ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター|フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤めながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。トラベルライターとして寄稿した記事は2,000記事以上。 山岳雑誌『山と渓谷』掲載多数、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「Yahoo!ニュース ベストエキスパート2024」地域クリエイター部門グランプリ。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

こんにちは!最近、興味関心の幅が広がっているトラベルライターの土庄です。

おこもりステイやワーケーションといった言葉の流行からもわかるように、宿泊は旅行のための「手段」ではなく「目的」になりつつある昨今。

洗練されたインテリアやアメニティ、デザイン性の高い空間、付加価値の高いサービスを提供する「ライフスタイルホテル」が話題になっています。

今回は、今トレンドの「ライフスタイルホテル」の魅力をお伝えしたいと思います。

ライフスタイルホテルってどんなホテル?


従来のビジネスホテルやシティホテルなどの宿泊特化施設とは大きく異なる「ライフスタイルホテル」。

高いデザイン性やユニークな旅行体験、宿泊者個別のニーズに対応する付帯サービスといった、宿泊以外の付加価値を持っていることが特徴です。


旅行と暮らしを分けて考えるのではなく、日々の暮らしのルーティンを旅行中にも行ったり、新たに「暮らしに取り入れてみたいな」という発見があったりと、旅行と暮らしの相互作用を生む趣向が凝らされています。

ライフスタイルホテルでの過ごし方

それでは、ライフスタイルホテルならではの滞在スタイルをご紹介していきましょう。

旅行のために泊まるというスタンスから、泊まるために旅行をするというスタンスに変わることで、ホテルの楽しみ方が大きく変わってきますね。

空間を味わう


何と言ってもライフスタイルホテルの第一の魅力が、デザイン性の高い空間でしょう。

非日常でありながら、日常から大きく離れているわけではない。ラグジュアリーな雰囲気を持ち合わせつつも、カジュアルで心地よい。「ライフスタイルホテル」で演出される空間は、”絶妙な抜け感”を備えています。


趣向を凝らしたお部屋やラウンジスペース。好きなときに、好きな空間で、好きなように過ごす。施設内で楽しむことに特化しているホテルです。

写真撮影を楽しむ


ホテルの随所にこだわりが感じられる「ライフスタイルホテル」。まるで宝探しをしているかのように、いろいろな気づきがあります。「写真を撮りたい!」と思うシーンも多々。


ホテルによっては独自の世界観を表現しているところも。特に、地方のライフスタイルホテルになるほど、ラグジュアリーなお部屋に”その地域らしさ”が落とし込まれている印象を受けます。

その土地らしさを現代風に再構築しているという点でも、ライフスタイルホテルは要注目です。

インテリア・貸出し品に目を向ける


ホテルを選ぶ際、「アメニティが充実しているか?」という観点を気にする人も多いと思いますが、ライフスタイルホテルはアメニティだけでなく、インテリアや貸出し品までこだわっているホテルも多いもの。


たとえば、BALMUDAのポッドやトースター、デザイン性の高いソファーやクッション、こだわりのドリップコーヒーやコーヒーカップなど。レンタサイクルの自転車にはTokyobikeを採用しているホテルをよく見かけます。

洗練されたアイテムをふんだんに取り入れることで、旅行先で過ごす時間のクオリティを高める配慮がなされていると言えるでしょう。

カフェやバーラウンジ利用


ホテル内でいかに楽しむか?という点を大事にしている「ライフスタイルホテル」では、カフェやバーラウンジを備えていることも。それらの施設を無料で利用できる、オールインクルーシブのホテルもあります。


もちろんお部屋で過ごす時間も満喫するのですが、少しカフェやバーラウンジに出てきて、パートナーや友人と開放的な空間で団欒するのも楽しいものです。

また、チェックイン/チェックアウトのスキマ時間を有効活用できるのも利点です。

生活のリズムを整える


ライフスタイルホテルの中には、ジムやスパを併設していたり、心身を整えるヨガの体験プログラムが用意されていたりするホテルがあります。

旅行にも暮らしにも重要な、健康をサポートする配慮がなされているのがうれしいですね。


普段忙しくてなかなか時間が取れなくても、旅行先であれば「健康的なアクティビティをやってみよう!」と思える方もいるのではないでしょうか。

休日を使って生活のリズムを整えることで、また次の1週間、気持ちを切り替えて仕事に取り組めるはず!

ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター|フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤めながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。トラベルライターとして寄稿した記事は2,000記事以上。 山岳雑誌『山と渓谷』掲載多数、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「Yahoo!ニュース ベストエキスパート2024」地域クリエイター部門グランプリ。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

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