ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

④神々しいヒンカリがたまらないジョージア料理店「ハチャプリ」

Photo by Nitta Hiroshi

最近、旅人の中で密かに人気が高まっているのがジョージア(グルジア)です。モスクワにある人気ジョージア料理店がズバリ「ハチャプリ」!ハチャプリとはジョージア伝統のチーズとパンが合わさった料理です。

Photo by Nitta Hiroshi

ということで、ヒンカリを注文しました。目の前に現れた瞬間、思わずつぶやいたのが「美しい……神々しい……」。ジョージアであっても、ここまで美しいヒンカリはお目にかかれないようです。もちろん、味もよかったですよ。

Photo by Nitta Hiroshi

これまた、定番のアジャリハチャプリです。ハチャプリとはチーズ入りパンのことを指し、各地域によっていろいろなタイプがあります。

その中で最も有名なのがジョージア共和国アジャリア自治共和国発祥のアジャリハチャプリです。中央の黄身がよく目立ちます。チーズ、卵、パンのコンビネージョンが絶妙で、すぐにお腹いっぱいになります。

Photo by Nitta Hiroshi

最後にデザート、パフラヴァーを注文しましたが、ケーキのような姿に驚きました。本来はもっと素朴な形だったような気が……。いずれにせよ、味はとても洗練されており、おいしかったです。ただ、2個は多すぎましたね……。

■詳細情報
・名称:ハチャプリ(хачапури)
・住所:Bolshoy Gnezdnikovskiy pereulok, 10, Moskva, ロシア
・地図:
・アクセス:地下鉄プーシキンスカヤ駅から徒歩約5分
・営業時間:10:00~23:00(金曜日は10:00~翌日1:00、土曜日は11:00~翌日1:00、日曜日は11:00~23:00)
・定休日:なし
・電話番号:+7 985 764-31-18
・公式サイトURL:https://hacha.ru

⑤シェレメチェボ空港で食べられるウズベキスタン料理「ウズベチカ」

Photo by Nitta Hiroshi

最後に紹介するのがシェレメチェボ空港Dターミナルにあるウズベキスタン料理店「ウズベチカ」です。「ウズベチカ」はテイクアウト方式となっており、自分が食べたい料理を順々に取っていきます。

Photo by:Nitta Hiroshi

個人的におすすめしたいのはプロフと呼ばれる炊き込みご飯です。少し油が多いのですが、なじみのあるご飯料理だけに食が進むことでしょう。また、ロシア、中央アジア圏独特のジュースにも注目したいところ。ジュースでありながら、意外と料理にマッチします。

欠点はどうしても空港なので、値段が高いこと。ちょっとしたランチセットにしても2,000円は軽く超えます。それでも、日本ではなかなか食べられないウズベキスタン料理なので良しとしましょう。

■詳細情報
・名称:ウズベチカ(узбечка)
・住所:Moscow 103340, Khimki District, Moscow, Russia
・地図:
・アクセス:シェレメチェボ空港内
・営業時間:24時間営業
・定休日:なし
・電話番号:+7 845 232-34-44
・公式サイトURL:https://uzbechka64.ru

今回はバルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)の料理にチャレンジできなかったので、次回の宿題にしたいと思います。今回紹介したレストラン以外にもおいしいところがあるはず。ぜひ、モスクワでグルメ旅行を楽しんでくださいね。

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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