ライター
けんちょ サウナが大好きなトラベルインスタグラマー

大学生の頃、友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。夢は20代で100カ国踏破。 国内外問わず、訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。

こんにちは。学生時代にスーパー銭湯で5年間アルバイトをしていた、ライターのけんちょです。今でもお風呂やサウナが大好きで、暇さえあれば外のお風呂屋さんを巡る日々を過ごしています。

銭湯、温泉、カプセルホテル、スーパー銭湯など、お風呂やサウナのある施設はたくさんありますが、中でも私が特に注目している「リノベーション銭湯」についてご紹介したいと思います。

古臭いイメージは過去のもの!?都内に続々誕生するモダンな銭湯

photo by shutterstock
昭和レトロな建物で、煙突からは煙が上がっていて、おじいちゃんやおばあちゃんたちの地域コミュニティの場。良く言えば古き良きノスタルジックな雰囲気、悪く言えば少し昭和っぽい佇まい。どこかそんなイメージのある銭湯。

そんな昔から代々受け継がれてきた銭湯が、設備の老朽化や経営者の世代交代などによって、ここ数年でどんどんと新しくリニューアルされているのです。中には「デザイナーズ銭湯」と呼ばれるおしゃれな銭湯や、スパ並みの充実した設備の銭湯まで登場していて、もともと銭湯文化の根強い東京都内では、今やリノベーションされたモダンな銭湯が一大ブームに!

今回はそんな続々誕生するモダンな銭湯の中でも、特に代表的な銭湯をご紹介します。

手軽にサウナが楽しめる!都内のモダンな銭湯サウナ7選

①改良湯(渋谷)

photo by Kento Sato
銭湯らしからぬ豪快なクジラの壁画がお出迎えしてくれる、創業100年を超える渋谷の超老舗銭湯「改良湯」。清潔感溢れる佇まいや渋谷という立地から、老若男女・国籍問わず、あらゆる人で賑わう都内随一の超人気銭湯です。

そんな超人気銭湯のサウナは、木の香りがふんわり漂う遠赤外線サウナ。薄暗くテレビのない静寂の室内は、じっくりとサウナを楽しむのにぴったりの空間です。肌に優しいこだわりの軟水を使用した15℃前後のキリッと冷たい水風呂とのコンビネーションが最高な銭湯です。

お風呂上がりのアメニティとして、バルクオムの化粧水や乳液が置いてあるのも、とっても嬉しいポイント。渋谷での待ち合わせ前や、一日の終わりにさっぱりして帰りたいときなど、いつでも気軽に立ち寄りたい銭湯です。

■詳細情報
・名称:改良湯
・住所:〒150-0011 東京都渋谷区東2丁目19-9 金山ビル
・地図:
・アクセス:JR渋谷駅から徒歩12分
・営業時間:13時00分~0時00分(日曜日は23:00まで)
・定休日:土曜日
・電話番号:03-3400-5782
・料金:入浴料470円、サウナ350円
・公式サイトURL:https://kairyou-yu.com/

②文化浴泉(池尻大橋)

photo by Kento Sato

池尻大橋駅から歩いて5分ほど、サウナーたちの間で密かに話題の銭湯が「文化浴泉」です。100℃を超える高温サウナとバイブラのきいた15℃前後のキンキンの水風呂の温度が絶妙で、あっという間にととのいの境地へと到達する銭湯サウナです。

そんなサウナ室内にはテレビがなく、書籍の持ち込みが可能。熱々のサウナで黙々と本を読むもよし、じっくりと熱さを楽しむもよし、それぞれが思い思いの時間を過ごせる空間が広がっています。

また、文化浴泉にはnano湯と呼ばれるナノバブル粒子が多数含まれた白濁色の気泡風呂があり、超音波効果、ダイエット効果、温熱効果など、健康効果も抜群!肌あたりが滑らかなお風呂は、いつまでも浸かっていたい、そんな心地よさを楽しむことができます。

■詳細情報
・名称:文化浴泉
・住所:〒153-0043 東京都目黒区東山3丁目6-8
・地図:
・アクセス:東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩5分
・営業時間:15時30分~1時00分(土・日曜日は0:00まで)
・定休日:不定休
・電話番号:03-3792-4126
・料金:入浴料470円、サウナ300円
・公式サイトURL:https://www.bunkayokusen1010.com/

③久松湯(桜台)

photo by Kento Sato

桜台駅から歩いて5分ほど、2014年にリニューアルした「久松湯」はまるで美術館のような佇まいの銭湯です。2015年にはその優れたデザイン性からグッドデザイン賞を受賞したり、プロジェクションマッピングを利用した光の演出を行っていたりと、新しい取り組みでも注目を集めています。

そんな久松湯の最大の魅力は、露天風呂に沸く天然温泉です。強めの泉質がとっても気持ちよく、お風呂上がりも体がポカポカ!銭湯価格の470円で温泉が楽しめる、とってもコスパ抜群の施設です。

モダンで清潔感があるサウナや、バイブラのきいた冷たい水風呂も完備されているので、サウナと温泉の両方を楽しみたい人におすすめの銭湯です。

■詳細情報
・名称:久松湯
・住所:〒176-0002 東京都練馬区桜台4丁目32-15
・地図:
・アクセス:西武池袋線桜台駅から徒歩5分
・営業時間:11時00分~23時00分
・定休日:火曜日
・電話番号:03-3991-5092
・料金:入浴料470円、サウナ400円
・公式サイトURL:http://hisamatsuyu.jp/

④湊湯(八丁堀)

photo by Kento Sato

八丁堀駅のすぐ近く、オフィス街の傍に佇むモダンな銭湯「湊湯」。スパ顔負けの高級感溢れる佇まいは、思わず足を運びたくなるような銭湯です。

そんな湊湯は、週替わりで男女の浴室が入れ替わる仕組みになっていて、コンフォートサウナとロッキーサウナの2種類のサウナを週替わりで楽しむことができます。特におすすめなのがロッキーサウナで、5分に1回、山積みのサウナストーンにアロマ水が降ってくるオートロウリュは、まさにフィンランドスタイルのサウナ浴!

