TABIPPO社員
小井詰 さちよ 社員 / デザイナー

HOLA!チリ育ちの日本人、トリリンガルです。TABIPPOで雑貨や書籍の企画や制作、全体のクリエイティブを担当するデザイナー。言葉やデザインで旅の良さを広げたい。リモートワークを駆使しながらフルタイムで働く2児の母。旅も仕事も自分のことも、自由で欲張りに、好きなことをして生きてます。

マナーハウスで映画の世界を疑似体験


首都リーガから1時間半ほど離れた場所にあるアブグンステ・マナーハウス。マナーハウスとは、荘園の領主であった貴族の館を宿泊施設として改装した建物です。

ここではオーナーのアスナーデさんが館を案内してくれました。



夫婦で経営されており、ここには4人の子供と7匹の猫と共に住んでいます。240年前に建てられたこのマナーハウスは、オークションに出されており見事落札!

最初は廃墟同然だったのですが、現在は日常では味わえないほど豪華な内装になっています。玄関を開けた瞬間から映画の舞台セットのような世界観に引き込まれてしまうほど。


ここのシンボルは猫。60人の芸術家を招き、猫との幸せな暮らしを描いてもらったり銅像を立てたりしたため、施設のいたる所に猫の作品が飾られています。猫好きにはたまらないですね!


全部で13部屋と、90もの寝床があり実際に宿泊できるようにもなっています。

中世の時代にタイムスリップしたかのような体験ができるので一度は泊まってみたい!と思う人も多いはず。


大規模なイベントや、結婚式などで夏は予約がいっぱいになるのだそう。

マナーハウスは敷地内のどこにいても世界観に入り込むことができる空間でした。

アール・ヌーヴォー建築の迫力と繊細さに圧巻



新市街にあるアール・ヌーヴォー・エリアには、美しい造形の建物が並んでいます。

お花や植物などのモチーフや曲線を取り入れた装飾が多く、装飾感が強いのが特徴です。

「隣人よりも素晴らしい家を建てたい」と思う人が多く、お金を惜しまずに建てられた家が次々と並ぶこのエリアでは、アール・ヌーヴォー建築が多く見られます。

表にはお金をいくらでもかける反面、なかは質素な作りになっていることもあり、外観と内装ではだいぶギャップがあるんだとか。


様々な表情の彫刻は、光の当たり方まで計算され朝日や夕日によって表情が変わるともいわれています。

細部までこだわりが感じられる繊細な芸術を、ぜひアルベルタ通りでご覧になってみてくださいね。

伝統が詰まったハンドクラフトショップ


ラトビアはミトンが有名で、ミトンからも伝統を学ぶことができます。

ブラックヘッドハウスの近くにある民芸品店では、たくさんの伝統品を見てきました。


そこには様々な柄のミトンが並び、柄を見るとどこの出身かがわかるようになっているそうです。

自分の出身地の柄だけでなく嫁いだ先の柄と組み合わることもあったり、日本のお守りのように自分に必要な神様の柄を身につけることもあるのだとか。



完成デザインと編み図が掲載されたラトビアのミトンの本が日本語でもあるので、手芸好きの人は要チェック。どの柄も可愛くいくつも欲しくなっちゃいます。




「Hobbywool」という羊毛を扱っているお店では、キットが21ユーロで販売されており、実際に自分でチャレンジしてみたい人はここでゲットしてみてください!


