私はクスコ〜マチュ・ピチュ村への移動を、トレッキングと列車で。マチュ・ピチュ村〜入口までをバスとトレッキングでそれぞれ体験してみました。
片道ずつでも足がガクガクしてしばらく筋肉痛に悩まされたのですが、体力とお財布、好みに合わせてプランを組んでみると良いでしょう。
ただし1点。マチュ・ピチュ村から入口までの行きの移動は、全力でバスを勧めることだけは記録しておきます。
観光に必要な時間ってどのくらい?
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マチュ・ピチュには入退場の時間が決められています。
また、ワイナピチュに登るチケットを予約している場合は、その登山時間も決められています。その後のスケジュールにもよりますが、帰りの列車時間が決まっている場合は注意が必要です。
入場してポイントを巡りつつ1周するには、少なくとも1時間半はかかります。
太陽の門という坂を上り続けて辿り着くポイントがあるのですが、午前中だと霧が濃くて景色が見渡せないなんてこともあるので、時間に余裕を持たせておきましょう。
遺跡が大好きな人は「1日あっても足りない!」とも聞きますし、標高の関係で体調が優れず登山が難しいなんてこともよくあるので、スケジュールに余裕を持たせておくと安心です。
絶景と自分を写真に残すために
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皆さんが写真や映像でよく見たことあるマチュピチュと言えば、ワイナピチュを背景に遺跡が広がる図だと思います。
もちろん世界中の人もそれは同じなようで、いかに美しく写真を撮るか、ポイントを見つけながらカメラを構えていました。
団体ツアーで訪問した場合であれば、添乗員さんや付帯のプロカメラマンがばっちり撮影してくれると思いますが、バックパッカーなど1人で訪問した際はそういう訳にはいきません。
日本人や一眼レフを持っている人に頼むと上手に撮影してくれるのですが、海外の人にお願いすると、思い通りのアングルで無いことが多いです。
そのため、そんな時に使える技として、まずは遺跡だけを撮影し、その写真を見せて、「このアングルで私をここへ入れて撮影してください!」とお願いすると、高確率で満足いく写真を撮影して貰えます。
なおマチュピチュ遺跡内は、マチュピチュ遺跡を守るためにカメラ三脚、金属性の杖の使用は禁止されているので注意しましょう。
楽しい思い出のためにも、高山病には要注意
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マチュピチュへ行く際には必ず訪問することになる、標高3,400メートルにもなるクスコの街では、高い標高が原因で、頭痛や吐き気、けだるさ等を伴う高山病を発症する場合があります。
事前に病院で、高山病の予防薬を処方してもらうことも出来るのですが、日本で普段歩くスピードよりも少し遅く歩き、適度に休憩をとることを意識しておきましょう。
また、ペルーでは高山病予防を目的にしたコカの葉っぱのお茶を飲まれています。
葉やお茶だけでなく飴も販売しているので、入国した後、スーパー等で手に入れておくと良いです。遺跡内への食べ物、ペットボトルの持込も禁止されているので、遺跡に向かう前に食べたり飲んだりしておきましょう。
まとめ
古代インカ帝国から今日まで続くこの絶景は、言うまでも無く美しく、凛々しいです。
筆者である私個人の意見ですが、観光には人それぞれ好みはあると思うのですが、どの世代、出身、育った文化や宗教に関係なく、世界中の人を魅了する1つがマチュ・ピチュだと感じました。
是非ともその目で確かめて欲しい、地球上の財産です。