『母と暮らせば』
ストーリー:1948年8月9日、長崎で助産師をしている伸子の前に、3年前に原爆で亡くなったはずの息子の浩二が現れる。当時医者を目指していた浩二には、将来を約束した恋人がいたが…。
1920年に建てられた黒崎教会堂で、重要なシーンが撮影されました。
神父さんや信徒の方々、約100人がエキストラとして出演し、教会内にあった椅子や照明などは全て撤去して床にゴザを敷くなどして、終戦直後の様子を再現したそうです。
photo by pixta
浩二が大学に行く時に利用するのが長崎電気軌道株式会社の路面電車。実際の撮影には赤い路面電車が使われました。
『駆込み女と駆出し男』
ストーリー:江戸時代、幕府公認の縁切寺として尼寺の東慶寺には、複雑な事情を抱えた女たちが離縁を求め駆け込んできていた。
東慶寺が舞台の本作ですが、お寺のシーンの多くは滋賀県にあるお寺で撮影されました。滋賀県大津市、琵琶湖南西の長等山の中腹にある、長等山園城寺もそのうちの一つ。
このお寺はロケ地のメッカと言われ、『武士の献立』『柘榴坂の仇討』『るろうに剣心』の撮影でも使われています。
また、参道でのシーンが撮影されたのは滋賀県の東近江市にある百済寺。1,400年以上前に聖徳太子によって建立された、歴史あるお寺です。
まとめ
いかがでしたか?ロケ地、舞台の地を訪れるだけで、映画の世界を楽しむことができますよね!今度はぜひ洋画編を書きたいと思っています。お楽しみに!