こんにちは。メキシコで約1年間の留学をしていたライターのIkuです。メキシコから日本に帰国して6ヶ月、そろそろスペイン語が恋しくて仕方がありません。
そこで、今回はメキシコでしか通じないけれど、現地で使ったら一瞬でメキシコ人と仲良くなれてしまう魔法のスペイン語をご紹介します。誰でも簡単に使えちゃう、感嘆(カンタン)フレーズ10個です!いきますよ〜Vamos!(バモス!)
驚いたときは冒頭に「¡QUÉ(ケ)〜!」をつけよう
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まずは「¡Qué!(ケ)」を使ったフレーズを5つ紹介していきます。「ケ」というのは英語で言うWhatにあたる単語。感嘆文の冒頭に着くと、「なんと〜だろう!」というニュアンスになります。
つまり、フレーズの冒頭に「ケ」をつけたら、驚きが表現できるのです!簡単ですね。
スゴい!と思った時に使える「¡Qué padre!(ケ・パドレ)」
訳:スゴイ!(いい意味)
「padre」というのは「パパ」と言う意味です。もちろんそういう意味でも使われますが、メキシコではケ・パドレはすごい!という意味になります。
<例>
Mi hermana ganó el premio en el concurso de piano.
うちの妹が、ピアノのコンクールで賞を獲ったんだ。
Wow, ¡qué padre!
ええ、すごいね!
このように、妹の話をしていても、パドレ(父親)という言葉で妹を褒めるのもOKです。
ヤバい!と思った時に使える「¡Qué chido!(ケ・チド)」
訳:やばい!(いい意味)
これもメキシコならではの言い回しです。「〜chido(チド)」というのは、英語で言うcool!の意味ですが、他のどの国でも使われません。
ドケチ!ではなく、「ケ・チド!」です。またこんがらがっちゃいましたか?「ケ」が冒頭に来ることを思い出せば、ほら、「ケ・チド!」出てきますよね。
クラブに行ったら使いたい「¡Qué guapa nena mia!(ケ・グアパ・ネナミア)」
訳:お姉ちゃん綺麗だね!
冒頭の「ケ」(慣れてきましたか?)に綺麗を表すグアパ、そしてネナミア、というのは直訳すると「俺の女」って意味になります笑
とっても馴れ馴れしい表現なので、恥ずかしい方は省略しても構いませんが、クラブなんかで使うと喜ばれるかもしれませんね!苦笑いされて逃げられる可能性もあるので要注意です!
くだけた挨拶の表現「¿Qué onda?(ケ・オンダ)」
これは、感嘆文ではなく「調子どう?」という時に使う疑問文のくだけた言い回しです。「オンダ」というのは「波」の意味。波はどうだい?とか、波長はいい感じ?とか、サーファーが使ってそうなフレーズですね。
もちろんサーファーだけじゃなく、メキシコ中の若者が使ってますので遠慮なく使ってみましょう!ちなみに答えるときは、
¡Buena onda!(ブエナオンダ):最高にいいよ!なんて答えられるといいです!
¡Qué fresa!(ケ・フレサ)
訳:リッチだね
日本人だとよく言われるかもしれないフレーズなので、覚えておきましょう!
フレサは「いちご」という意味ですが、メキシコではなぜか「金持ち」とか「育ちが良さそう」「リッチな感じ」を表す時に使うのです。これで「ケ」は終わりです。