ほかにも最近注目されているカラフルな柄がプリントされた靴下や、色んな色の毛糸玉もたくさん置いているので、ここでお土産を買うのもおすすめですよ。



「バルトゥ・ルアタス」というジュエリーショップでは、ラトビアならではのアクセサリーが購入可能。

ラトビア人がアイデンティティとしてつけているものや、神様の印が刻まれていて毎日を守ってくれるデザインが施されているなど、おしゃれなものが数多くありました。



「ピエネネ」というお店は、たんぽぽの意味をもつセレクトショップ。

ハーブやドライフルーツ、羊毛を使った洋服、お酒などラトビアのものを数多く取り扱われており、どれも可愛く選ぶのに迷ってしまうほど。

旧市街にあり散策のついでに寄れるのでぜひ行ってみてください。

ラトビア食文化が根付く市場とマーケット


歴史的建造物や、文化を感じるハンドクラフトなどラトビアの魅力をお伝えしてきましたが、もうひとつ欠かせないのは「食」!

おいしい食べ物からもラトビアの文化を感じてきました。

「リーガ中央市場」はヨーロッパ最大の市場とバザールがあり、20世紀を代表する建造物のひとつ。

ユネスコ世界遺産に登録されている、ラトビアに来たら行っておきたい場所。72,300平方メートルの広さもあり3,000以上の屋台が並んでいる、地元民も行く市場です。




ここでは生肉や魚介、野菜にチーズなど食卓に並ぶ食材がずらりと並んでいます。

日本にはない食材があるので見ているだけでも楽しく、味見をしてから購入できる商品もあるので、いくつか試してみてから買うのがおすすめです。


ここは、国の文化財になっている「アゲンスカルナ・マーケット」。


2018年に改修され、2022年5月に再オープンしたためとても綺麗な場所でした。1階に野菜やフルーツ、民芸品なども並んでおり2階は食事ができるスペースになっています。


買い物をしたあとに休憩するのにちょうど良かったです。個人的なおすすめは、2階の角にひっそりあるキャンドルショップ。

色とりどりで色んな形のキャンドルが並びついついたくさん買いたくなるお店でした。


そしてラトビアの美味しいものを味わいたい!と思ったら訪れて欲しいのが、伝統的な農家さんや職人さんが出店をしている「カルンチエマ・クォーター・マーケット」。


毎週土曜日の10:00〜16:00に開催されており、ラトビアの農産物や芸術品、工芸品などがそろっていて地元民にも大人気。



ライ麦パンや蜂蜜にピクルス、お惣菜パンなどその場で食べられるものもあり、お腹をすかせていくのがおすすめです。

私はお土産に琥珀のピアスと野菜のソースを購入しました。

生活に根付く食文化は、その地域のことをよりを感じられるもの。食事を楽しみながら感じる文化は旅の醍醐味ですよね。

知れば知るほど深まるラトビアへ


ラトビアは世界遺産にも登録されるような歴史的な建築物が多く、独自の文化や芸術が根付いている国。

知れば知るほど、奥が深くまた訪れたいと思う魅力が詰まっています。

この旅でハンドメイドとカルチャーに触れ、中世の美しい街並みや伝統工芸、手仕事の奥深さに魅了されました。

photo by Finnair
photo by Finnair
今回の旅はフィンランド航空を利用し、フィンランドでトランジットをしてラトビアへ。

ヘルシンキ空港にはフィンランド航空のラウンジもあり、食事をとったりリラックスしたりとフライト前にゆっくりと時間を過ごすことができました。

ちなみにフィンランド航空は世界で6番目に古い歴史ある航空会社で、今年で100周年を迎えました!

航空機にはムーミンとフレーロンがハグしたイラストが描かれるなどお祝いムードに。

photo by Finnair
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全客室はが北欧デザインで統一され、これまで以上に機内を快適に過ごせるようになりました。

ビジネスクラスは「すでにリクライニングしている座席」というゆったりしたシートや充実したサービスが。

新登場したプレミアムエコノミーには、広いシートや豊富なアメニティ、選べる食事サービスがあります。

もちろんエコノミークラスもアップデートされ、機内サービスも一新されました。


みなさんもぜひ、フィンランド航空で快適な空の旅を過ごしてみてはいかがでしょうか。そして、ぜひラトビアで日本では味わえない世界を体験してきてください!

Photos by Sachiyo

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