「文化や芸術の街」「コーヒー文化の中心地」といえば……そう、メルボルン。
多国籍な人々が集まり、街角ではストリートアートに出会え、歴史ある建物とモダンなカフェが共存する魅力いっぱいの都市です。
今回は、私がワーキングホリデー中に実際に巡った“1日でメルボルンを満喫できる旅プラン”をご紹介します。
朝のスタートは早めに!オーストラリアでは「早起き」が鉄則。カフェやお店は朝早くオープンし、午後には閉まってしまうところも多いんです。朝が苦手な私も、何度か「気づけば行きたい店が閉まっていた」という失敗をしました(笑)
でも、これもオーストラリアならではの文化。
「働きすぎない」「家族や友人との時間を大切にする」というワークライフバランスが根付いているからこそなんです。
見出し
7:00|Code Black Coffee Spencer Street
サザンクロス駅の目の前にある、コーヒーラバーが集う人気カフェ。黒を基調としたシックな店内は、落ち着きがあり、朝のひとときを過ごすのにぴったり。
ここでは、全国大会「National Champion Cup」に使われる豆を使ったドリップコーヒーを堪能できます。
私は「コロンビア ピンクブルボン ノンカフェイン」と「ラスフローレンス ジャバ」をエスプレッソで。「エスプレッソ=苦い」というイメージを覆す、驚くほど飲みやすい一杯でした。
コーヒーが苦手な方はミルクと合わせた、ラテ、カプチーノなどありますから、ご心配ならさず。
・名称:Code Black Coffee Spencer Street
・住所:630 Little Collins St, Melbourne VIC 3000
・地図:
・アクセス:Southern Cross駅から徒歩1分
・営業時間:月〜金 7:00〜17:00 土日 8:00〜16:00
・定休日:なし
・料金:5AUD〜20AUD
・公式サイトURL:Code Black Coffee Spencer Street
8:00|Higher Ground Melbourne
文化遺産に登録された建物をリノベーションした大人気カフェ。朝はカフェ、夜はバーとしても楽しめるお洒落なスポットです。
私は「エッグオンサワードゥ(スクランブルエッグ+アボカド)」をいただきました。シンプルながら食材の味が生きていて美味しい!
また、オーストラリアには「Big Brekkie(ビッグ・ブレッキー)」という定番朝食があります。ソーセージ、ベーコン、卵、焼きトマト、ハッシュドポテト、トースト……とボリューム満点。
“Breakfast”を省略して“Brekkie”と呼ぶのもオージーらしい表現ですね。
・名称:Higher Ground Melbourne
・住所:650 Little Bourke St, Melbourne VIC 3000
・地図:
・アクセス:Southern Cross駅から徒歩3分
・営業時間:月曜日~金曜日:7:00〜17:00
土曜日~日曜日:7:30~17:00
祝日:8:00〜17:00
キッチンは毎日16時に閉まりますのでご注意ください。
・定休日:なし。
・電話番号:+613 8899 6219
・料金:20AUD〜40AUD
・公式サイトURL:Higher Ground Melbourne
9:30|南メルボルン市場(South Melbourne Market)
活気あふれる屋内マーケット。水・金・土・日に開催され、農産物やシーフード、雑貨まで揃っています。
特におすすめは「South Melbourne Seafoods」の生牡蠣。ひとつ3〜4.5ドルで気軽に楽しめ、臭みがなくいくつでも食べられるほど新鮮!
12:00|Claypots Evening Star
マーケットの角にある人気のシーフードレストラン。生演奏のジャズを聴きながら、ビール片手に味わうシーフードは格別。
私のお目当ては「Marinara Bianca」のパスタ。ボリューム満点で一人では食べきれず。残りはテイクアウトしました。
オーストラリアでは“食べきれなかったら持ち帰る”のが一般的。フードロスを防ぐ素敵な文化です。
・名称:South Melbourne Market
・住所:322-326 Coventry St, South Melbourne VIC 3205
・地図:
・アクセス:Southern Cross駅より徒歩1分の122-Southern Cross Railway Station/ Spencer Stのトラム駅96番に乗り、5駅後、South Melbourne Station/Light Railで降車。駅より徒歩2分で到着
・営業時間:水・土・日8:00〜16:00 金:8:00〜17:00
・定休日:月・火・木
・電話番号:+613 9209 6295
・公式サイトURL:South Melbourne Market
14:00|ビクトリア州立図書館(State Library of Victoria)
「世界でもっとも美しい図書館」とも称される場所。壮麗な建築と静謐な空気に包まれ、いるだけで背筋が伸びます。
学生たちが熱心に勉強している姿に触発され、私もよくここでモチベーションをもらいました。
旅の合間に日記を書いたり、ポストカードを書いたりするのもおすすめです。
・名称:
・住所:328 Swanston St, Melbourne VIC 3000
・地図:
・アクセス:Southern Cross駅よりMernda via City LoopかHeidelberg via City Loop行きに乗り、Melbourne Centralで降車。徒歩6分で到着。
・営業時間:終日10時から18時
・定休日:なし
・電話番号:+613 8664 7000
・料金:なし
・公式サイトURL:State Library Victoria
15:30|旧メルボルン監獄(Old Melbourne Gaol)
1845年に建てられ、1920年代まで使われていた監獄跡。当時の独房や処刑具などがそのまま残されており、歴史を肌で感じられる場所です。
私は中に入った瞬間、空気の重さを感じて足取りが重くなったほど……。展示を見ながら想像するだけで、かつての囚人たちの息遣いが伝わってくるようでした。
アプリを使えば、日本語を含む多言語での解説も可能なので安心ですよ。
・名称:Old Melbourne Gaol
・住所:377 Russell St, Melbourne VIC 3000
・地図:
・アクセス:State library Victoriaより徒歩3分
・営業時間:終日10:00〜17:00
・定休日:なし
・電話番号:+613 9656 9889
・料金:チケット代 大人:38AUD 子供:22AUD
・公式サイトURL:Old Melbourne Gaol – Tickets
18:00|Point Ormond Lookout
1日の締めくくりは自然の中で。展望台からはポートフィリップ湾とメルボルンのスカイラインを一望できます。
私は昼に食べきれなかったパスタをここで堪能しながら、夕陽を眺めました。
地元の人のようにテイクアウトを持ち寄って海辺で過ごす時間は、まさに“The オーストラリア”な体験。
・名称:Point Ormond Lookout
・住所:29A Ormond Esplanade, Elwood VIC 3184
・地図:
・アクセス:Southern Cross駅よりCheltenham via
Flinders Street行きに乗車し、Richmondで降車する。そこから徒歩5分のSwan St/Punt Rdでバスに乗車し、Glen Huntly Rd/Barkly Stで降車。そして徒歩9分。
たった1日で大満喫!さくっと訪れたい人へ
たった1日でメルボルンのカフェ文化を体験し、美しい建築や歴史に触れ、最後は自然に癒される。
そんな「丸ごとオーストラリア」を感じられるプランです。旅行の計画が苦手な方でも、このプランなら1日でぎゅっとメルボルンを楽しめるはず。
ぜひ、次回の旅の参考にしてみてください。
All photos by Reina