ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

娘二人が産まれてからも、旅は引き続き人生の生きがい。格安航空券を見つけては、週末旅に出かける日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数34ヵ国。現在はワーホリ以来12年ぶりにドイツ滞在中。 インスタやブログでも旅情報を発信中。

マデイラ島で絶対にハズせない観光スポット3選

大自然の絶景からフンシャルの街歩き、ユニークな体験など、見どころの多いマデイラ島。その中でも、実際に行ってみてこれは絶対にハズせない!と思ったおすすめの観光スポットを紹介します。

ロープウェーから美しいフンシャルの街並みと海の絶景を眺める

photo by shutterstock

勾配のあるマデイラ島の中で、麓にある首都フンシャルと山頂にあるモンテというエリアを繋ぐのがこのロープウェー。山頂のモンテは小さなエリアなのですが、後述する植物園やトボガンという人気アトラクションがあるため、マデイラ島で必見のスポットとなっています。

また、フンシャルからモンテへの道は、かなり急勾配で道幅も狭いので、車で行くよりはこのロープウェーを使ってアクセスする方が便利です。15分かけてのんびり楽しむ道中では、真っ青な海と美しいフンシャルの街並みの絶景が見られ、感動しました!

■詳細情報
・名称:Funchal Cable Car
・住所:Av. do Mar e das Comunidades Madeirenses 32, 9060-190 Funchal
・地図:
・アクセス:空港より車で約20分、フンシャル中心地より徒歩10分
・営業時間:9:00~17:45
・電話番号:291 780 280
・料金:片道11ユーロ、往復16ユーロ
・所要時間:15分
・公式サイトURL:https://madeiracablecar.com/

山頂の上のボタニカルガーデンで、青い海と、日本庭園、トロピカルガーデンを見る

Photo by Yu

ロープウェーから降りてすぐのところに、「Monte Palace Madeira」という広大なボタニカルガーデンの入り口が見えます。中には、温暖な気候のマデイラ島でしか見られないカラフルな花々をはじめ、日本庭園や、アズレージョの装飾など見どころたくさん。

日本庭園は鳥居や鯉のいる池、仏像などと、トロピカルな木々がうまく調和され、オリエンタルな雰囲気満載。山頂にあるため、至る所から海と庭園の絶景が眺められました。

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また、敷地内には数多くの美しいアズレージョ(ポルトガルの装飾タイル)が見られます。これらは宮殿や教会、古い邸宅など、国内のさまざまな場所から集められたもので、ポルトガル国内で二番目の規模を誇る貴重なコレクションなんだとか。時間に余裕のある方にはぜひ半日かけてのんびり散策してほしい、素敵な植物園でした。

■詳細情報
・名称:Monte Palace Madeira
・住所:
・地図:
・アクセス:ロープウェー降り場からすぐ
・営業時間:9:30~18:00
・定休日:12月25日
・電話番号:291 780 800
・料金:大人一人12.50ユーロ、15歳以下は無料
・公式サイトURL:https://montepalacemadeira.com/desktop/

マデイラ名物のそり「トボガン」で坂道を爽快に滑り降りる

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トボガンとは、マデイラ島名物の木製のそりのこと。2~3人乗りの籠に座ったら、伝統衣装に身を包んだ男性2人がコントロールしながら、全長2キロの坂道を一気に滑り降ります。

現在は観光客用の人気アトラクションとなっていますが、元は起伏の激しいマデイラ島の伝統的交通手段だったんだとか。はじまりは1850年と歴史があります。

Photo by Yu

上記のボタニカルガーデンから徒歩3分ほどのところに乗り場があります。住宅街の狭い道や急カーブを高速で滑り降り、スリル満点!私たち家族は、3人乗りのトボガンに娘たち(3歳児・1歳児)を膝にのせて乗りましたが、安全かつ娘たちも大はしゃぎで良い思い出になりました。

注意してほしいのが、到着地はフンシャル市内からは遠いこと。そのため、到着地点にはたくさんのタクシーが並んでいます。高額な運賃を請求されることもあるようなので、乗車前に必ず値段交渉をしてくださいね。

 

タクシーの運転手さんたちは、口々に「歩くには遠すぎて行けない。車でなきゃ無理だ」と客引きをしてきますが、私たちは乳幼児連れのゆっくりペースで歩いても40分ほどでフンシャル市内に着きました。大人だけなら20分前後で着くのではないかと思います。

途中には豪邸が立ち並んでいるので、家々を眺めながら歩くのも楽しかったです。急な下り坂が続くので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。

■詳細情報
・名称:Associação dos Carreiros do Monte
・住所:Caminho do Monte, Entrada 151, Porta 4, 9050-288 Funchal
・地図:
・アクセス:ロープウェー降り場から、徒歩で約5分
・営業時間:9:00~18:00
・定休日:日曜日
・電話番号:291 783 919
・料金:一人25ユーロ、二人で30ユーロ、三人で45ユーロ(5歳以下は無料)
・所要時間:10~15分
・公式サイトURL:https://www.carreirosdomonte.com/v2/en/prices.php

マデイラ島は、美味しいグルメとユニークな体験の宝庫

まだあまり日本ではメジャーではない旅先であるマデイラ島ですが、その実態は美味しいローカルフードの数々と絶景、ユニークな体験の宝庫でした。

また、とても治安もよく島の人々はフレンドリー、ショッピングやアウトドアも楽しめるけれど、のんびりゆったりとした時の流れも感じられる、とても素敵な島。この記事を参考に、次の旅先の候補に入れてもらえたら嬉しいです!

ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

娘二人が産まれてからも、旅は引き続き人生の生きがい。格安航空券を見つけては、週末旅に出かける日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数34ヵ国。現在はワーホリ以来12年ぶりにドイツ滞在中。 インスタやブログでも旅情報を発信中。

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