こんにちは。カナダのユーコン準州でオーロラガイドをしているSATOMIです。
前回の日本帰国時に、カナダのケベック州モントリオールにて乗り継ぎをしました。
バタバタはしたくないけれど、せっかく来たからには楽しみたい!と思い、約30時間の滞在時間でしたが”これは外せない!”というものを厳選して楽しむことができたのでご紹介したいと思います。
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本場の「プーティーン」を食す
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カナダの国民食は?というと、およそ150年の短い歴史からか、多様な国民性ゆえか、あまりこれといって出てくるものは多くないような気がします。
そんななかでも、ポテトにグレイビーソースとチーズがのった「プーティーン」はカナダの国民食として挙げられることがよくあります。
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プーティーンの発祥はケベック州と言われており、ケベック出身の友人に言わせるとケベック以外で食べるプーティーンは「違う」のだとか。その話を聞いて、カナダに訪れた際には絶対に味わってみたいと思っていたのです。
私が行ったのは、創業1968年という長い歴史をもつ「La Banquise」。旅行サイト「トリップアドバイザー」でも1位に輝いたことのあるレストランです。約30種類あるプーティーンのメニューは、目移りしてしまうくらい魅力的なものばかり!
濃いグレイビーソースと、噛むとキュッキュッと音のするチーズカードがたっぷり。さらに、トッピングをすることもできます。2人で2種類をシェアしましたが、味にもボリュームにも大満足でした。
・名称:La Banquise
・住所:994 Rue Rachel E, Montréal, QC H2J 2J3
・電話番号:+1 514-525-2415
・地図:
・営業時間:毎日24時間営業
・公式サイトURL:https://labanquise.com/en/
老舗「Schwartz」のスモークトミートサンドを食す
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モントリオールに来たら外せないもののひとつが、90年以上の歴史を持つ「Schwartz」のスモークトミートサンドです。オリジナルのスパイスとハーブでマリネし、燻製された肉は柔らかさは抜群!パンから溢れ出んばかりのボリュームにお腹も大満足です。
スモークトミートのみ量り売りもしているので、お持ち帰りが可能なのも嬉しいポイント。ランチタイムは特に混雑するので、少し早めに行くのがおすすめですよ。
・名称:Shwartz’s Deli
・住所:3895 St Laurent Blvd, Montreal, Quebec H2W 1X9, Canada
・電話番号:+1 514-842-4813
・地図:
・営業時間:8:00〜22:00
・公式サイトURL:https://www.schwartzsdeli.com/
クラシックな街並みを楽しむ
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私はカナダの西部にしか住んだことがなかったので、モントリオールに来たら旅行サイトでよく見かける美しく古い街並みを見てみたい!と思っていました。
モントリオールといえば、ノートルダム大聖堂やジャック・カルティエ広場が有名でしょう。さらにセントローレンス川沿いのモントリオール旧市街には19世紀に建てられた美しい建物が並びます。
今回は半日ほどかけて石畳の道をゆっくり散歩をすることに。同じカナダでも、今住んでいるユーコン準州とはまた違った、ヨーロッパ風の街並みを味わうことができました。
モン・ロワイヤル公園から街を眺める
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モン・ロワイヤル公園は、中心が小高い丘になっていて、上まで登るとモントリオールの中心部を一望することができます。標高差は約230mほどで歩いてもすぐですし、車で途中まで上がっていくことも可能です。
モントリオールの高層ビルと歴史的建造物、オリンピックスタジアムなどなど、モントリオールの街を見渡せる素敵な場所でした。
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3月に訪れましたが、背の高い広葉樹の葉が落ちて雪とのコントラストがとても美しかったです。キツネやリスが走り回っているところも見かけましたよ。
滞在はおしゃれなゲストハウスで
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費用は抑えたいけれど、雰囲気がいい宿に泊まりたい!と思って見つけたのが「M Montreal」です。
個室からドミトリーまで部屋のタイプはさまざまで、予算に合わせて選択可能。共有スペースには大きなキッチンがあり、冷蔵庫や調理器具も完備しているので、自炊ができます。
嬉しいのは料金込みの朝食サービスがあること。できたてのベーグルと卵、コーヒーやオレンジジュースなどシンプルでおいしい朝食を楽しむことができました。
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一番の決め手になったのは快適そうな共有空間と清潔感がある部屋。天井からはハンモックがいくつもぶら下がり、自由に読める本もたくさん。
おしゃれな雰囲気の中にもリラックスできる空間が整っていて、とても快適な滞在でした。
・名称:M Montreal
・住所:1245 Rue Saint-André, Montréal, QC H2L 3T1
・電話番号:+1 514-845-9803
・地図:
・公式サイトURL:https://www.m-montreal.com/
注意!カナダだけど英語が通じない?
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カナダ東部にあるケベック州は、カナダの公用語である英語とフランス語のうち、フランス語が多く話されている州です。
モントリオールに住んだことのある友人から、「ケベックの中心地は英語が通じないことが多いけれど、モントリオールは半々くらい」と聞いていたので、どうなるかと少しドキドキしていました。
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結果は実際に半々ほど。路線バスに乗った際はフランス語で話しかけられ、英語で返すとわからないというリアクションがあったり、レストランでは最初はフランス語で挨拶され、英語で返すと英語で話してくれたり。
同じ国にいても全く雰囲気が異なり、新鮮でとても楽しい経験になりました。
お洒落な街モントリオールへ
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今回はフライトの乗り継ぎ時間を利用しての短い滞在でしたが、たくさんあるモントリオールの魅力のいくつかをしっかり楽しむことができました。
次回はもっとゆっくり時間をかけて、食べ物や建物、街の雰囲気全部を味わい尽くしたいと思います!