帯を見せてスタンプを押してもらうだけ。

専用のスタンプをスマートフォンの画面に触れてもらいます。

こんな可愛いスタンプが押せたら、決済終了です。

ポケットに入っているスマホを見せるだけで決済が完了。必要なのは持ち運び充電器だけですね。スマートすぎる。

ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

RELATED

関連記事