編集部

1998年、富山県生まれ。富山中部高校卒業、現在は法政大学の4年生。上京して2年間TABIPPO学生支部活動を経験した後、2020年7月から現編集部でインターン中。写真と企画が好き。隙あれば国内旅、大学生活で47都道府県を制覇。訪問国数は14カ国、次に行く海外はハワイと決めている。

こんにちは。TABIPPO編集部のあかね(@__qkn21)です。

肌寒い日が続く中、やっと緊急事態宣言も明け、行動制限も少しずつ緩和されてきた2021年の秋。紅葉も見頃を迎え、これまでの外出自粛期間に我慢していたお出かけや、旅行をしたいと思う人も多いのではないでしょうか。

学生の方もこれまで旅行に行けなかった分、秋冬の旅行先を探していたりはしませんか?

photo by Hayato
現在、山梨県では、『MaaS』の仕組みを取り入れながら山梨の観光を楽しむことができる「シンゲンランド」というイベントを期間限定で開催しています。甲府盆地のメジャーな場所から少しマイナーな穴場まで、くまなく散策することができます。

実は今回そのイベントに、山梨に住んでいる学生さんと一緒に参加してきました。この記事では、学生が『観光MaaS』を利用して甲府盆地全体を散策する様子や、実際に観光して改めて気付いた山梨の魅力をお伝えします。

秋のお出かけに参考になれば嬉しいです!

甲府盆地がテーマパーク化!?シンゲンランドとは

photo by Hayato
山梨県で開催されている、11月の土・日・祝日限定の観光企画、シンゲンランド。『観光型MaaS(Mobility as a Service)』を利用して、山梨の観光地を効率的にまわることができるイベントです。

MaaSというのは、様々な交通手段を組み合わせたシームレスな移動サービスの概念のこと。スマートフォンのアプリなどを通して、旅行者が旅行中に行動を決定する際の背中を押してくれるため、誰でも簡単に効率の良い移動をすることができます。

WEB上のランドマップには厳選された秋の観光スポットがたくさん掲載されている

今回の『やまなし観光MaaS』はそのシステムを活用しているので、WEB上にあるマップで「ここに行く」ボタンを押すと、リアルタイムでルートを案内してくれるのが特徴です。

複数の臨時運行バスとAI乗合タクシー、そして最新のIT技術を駆使しているので、マイカーがなくても山梨観光が自由に楽しめるように工夫されています。

ランドマップ全体を楽しむことのできるバス1日乗車券「シンゲンパス」は1日2,000円で、どこでもアクセスし放題

実際に『やまなし観光MaaS』を使って甲府の街を巡ってみた

今回、都内に住む大学生6名が実際に観光MaaSを利用して山梨を観光してきました!


観光MaaSのアプリ内には『ボンチdeビンゴ』というゲームがあり、今回はそれを利用して観光することに。シンゲンランドが開催される甲府盆地を舞台に、数々のミッションにチャレンジするフィールドゲームです。

ビンゴに書いてある行き先に訪れた写真をWEB上にアップロードしビンゴに登録することで、自分の手元にあるビンゴを思い出の写真で埋めていきます。

07:00 都内の家を出発

photo by Akane
出発の日の朝は少し早起きをして、都内から山梨へ。新宿発の「特急あずさ号」に乗ると、甲府駅まで1時間半の速さで到着することができます。「都外へ行く」というと、なんとなく身構えてしまいますが、この移動時間の少なさだと“旅行”というより“お出かけ”に近い感覚で、気持ちが少し楽になりました。

甲府駅に到着して改札を出ると、そこにはたくさんの『シンゲンランド』スタッフの方の姿が。イベントが盛り上がってるのを実感して、さらにワクワクしてきます。

09:00 観光スタート

photo by Hayato
甲府駅に到着したものの、行き先はほぼ決まっていない私たち。ゆるゆると向かった総合案内所で『シンゲンパス』を購入します。

「え、どこ行く?」「なにする〜?」「お腹空いたんだけど(笑)」行き先やまわる順番を事前に決めていなかったからこその、なんだか遠足の自由行動のような空気感。みんなでWEB上のランドマップを覗きこみ、ビンゴも参考にしながら目的地を決めていきます。

