ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞など。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

北アルプスも見えた!ポテンシャルの詰まった「貝月山」

TAMRON18-400mm F3.5-6.3 Dill VC / 18mm 1/640秒 f8

スタートから約3時間。ようやく到着した山頂は、360度の大パノラマ。思わず「おぉー!」と歓声が上がります。幾重にも連なる白い山並みと青空が作り上げる景色に、ただひたすら感動していました。

マイナーな山には、マニアックな登山愛好家が集まる、ということで、熟練のおじいさんとの会話が弾みます。

おじいさん「今日はとてもよく見えるなぁ〜。あそこ見えるか?」

自分「どこですか?」

おじいさん「あの右奥のなだらかな山。あれは平家岳で、その右が谷のように落ち込んでいるのわかるかい?」

自分「あ!あそこだけ落ち込んでいますね」

おじいさん「そうそう。あそこにうっすら見えるやろ、三角の白いのが。あれは剱岳だよ」

自分「えっ!?こんなところから見えるんですね。すごい!」

おじいさん「他にも見えるよ、あれが乗鞍やろ、隣が穂高で槍、笠、水晶も見えるな」

TAMRON18-400mm F3.5-6.3 Dill VC / 400mm 1/1,600秒 f8

ということで見えました!テレ端でかろうじて、北アルプスの「剱岳 (つるぎだけ、標高2999メートル)」。ピラミダルな山容が特徴的です。

TAMRON18-400mm F3.5-6.3 Dill VC / 355mm 1/1,600秒 f8

そして、北アルプス穂高連峰から「槍ヶ岳(やりがたけ、標高3180メートル)の山容も望むことができました。一年に数回の清々しい快晴が見せてくれた、「貝月山」の眺望のポテンシャル。

ここから北アルプスまでは300キロメートル近く離れているので、写っただけで十分。ここでも高倍率ズームレンズ「TAMRON 18-400mm F3.5-6.3 Dill VC」の恩恵を受けました。

「あぁこのレンズを持ってきてよかった」

TAMRON18-400mm F3.5-6.3 Dill VC / 22mm 1/1,250秒 f8

山頂展望台で、親子揃って記念写真。思えば、転職で愛知に帰ってきて約3年半、かれこれ父親とは記念の30座目の登山となりました。

今や登山はアクティビティであり、旅であり、親子のコミュニケーションツールでもあります。感動を共有するという経験が、親子の仲をさらに深めてくれている気がします。年は違っても、雪山の中では、二人とも童心へ戻れるのです。

雪山の余韻を進む。惹きつけられてやまない冬の山旅

TAMRON18-400mm F3.5-6.3 Dill VC / 18mm 1/1,600秒 f8

あまりにもすばらしい風景を前に、少し名残惜しいですが、山頂を後にしました。しかし下山途中でもこれほどの絶景に出会えるのだから、本当に期待を裏切りません。

パノラマ稜線や青と白の世界、木々の陰が映る雪原、そして残雪期の趣すら感じる樹林帯。太陽で溶けた雪が、ダイヤモンドダストのように舞い散ります。


ということで、6時間にわたる非日常な山旅を楽しみました。充実感も感動もたっぷり!下界へ戻ってきたという安堵感もあります。

本格的な装備は必要ですが、これほど表情豊かな絶景に出会える雪山。しばらくこの熱は冷めそうにありません。

■詳細情報
・名称:貝月山(かいづきやま)
・住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内坂本
・地図:
・アクセス:大垣西ICから揖斐高原貝月リゾートまで車で約55分
・料金:駐車場(揖斐高原貝月リゾート)500円/台
・所要時間:登山口から小貝月山まで片道約2時間、小貝月山から貝月山(本貝月)まで片道約1時間
・オススメの時期:冬
・公式サイトURL:https://yamap.com/mountains/2389

All photos by Yuhei Tonosho

ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞など。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

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