-その地名は初めて聞きましたね。留学先ではスペイン語をどのように習得されたのですが?
↑すっごい優しいウゴ先生。町の人気者。はじめは読むだけで終わってしまっていたスペイン語レッスンも私に合わせてたくさん会話をしてくれるように。
とにかく家族と喋りました。あと学校が周りにない田舎だったので、家族に先生を紹介してもらいました。
でもその方が小学校の先生で外国人向けではなかったんです。 もちろん外国人がいない町を選んだのだから当たり前ですが…(笑)。
絵本をローマ字読みできると褒めてくれました(笑)。
↑エルサウセに着いた時はお祭りで、毎日毎日何時間も踊らされました(笑)。
そこでは読みと会話の練習だと思い、文法を家で勉強して先生に分からないことがあれば次の授業のときに聞くようにしました。とはいえ、なかなか勉強は進みませんでした(笑)。
なので、座学は日本でやればいい!と思い、とにかく家族と会話をして新しくできた友達とたくさん遊んで、スペイン語に慣れるようにしました。
帰国の飛行機で試しに教科書を開いたら、ほとんど分かるようになっていました。
語学の勉強はドラクエの呪文集め
↑ニカラグアのホストファミリーのおばあちゃん。一緒に3時間バスに揺られて首都マナグアに向かっているところ。「お尻痛くない?」と聞いたら「全然!いつも乗ってるから!」。たくましい!
留学当初、トイレに行きたくて言葉が通じないので絵を書いてたところ、「バニョ!(トイレ)!」って言葉が返ってきました。その会話の中で「アキ(ここ)」「アヤ(あっち)」の3つの言葉をゲットできました。
3歳の時、通っていた英語教室で「メーアイカミン?ノックノック」と先生に言うと「シュア!」と言ってドアを開けてくれた。当時はその言葉の意味が分からなくて、「開けゴマ!」のような呪文のように捉えていました。
その呪文集めが楽しかったのを今でも覚えています。
↑ニカラグアをはじめ中南米にはかわいい壁がいっぱい! (壁写真集めてます。https://www.instagram.com/kojimasatoko/ )
その後中学校の英語でその言葉が“May I come in?“であることを知り、「この文は4つの単語から出来ていたんだ!」と驚きました。
まずは冒険しながら言葉を集める。ドラクエの呪文集めのように言葉を覚えていき、それを強めるために教科書があると思っています。
そのあとに、単語や文法を学ぶとより一層理解が深まるので、この勉強法はオススメですよ!
最後に
↑ニカラグア、中南米サイコー!!
-次に習得したい言語はありますか
あります!韓国語とビンディー語を勉強したいです。あとはイタリア語とポルトガル語と…(笑)。
韓国語は、留学中キューバに旅行した時に韓国の人がすごく多くて、みんなの会話を聞きながら呪文集めをするのがとても楽しかったんです!文法も日本語と似ているとのことだし「これいけるんじゃないかな」と思いました。
2ヶ国語目を学んだ時よりコツをつかんでいるのか、3ヶ国語目の時の方が習得が早い気がするので、もうこうなったら4ヶ国語も5ヶ国語も変わらないと思ってます!
<編集後記>
コジマさんの尽きることない探究心。お話を聞いていて、誠心誠意ハツラツと全力で答えてくださる姿がとても印象的でした。
次にコジマさんが訪れる国はどこになるのでしょうか?これからの活躍も併せて、益々期待です!