ランドマップの「ここへ行く」ボタンを押すと、そのまますぐ目的地への移動ルートが提示される手軽さは『観光MaaS』を利用する特権。毎回の検索の手間を省くことができるので本当に便利でした!

photo by Akane
そんな学生たちが巡った観光スポットを、今回は少しだけ紹介します。

山梨ならではの大自然「昇仙峡」で、心も身体もリラックス

photo by Akane

photo by Akane
甲府市の北部に位置する渓谷、御岳昇仙峡。国の特別名勝に指定されており、「日本一の渓谷美」とも呼ばれる観光名所です。秋は特に紅葉が見られるため、散策しているだけで美しい景色が広がります。

photo by Akane
仙娥滝とパノラマ台を繋ぐロープウェイは全長約1キロあり、甲府盆地全体の絶景を楽しみながら登ることができるのが特徴です。ロープウェイ山頂の浮富士広場・展望台は絶景ポイントとなっており、富士山や北岳、間ノ岳(あいのだけ)など、日本有数の山々も一望することができます。

「舞鶴城公園」で甲府の歴史を感じる

舞鶴城公園photo by Akane
甲府駅から徒歩約3分の位置にある舞鶴城公園。16世紀末に築城された甲府城跡の一部で、現在は公園として開放されています。 国の史跡にも登録されており、長い歴史を感じることができる場所です。

お城と聞いて通常イメージする天守閣はなく、現存するその天守台から甲府の街を360度見渡すことができます。

そのほか訪れた場所を紹介!

photo by Akane
甲府駅周辺にある『時の鐘』は、その名の通り街に時間を知らせる鐘として江戸時代に設置され、火災と再建を繰り返しながら200年以上使用されていたそうです。

現在の姿の『時の鐘』は、近くにあるボタンを押すと鐘を鳴らすことができます。

その鐘のほぼ隣にある『甲州夢小路』には、甲州ワインや地元の食材を使用した食事処、絹や和紙、天然石など山梨を代表するものがたくさん。さまざまなお店が集まっていて、江戸〜昭和の甲府を感じられる場所となっています。

甲州夢小路photo by Akane
甲州夢小路にあるお店のうち1つ『甲州ワイン蔵』では、山梨で造られたさまざまな種類のワインの試飲をすることができます。気に入ったワインがあれば購入もできるので、ワイン好きの方にオススメです!

『ボンチdeビンゴ』を使ってみて

photo by Akane
『ボンチdeビンゴ』のかわいいサイト内にはいくつかのミッションやそれに関する説明が書いてあり、事前に行き先を決めてこなかった人も簡単に観光の目的地を決めることができます。

自分の知らなかった行き先との出会いもあり、旅をしている途中に目的地が変わる楽しさもこのビンゴならではでした!

都内学生×山梨県学生のあたらしい観光プロジェクト

photo by Akane
実は今回の『シンゲンランド』は、観光MaaSを若者に体験してもらうために山梨学院大学の学生と私たち都内に住むTABIPPOの学生で考えた企画です。甲府には大学が多数あり、学生を含む若者が多いのも特徴のひとつ。

観光MaaSをより楽しむために『ボンチdeビンゴ』の企画がスタートし、その内容を学生たちで現地調査やミーティングを重ね、実際の観光コンテンツとして実現しました。

photo by Akane
今回の1泊2日の合宿は、イベント開催期間中により多くの若者に山梨に訪れ、魅力を体験し発信してもらうための実践的なモニターツアーとして開催しました。

モニターツアーでは実際に山梨を観光しただけでなく、どうしたらもっと『やまなし観光MaaS』を上手く利用できるか考えるワークを行いました。『シンゲンランド』の良い点・悪い点、その改善策なども学生同士で深く話し合い、今後の開催期間にも生かしていけるよう、やまなし観光MaaS推進協議会の方へ新たなアイディアの発表を行いました。

photo by Akane

参加者に感想を聞いてみた

『ボンチdeビンゴ』を作成した山梨学院大学の学生にインタビューしてみました。

山梨学院大学 上田

—山梨観光MaaSに関わってみての感想を教えてください!

