ライター

トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

服装から異性の立場を考えるという試みは、ジェンダーを考えるきっかけを与えるだけでなく、さまざまな立場の人への思いやりを育むことができるのだそうです。

似たような活動はフランスなどにも広まっており、世界中でどんどんこういうイベントを啓発していけば、いま社会が抱えている問題の解決の糸口になるんじゃないかと思います。

 

日本の大学教授にもスカート男子が!

20120529164106

photo by hatena.com

千葉大学の夏目雄平教授は、2011年の夏から節電対策として一風変わった取り組みをしています。夏目教授は学生たちに自分で考えて行動してほしいと思い「新クールビズ」としてスカートを穿いて大学の講義を行っているのです。

このことについて夏目教授は、こう語っています。

2011年の夏は節電ということで、千葉大でも「15%節電」という目標が掲げられてね。数値目標自体を否定するものじゃないけども、そういうやり方では学生たちは結局周囲の店に入ったり、自宅に帰って冷房をつけるので決して全体的な節電になってないんです。

 

ただ目標をクリアした、しないの問題じゃなくて、もうちょっと実質的にね、ひとりひとりがよく考えて、自分にとっての節電を実行するのが一番いい。

スカートをはいたのは、その象徴のようなことですね。数値目標主義へのひとつの反抗といいますか。

 

「やるんだったら教壇に立とうと。どんなにひんしゅくを買っても、この問題をみんなに考えてもらおうと。やっぱりひとりひとりができる範囲で、効果があることを積み上げないとね。

しかも快適に。勉強や仕事の効率を下げないで、実質的な効率はちゃんとキープしてね。
出典はてなブックマークニュース

 

まとめ(僕がスカートを穿いた日)

shutterstock_336415739

photo by shutterstock

スカートの歴史や背景を紐解くうちに、これは現代社会が抱える問題の一つなんじゃないかという結論に至りました。世界では、他にもさまざまな活動が行われていて、時代のニーズに合うように過去の常識をぶち破っていくことも必要だと思います。

 

その日僕は、黒髪ショートボブのヅラをかぶり、ふりふりした真っ黒のゴスロリファッションに身を包み舞台に立っていました。もちろんスカートに生足で。大勢の観客からの視線を浴び、僕は緊張で足が震えていました。

ファッションの勉強をしていた専門学校時代、一年で一番盛り上がる文化祭のイベントの一つ、女装コンテストに友人と参加したのです。

 

結果は初戦敗退…しかしツンデレキャラで会場の笑いは取ったので、良しとしよう。男が実際にスカートを穿いてみて何を考えたかというと…風通しが良くスースーして開放感に包まれ、自然と股を広げたくなりました。

ということで世の男性諸君は覚えておいてください、デートで女の子がスカートを穿いてきたら…今夜はなんだかイケそうな気がするー。

あると思います。

ライター

トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

RELATED

関連記事