湊湯は都会の傍で落ち着いた時間を過ごすのにぴったりな銭湯です。

■詳細情報
・名称:湊湯
・住所:〒104-0043 東京都中央区湊1丁目6-2
・地図:
・アクセス:東京メトロ日比谷線八丁堀駅から徒歩4分
・営業時間:15時00分~0時00分
・定休日:土曜日
・電話番号:03-3551-0667
・料金:入浴料470円、サウナ400円
・公式サイトURL:http://www.minatoyu.jp/

⑤黄金湯(錦糸町)

photo by Kento Sato

サウナシュラン2020に銭湯から唯一選ばれた錦糸町の「黄金湯」。ブルーボトルコーヒーなど、数々の店舗などを設計してきた長坂常さんによって手掛けられた内装は、まるでカフェのようなスタイリッシュです。

そんな黄金湯のサウナは、男湯が麦飯石とヒバで作られたオートロウリュのサウナ、女湯が国産ヒノキを使用したセルフロウリュサウナと、男女で異なるこだわりのサウナ。どちらのサウナもロウリュによって湿度を上げることで発汗作用を促す、本場フィンランドさながらのサウナ浴を体験することができます。

また、黄金湯のビアバーには厳選されたクラフトビールが取り揃えられており、湯上がりに飲む一杯はまさに格別です!

■詳細情報
・名称:黄金湯
・住所:〒130-0012 東京都墨田区太平4丁目14-6
・地図:
・アクセス:JR錦糸町駅から徒歩10分
・営業時間:10時00分~0時30分(土曜日は15:00から)
・定休日:第二・第四月曜日
・電話番号:03-3622-5009
・料金:入浴料470円、サウナ500円
・公式サイトURL:https://koganeyu.com/#top

⑥ますの湯(久が原)

photo by Kento Sato

久が原駅を降りるとすぐ目の前にあるのが、2019年にリニューアルした「ますの湯」です。ますの湯は下町風情のある久が原にあって、地元の人々から愛される人気の銭湯。

大田区周辺に広く分布する黒湯を利用した天然の黒湯温泉や、湧いている黒湯に加水・加温することなく利用した掛け流しの水風呂、高濃度炭酸泉など、スーパー銭湯並の設備を銭湯価格で楽しむことができる施設です。

特にサウナ後に入る黒湯の水風呂はとってもまろやかで、体を優しく包み込んでくれるような感覚がクセになる気持ちよさ。一度訪れると、何度も足を運びたくなってしまう銭湯です。

■詳細情報
・名称:COCOFURO ますの湯
・住所:〒146-0084 東京都大田区南久が原2丁目1-23 メゾン久が原 1階
・地図:
・アクセス:東急池上線久が原駅から徒歩1分
・営業時間:6時00分~0時00分
・定休日:なし
・電話番号:03-6410-4797
・料金:入浴料470円、サウナ無料

⑦鳩の湯(国立)

photo by Kento Sato

国立駅から歩いて8分ほど、「鳩の湯」は2020年にリニューアルしたばかりの、住宅街に佇むモダンな銭湯です。入浴用水には、一般的に「美人の湯」といわれるナトリウム温泉に近いイオンバランスの軟水が使用されていて、敏感肌や乾燥肌の人も安心してお風呂を楽しむことができます。こだわりの水を使用したシルキーバスや炭酸泉はとっても心地よく、体の芯まで温まります。

サウナ設備は男湯のみですが、温度・湿度ともに過ごしやすい設定のコンフォートサウナで、ゆっくりとサウナ浴を楽しむことができるので、サウナが苦手な方にもおすすめです。

■詳細情報
・名称:鳩の湯
・住所:〒186-0002 東京都国立市東2丁目8-19
・地図:
・アクセス:JR国立駅から徒歩8分
・営業時間:13時00分~23時00分
・定休日:月曜日
・電話番号:042-572-0918
・料金:入浴料470円、サウナ300円
・公式サイトURL:http://hatonoyu.jp/index.html

都内のおしゃれなサウナに行こう

近年のリノベーションブームによって起きている銭湯のアップデート。銭湯のイメージは、これまでの昭和レトロなイメージから、洗練されたおしゃれな空間へと変わりつつあります。

東京都内一律の入浴料金470円はそのままに、充実したこだわりのお風呂やサウナが楽しめるモダンな銭湯へ、ぜひ心と身体をリフレッシュしに訪れてみてはいかがでしょうか。

【特集】NEXT JAPAN TRAVEL – あたらしい旅、だいすきな場所。-


TABIPPO.NETでは、新しいスタイルでの国内旅行について特集しています。他の記事もぜひチェックしてみてください!
特集を見る

ライター
けんちょ サウナが大好きなトラベルインスタグラマー

大学生の頃、友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。夢は20代で100カ国踏破。 国内外問わず、訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。

RELATED

関連記事