今回山梨の観光Maasを利用したイベントの企画に携わってみて、山梨は実際に行ってみるととてもいいと思える場所がとても多いというのが第一印象でした。その反面、山梨の観光の大きな問題点である、観光地に行くための交通手段が限られてしまうという致命的な問題にとても共感出来ました。魅力が沢山あるので、その問題点を改善すればより観光客を呼び込めると確信できたし、もっと多くの人に良さを広めたい!という強い思いから、今回の企画は長い期間をかけ試行錯誤しました。

—今回、シンゲンランドに参加してみてどうでしたか?

実際に企画したイベントに参加してみて、ノンストレスで観光地をスムーズに回ることができ、新しい発見もあり、とても満足のいく企画を作り上げることができたのかなぁと思いました。今年は実験段階なので来年は今年に出た課題に真摯に向き合い、より良いものに出来るようにしていきたいです。私たちの考えた企画がきっかけとなりまた来年も行こうと思ってもらえたら幸いです。

山梨学院大学 柳澤

—山梨観光MaaSに関わってみての感想を教えてください!

僕自身、山梨県についてまだ知らない事が沢山あったので、今回のプロジェクトで山梨県の魅力を認知することができました。企画を考える上でも多くの人に魅力を伝えるためにどのように発信するか、どんなルートであれば伝えきれるかということを意識して作成しました。

—今回、シンゲンランドに参加してみてどうでしたか?

富士吉田方面にも劣らない甲府盆地の魅力が十分に満喫できるイベントだと思いました。各エリア事にそれぞれ観光ポイントがありそれらを1日で体験することができるシンゲンランドには、山梨県の観光を盛り上げる新しい観光コンテンツになれると思いました。シンゲンランドがあるから山梨に行こう!と思ってくれるように今後も活動していきたいです。


今回のモニターツアーに参加したTABIPPO学生にも感想を聞いてみました!

中村

山梨にどんなものがあるのかをほとんど知らずに行ったのですが、歴史ある街であることやご飯が美味しいことを知れて、また行きたくなりました。また、シンゲンパスを使うとどこでもバスで移動できるので、たくさんの場所を回れてよかったです!

上野

本当にびっくりするくらい事前準備なしで甲府へ飛び込んだのですが、効率よくいろんな観光地を周遊できたと思います。ハトバスのような安心感と、ツアーみたいに縛られない自由さが共生していました。

日本中でこのスタイルの旅ができるようになったらいいな〜!そしたら、旅に対してのハードルも低くなるし、全国各地の魅力を発見しやすくなる気がします!

まとめ


この『シンゲンランド』のイベントは11月の土・日曜日、祝日に開催しています。ぜひあなたも山梨の魅力を改めて体感しに『シンゲンランド』へ訪れてみてくださいね。

■『シンゲンランド』詳細情報
開催日程:
2021年11月3日(水)、6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)、 20日(土)、21日(日)、23日(火)、27日(土)、28日(日)運行情報:
・「シンゲンパス」及び「シンゲンパス+ワイナリー」で乗車可能なバスは、期間中毎日 運行いたします。
・「シンゲンパス+ワイナリー」で乗車可能なAI乗合タクシーは、期間中の土日のみ運行 いたします。
・「昇仙峡ライドPiiMO」(別途現地にて料金が必要)は、11月3日と期間中の雨天時を 除き、運行いたします。
・上記以外の交通機関については、各公式HP等でご確認ください。注意事項:
・新型コロナウイルス感染症等の影響により、開催期間中であっても、本実証事業が急遽中止となる可能性があります。その際の最新情報については当HP上にてお知らせする 予定です。
・また、サイトで案内する各観光施設・イベント等についてもそれぞれの判断で急遽中止となる可能性があります。最新情報については各公式HPをご確認ください。

シンゲンランド公式サイト

編集部

1998年、富山県生まれ。富山中部高校卒業、現在は法政大学の4年生。上京して2年間TABIPPO学生支部活動を経験した後、2020年7月から現編集部でインターン中。写真と企画が好き。隙あれば国内旅、大学生活で47都道府県を制覇。訪問国数は14カ国、次に行く海外はハワイと決めている。

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