ライター
KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は8年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

こんにちは、ロンドン在住ライター・KANAです。

ヨーロッパのラベンダー畑と聞くと、南フランスをイメージされる方も多いかと思いますが、実はロンドン市内からも気軽に一面紫の景観を楽しめるラベンダー畑があるんです。

今回はそんな、南フランスにも引けを取らない癒しスポット「メイフィールドラベンダー畑(Mayfield Lavendar Farm)」をご紹介していきます。(残念ながら2020年の営業はすでに終了しているため、来年訪れたいスポットの参考にしてご覧ください。)

メイフィールドラベンダー畑はどこにある?


メイフィールドラベンダー畑は、ロンドン郊外のサリー州バンステッドに位置します。白亜質の土壌と穏やかな気候のため、ラベンダーの栽培に最適といわれているこのエリア。

ロンドン市内から約1時間半と、日帰りでアクセスができる距離にも関わらず、まるで夏休みに田舎に帰省をしているような、のんびりとした雰囲気が漂う心落ち着くエリアです。


入場門に一歩足を踏み入れると、そこには見渡す限りの鮮やかに色づくラベンダー。広大なフィールドにびっしりと咲き誇るラベンダーは、まるで紫の絨毯のようで、思わず息を飲むほどの美しさです。


メイフィールドラベンダー畑は昔ながらの方法でラベンダーを育てており、咲いているこれらすべてがオーガニック。

ラバンデュラアンガスティフォリア(イングリッシュラベンダー)の2つの品種、フォルゲートとメイレット。そして、ハイブリット植物であるグロッソラベンダーの全3種類の品種のラベンダーを育てています。

フォルゲートとメイレットはイングリッシュラベンダーの最高品質の品種の2つと言われており、細い葉と短い茎、虹色の青色と、ほんのりと甘い化粧品のような香りが特徴。


グロッソラベンダーは、葉が大きく、茎が長く、茎には3つの花頭があることで、より多くの油が生産されます。グラッソラベンダーから生産されるオイルはラバンディンと呼ばれ、よりフローラルな甘さとすっきりとした清々しさのある香りが特徴です。


例年ラベンダーの見ごろと言われているのが7月~9月。ラベンダーは他のお花と比べて開花時期が長いので、短いイギリスの夏の間、ずっと楽しむことができます。

その年によって開花状況が異なるので、公式サイトでリアルタイムの開花状況をチェックしてから行くのがおすすめです。

■詳細情報
・名称:Mayfield Lavender Farm
・住所:1 Carshalton Rd, Banstead SM7 3JA
・地図:
・アクセス:バス停Oaks Park駅より徒歩1分
・営業時間:9時〜17時
・定休日:不定休(公式サイトにて要確認)
・電話番号:+447503877707
・料金:大人4ポンド(約550円)16歳以下は無料
・所要時間:1時間〜
・オススメの時期:7月中旬〜9月上旬
・公式サイトURL:https://www.mayfieldlavender.com

一面紫!ラベンダーに囲まれてフォトジェニック


ラベンダー畑では写真を楽しむ人がたくさん。メイフィールドラベンダー畑には、 ロンドンのランドマークにもなっている赤い電話ボックスも設置されています。


電話ボックスのドアは開かず、中には電話もないのですが、写真スポットとして大人気です。赤色の電話ボックスは一面紫のラベンダー畑にとてもよく映えます。


観光客や地元の人がたくさんいますが、広大な敷地のおかげで人混みの印象はなく、ゆっくりと心ゆくまで写真撮影を楽しむことができるのも嬉しいポイント。

皆さんも一面紫のラベンダーに囲まれて、フォトジェニックな写真をたくさん撮って楽しみましょう。


写真は自由に撮り放題ですが、畑に咲いているラベンダー摘みやピクニックは禁止されているのでご注意を。ラベンダーを手に持った写真を撮りたい方は、お土産ショップでラベンダーの花束を購入することもできます。

入園したらまずはお土産ショップに足を運んでみるのもおすすめです。

ラベンダーフードを楽しもう


園内にはお土産ショップも併設されており、ここでしか買うことのできないオリジナルグッズの販売もしています。


ラベンダーの香るチョコレートやジャム、紅茶など、種類豊富な商品がたくさん。まとめて買うことで少し安くなるお得な商品が多いので、ばら撒き用のお土産を探している方にもぴったりです。

お友達や家族とシェアして購入してもいいですよね。


また、ラベンダーの優しく爽やかな香りの香水やディフューザー、石鹸なども人気。


自宅に帰ってからもラベンダー畑を思い出すことができるので、自分用の土産にももってこいです。


お土産ショップの隣に併設されているカフェでは、ここでしか味わえないラベンダーを使ったスイーツやティーも楽しめます。ほのかに香るラベンダーが癖になること間違いなし。


スコーンやカップケーキ、紅茶などいかにもイギリスらしい食事を始め、サンドウィッチやマフィン、クロワッサンなどなど、種類豊富で選びきれないほど。

ラベンダー畑を眺めながら、ラベンダーの味わいを堪能することができる、まさにラベンダー尽くしのひとときです。

ロンドンからもらくらく!


ロンドン市内からメイフィールドラベンダー畑までは、電車とバスで約1時間半。日帰りで気軽に遊びにいけるアクセスのよさも人気の理由の1つです。


まずはロンドンの主要ターミナルの1つである「ロンドンブリッジ駅(London bridge)」から「イーストクロイドン駅(East Croydon)」まで向かいます。


イーストクロイドンの駅から徒歩3分、KHのバス停「パークストリート駅(Park street)」から166番のバスで「オークスパーク駅(Oaks Park)」まで向かいます。


ラベンダー畑の目の前のバス停なので、バスを降りてからも迷うことなく向かうことができて安心。

そして何より、バス停を降りた瞬間に香るラベンダーの香りに、入園する前からワクワクすること間違いなしです。

ラベンダーの香りに包まれて


ロンドンの夏は暑すぎず、爽やかな風を感じることのできるお出かけにぴったりな気候。夏が短いと言われているロンドンだからこそ、たくさん写真を撮って思い出を残しておきたいところですよね。

ロンドン市内とはまた違う穏やかな雰囲気、ラベンダーの香りと景色に癒されてみてはいかがでしょうか。ぜひみなさんも来年はロンドンで爽やかな夏を満喫してみてください。

All photos by kana Kawahata

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KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は8年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

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