野見山 旅する写真家兼起業家

日本とタイとのハーフ。都内を中心に展開するタイ大使館認定のタイレストラン、チャオタイやタイを中心に様々な企業を起業する起業家。 写真家でもありカメラを片手に世界一周、 アフリカ縦断を行い今まで70カ国以上を旅する。 写真集の発売、個展開催など写真家としても幅広く活動する。 資格マニアで調理師、ゾウ使い、乗馬、小型船舶、ドローンパイロット、ダイブマスターなどの資格を持つ。

いざ、ゴリラトレッキング!

Photo by Daichi Nomiyama

今回僕は、世界遺産にも登録されているウガンダのブウィンディ国立公園でゴリラトレッキングをしてきました。

まず早朝に国立公園内のビジターセンターにて公園内の注意事項や禁止事項を伝えられます。その後6名から10名程度のグループに分かれて、その日に観察するゴリラの家族構成などの説明を受けてゴリラトレッキング開始。

ちなみにゴリラトレッキングには政府から訓練を受けたレンジャーが必ず帯同します。悲しいことにマウンテンゴリラの密漁が未だに行われていたり、国境付近なので国同士のぶつかり合いなどが背景にあったりします。ただでさえ絶滅の危機にあるのにこれ以上、人間の手で数を減らすのは本当にやめてほしいですよね。

 

さて、話を戻しますが帯同するレンジャー達はゴリラトレッキング中、常に無線交信をしています。他のレンジャー達と情報を共有することによって、より確実にマウンテンゴリラ達に会うことができるんですね。

ちなみに今回マウンテンゴリラに会うまで1時間弱、森の中を歩きました。その日によって間はまちまちみたいなのですが、最長では3時間近く森の中を歩くこともあるのだとか。30度を超える暑さの中、数時間のゴリラトレッキングをするのにはかなりの体力と気力が必要となってきます。

実際、僕の参加したグループの数名が途中リタイアしていました。マウンテンゴリラの道のりは遠いとあらためて感じます。その分会えたときの感動があるのでしょう。

感動のご対面

Photo by Daichi Nomiyama

Photo by Daichi Nomiyama

歩く事1時間弱、なにやらレンジャー達が慌ただしくなってきました。どうやらマウンテンゴリラの痕跡を見つけたみたいです。昨日まで寝ていたと思われる寝床や糞などがあり近くにいることを教えてくれます。

そこから少し歩くと、レンジャーにここで荷物を置いていけと言われたので撮影機材以外はすべて置いていき、なるべく荷物を軽くし森の奥へと進みます。

 

すると木の上からなにらやら物音が。上を見上げるとそこの夢にまでみたマウンテンゴリラがいました!もう言葉にならい感情がこみ上げてきて、気づいたら夢中でシャッターを切り続けている自分がいました。そしてマウンテンゴリラと目が合って、感動もひとしお!

はじめに出会ったのはメスでした。どうやら木の上で食事中だったみたいですね。そこから少し行くと今度は子どもが草むらで遊んでいてもう本当に可愛いこと。

少し人間に興味があるのかこちらに近づいたりして好奇心旺盛な子供みたいです。そしてその子供の奥に群のボス、シルバーバックが!威風堂々たる姿は圧巻です。少し遠くから家族を見守っているのもシルバーバックらしいです。

Photo by Daichi Nomiyama

ずっとここで見ていたい。しかし、マウンテンゴリラに会う時間は1時間と限られています。マウンテンゴリラにストレスを与えないためだとか。本当に貴重な体験をできた1時間でした。

その後来た道を歩くのですが所々で休憩してランチをして、みんなマウンテンゴリラに会えた嬉しさか自然と足取りは軽かったです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?そもそもアフリカが遠い、予約がとれない高額なパーミッション、炎天下のトレッキング、マウンテンゴリラに会うのがどれほど貴重か理解していただけたかと思います。マウンテンゴリラ好きの人、この記事を読んで興味が出た人は是非会いに行ってみてください!そこにしかない感動があります!

自分の旅は自分が主役!それではみなさん、また会いましょう。

野見山 旅する写真家兼起業家

日本とタイとのハーフ。都内を中心に展開するタイ大使館認定のタイレストラン、チャオタイやタイを中心に様々な企業を起業する起業家。 写真家でもありカメラを片手に世界一周、 アフリカ縦断を行い今まで70カ国以上を旅する。 写真集の発売、個展開催など写真家としても幅広く活動する。 資格マニアで調理師、ゾウ使い、乗馬、小型船舶、ドローンパイロット、ダイブマスターなどの資格を持つ。

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