どうも、ワクワクに素直に夫婦で世界一周中のteriyakiです。
世界的にも有名なスイスの名峰マッターホルン。今回はそんなマッターホルンを眺めるのにベストな場所と乗るべき登山列車を、僕らの夢が叶った体験談と一緒にご紹介します。
夫婦で100のリスト「マッターホルンを眺めながらコーヒー」
photo by teriyaki
夫婦で世界一周中の僕。最大限に世界一周を楽しむために、夫婦で100のリストを作って旅をしています。
夫婦の夢が叶う!僕らは「100のリスト」を作って世界一周の旅に出た
そんな僕たちのスイスに関するリストは「マッターホルンを眺めながらコーヒーを飲む」というもの。
テレビか雑誌でそんな光景を目にしたのでしょう。なんともよくありがちな夢です。そして「山を眺めるだけであって、トレッキングは絶対にしない。コーヒー飲んでゆっくりするんだ」という夫婦の決意が滲み出るこの項目。
スイスは物価の高い国ということもあり、世界一周者には避けられがちな国ですが、この時なんと、妻の家族が合流するという嬉しい事態に。これは夢を叶えないわけにはいきません。
なんて他力本願な夫婦なんでしょう。
マッターホルンとは?
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という訳で、夫婦で夢を叶えるというよりも夢を叶えてもらうためにスイスへ。ただ、雑誌かテレビの情報を鵜呑みにしたのでいまいち「マッターホルン」のことをよくわかっていない僕。
「すごい山」くらいの認識しかありませんでしたが、改めて調べてみると凄い山でしたのでここで基本情報をまとめておきます。
基本情報とトリビアを少し
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まずはマッターホルンの基本情報から。マッターホルンは「アルプス山脈」に属する山の1つで、スイスとイタリアの国境にまたがる標高4,478mの名峰です。
その名は牧草地を表す「matt」と山頂を表す「horn」に由来しているといわれています。連山が続くアルプス山脈の中でも珍しい独立峰で、かつては多くの登山家を恐れさせたとのこと。その鋭角にそびえる山の姿は世界的に人気が高く、多くの観光客や登山家がマッターホルンに訪れます。
マッターホルンを眺めるには?場所と行き方徹底解説
今回は登山をする気一切なしですので、「眺める」ということに主眼を置いて話を進めます。
マッターホルンはどこにある?
まずマッターホルンの詳しい場所はこちらです。
上でも書いた通り、スイスの南側イタリアとの国境に接する場所にありスイスからもイタリアからもアクセスが可能です。今回僕はスイス側からマッターホルンを眺めましたので、スイス側からのアプローチの仕方を説明します。
目指すは「ツェルマット」という街
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スイス側でマッターホルンを眺めるのにもっとも最適な街が「ツェルマット」と呼ばれる街。この街からならほぼどこからでもマッターホルンを眺めることが可能です。
日本から行く場合は直行便のあるチューリッヒを目指し、そこから列車でツェルマットへ向かうのがいいでしょう。
スイスは国鉄が発達しており、ツェルマットへも列車での移動も簡単です。一見すると遠く見えるチューリッヒーツェルマット間でも、所要時間は約3時間半。
途中乗り換えの必要がありますが、列車内はとても快適で、窓から見えるアルプス山脈をはじめとする自然景観はとても綺麗で、飽きることがありません。
スイストラベルパスが便利
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上記のように、スイス国内を列車で移動する際におすすめしたいのがスイストラベルパス。
スイス国内の主な鉄道、湖船、バスのネットワーク(通用路線地図で実線で表示)を、通用期間内であれば何回でも乗り放題でご利用いただけるパスです。期間は連続する3日、4日、8日、15日の4種類。切符を毎回購入する手間がなく、乗れば乗るほどお得になるので行動的な旅行者向き。人気の絶景ルートを含むほとんどの路線で使用できます。引用元:スイス政府観光局HP
僕が利用した3日間乗り放題のパスの値段は、2等車で225CHF(約25,000円)でした。
このチケットがあれば、いちいち切符を買う手間も省け、後ほど紹介する登山列車も半額になりますのでツェルマットを訪れる際はパスを購入してから向かいましょう。パスはネットでの購入が便利。主要駅での窓口購入も可能です。
夢は、他力本願であっという間に叶った
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いよいよその時がやってきました。ツェルマットに着いて駅から出た瞬間、名峰マッターホルンがお目見えです。すぐにでも豆とミルを取り出してコーヒータイムと行きたいところですが、さすがに駅前の道でのコーヒーははばかられます。
とりあえず一度宿へ向かいましょう。
宿に着いたらすぐに実現した
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というわけで、宿に到着。普段は安宿ばかりの僕たち夫婦ですが、この時は妻の家族に便乗させていただき少しお高めの宿に宿泊です。なんとありがたい。ベランダまで付いているじゃないか!
興奮してベランダへ出てみると、なんと名峰マッターホルンを望む絶景の眺めが!
しかもこの宿、部屋にコーヒーメーカーが付いてるという奇跡。早速コーヒーを入れて、僕たち夫婦の野望は入室から5分でまさかの達成です。
マッターホルンを眺めながらコーヒーの注意点
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冬のスイスのベランダは驚くほど寒く、コーヒーはものの3分で冷めてしまいます。暖かい格好と少量のコーヒーで夢を叶えることがポイントです。
バックパッカーも安心、ツェルマットには安宿やカフェも
僕たちは今回おかげさまで良い宿に宿泊できましたが、探してみるとツェルマットにもドミトリー完備の安宿があるようです。
ドミで1泊30〜50ドルと少しお高めですが、それだけ出してもマッターホルンを観に行く価値はあると思いますので、ぜひ安めにマッターホルンを見に行きたいという方はドミトリーを利用してツェルマットに訪れてみてくださいね。