ライター
SATOMI オーロラガイド/南米大好き

初めての海外はオーストラリアへの家族旅行。初めての場所や人、景色や文化に触れる刺激がたまらなく好き!地球上の絶景に自分の足で立つ事、それぞれの場所での人との出会いが日々の活力です。カナディアンロッキーと南米大好き。スペイン語勉強中。現在はオーロラガイドとしてカナダのユーコン準州在住。

こんにちは。カナダのユーコン準州でオーロラガイドをしているSATOMIです。

これまでに35か国以上に旅行や仕事で滞在しましたが、その中でも南米大陸は私のお気に入りの方面です。

特にペルーにある「マチュピチュ遺跡」は、その絶景で海外旅行先としてとても人気があります。良く雑誌で見る、晴れの日の遺跡入り口からの景色はもちろん美しいですが、それ以外にもマチュピチュの絶景はたくさんあります。

新型コロナウイルスの影響で、しばらく閉鎖を続けていたマチュピチュ遺跡。以前、日本人男性一人だけのために開放されたニュースが話題になりました。

また以前のように観光客が戻ってくることを願い、今回は晴れの日・雨の日、そして遺跡内のさまざまな場所から見える景色とマチュピチュ遺跡の目の前にそびえたつワイナピチュ山から見る絶景をまとめました。

その圧倒的な美しさを感じていただきたいと思います。

思わず立ち止まってしまう入り口

マチュピチュ遺跡入り口付近
マチュピチュ遺跡と聞くと、この景色を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

これは入り口から少し上がった場所で見える、マチュピチュ遺跡の顔ともいえる最初の絶景です。遺跡が一望できるこのスポットは、まず足を止めてゆっくりと目に焼き付けてたい景色。

小雨のマチュピチュ遺跡

マチュピチュ遺跡には1月と3月に訪れましたが、そのうち何度かは小雨が降りました。ただ若干雲がかかるマチュピチュも、ミステリアスな雰囲気が増して、より神秘的な雰囲気を醸し出していました。

2回のペルー訪問中に合計で3日間マチュピチュ遺跡に出掛けましたが、1日中雨が降り続くということはなく、1時間ほど小雨が降って後は日差しが暑いくらいでした。

見張り小屋からの景色
入り口からさらに上がった場所にあるのが見張り小屋。ここからも遺跡と後ろのワイナピチュ山と周りの山々がすべて見渡すことのできる最高の場所です。

そして、後ろのワイナピチュ山を眺めていると、上を向いている人間の横顔に見えてきたり…?

遺跡内には技術の高さが伺える絶景がたくさん

技術が詰まった建造物

居住区の一部
「太陽の神殿」から居住エリアに水が行き届くように計算されているので、遺跡内のいたる所で精巧に作られた水路を見ることができます。

急な斜面に合わせて作られた段々畑
マチュピチュ遺跡は15世紀にインカ帝国の皇帝によって造られたとされていますが、当時この土地に人間が築いたと考えると、その技術の高さに驚きと感動が止まりません。

市街地の入り口
積まれた石と石の間にはとんど隙間がありません。ここからは雄大なワイナピチュ山の姿を望むことができます。

美しく切り出された石
インカ石造技術の賜物である、美しく切り出された石の曲線が遺跡内の至る所で見ることができます。

可愛らしいリャマ達がお出迎え

遺跡内を自由に歩き回るリャマたち
遺跡内は人間だけではなく、リャマの場所でもあります。遺跡内を歩けば色々な場所で彼らとすれ違うことがあります。

カメラが気になるリャマ
長いまつげがしっかり見えるほど興味津々で近づいてくることもあります。

周囲に広がるアンデスの山々

遺跡の周りの山々
遺跡の周りに目を向ければ、そこにはアンデスの山々の絶景が広がっています。なぜこんな所に街を築いたのか?栄えた頃はどんな景色だったのか?どんな暮らしをしていたのか?などなど、色々なことに思わず想いを馳せてしまいます。

ワイナピチュ山から見る圧巻の景色

マチュピチュ遺跡の絶景を楽しめるのは遺跡内からだけではありません。

目の前にそびえたつワイナピチュ山に登れば、マチュピチュを眼下に見下ろすことができるのです。トレイルは所々足場が悪い箇所もありますが、行く価値はあります!

まずは登山口へ

ワイナピチュ山登山道のサイン
マチュピチュ遺跡を奥まで進むと、ワイナピチュ山に通じる登山道を示すサインが出てきます。

ワイナピチュ山への登山口
一日の登山者数が制限されているため、ここでハイカー達は入山記録のために時間と名前を伝えます。登山の予約の必要がある場合があるので、事前に確認するようにしましょう。

スリリングなトレイルが続く


基本的にハイキングトレイルは見て分かるほど整備されているので迷うことはありません。ただ場所によっては急な階段や足場がかなり悪く、ロープに掴まりながら歩いたりと、少しヒヤッとする箇所もあるので注意して歩きましょう!

マチュピチュを上から見下ろす絶景


片道約3.5km、約300mの標高差を1時間弱かけて登った場所には展望スペースがあります。ここから見るマチュピチュ遺跡は圧巻!アンデスの山々のスケールの大きさと、「天空都市」と呼ばれる理由が良くわかる気がします。


マチュピチュ村から遺跡へ向かうグネグネの山道と遺跡を一望することができるこの場所は、ずっといても飽きることのない最高のスポットです。

観光客の多くは村から出るシャトルバスで遺跡まで向かいますが、中にはこの山道を歩いていく人たちも。

ちなみに下り道は登りと一部違う道を通り、かなり狭い箇所があるので足元・頭上には要注意です。

一生に一度は見たい絶景、マチュピチュ遺跡!


ペルーは日本からは決して近い場所ではありませんが、その絶景は一生に一度見る価値があります。

私は2回ペルーに行き、マチュピチュ遺跡を訪れましたが、また長い時間をかけてもう一度あの景色を見に行きたいと思います。

All photos by SATOMI

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初めての海外はオーストラリアへの家族旅行。初めての場所や人、景色や文化に触れる刺激がたまらなく好き!地球上の絶景に自分の足で立つ事、それぞれの場所での人との出会いが日々の活力です。カナディアンロッキーと南米大好き。スペイン語勉強中。現在はオーロラガイドとしてカナダのユーコン準州在住。

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