ライター
Napsy 踊る旅人フォトグラファー

オランダと日本に拠点を持つ、アートディレクター/ フォトグラファー。 趣味は、世界の酒と牡蠣めぐり、Salsa,Swing,Kizomba のダンスを通じ て夜遊びとフェス参り(EDM も)。 心の故郷はセネガル。 特技は居候とご飯に招待される事 in the world! 

Hi! 踊る旅人フォトグラファー、ナプシーです。旅は感じるもの、繋がるもの、クリエイトするもの。私の目から見た世界を、皆さんにシェアさせてください。

今回はミャンマーで私が参加した、一泊二日のトレッキングツアーの魅力と、参加の流れについてご紹介します。

 

カローKalaw→インレイInlay 激安 トレッキングツアーって何?

photo by Napsy

カロー→インレイ トレッキングツアーとは、ローカルガイドと共に村から村へと自然の中を歩き、ローカルな場所で寝泊まりする、ウォーキングエコツアーです。

小さな街カロー(Kalaw)からインレイ(Inlay)は、少数民族の多く住むエリア。地元の人達の古くから続く暮らしを見たり、日本とは違う雄大な自然を感じたりしながら、世界中から参加する旅人達とともに丸2日間歩きます。

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実は二泊三日がメジャーな通常メニューですが、ツアーは毎日開催されているので、車でスキップ移動して一泊二日にアレンジも可能。普段アクティブなことをあまりしない方も、一泊二日で十分見所は見られます!

旅のスケジュールにも体力にも余裕のあるヨーロピアンの知人は、「二泊にしてよかった!色んな場所へ行けて最高!」と言っていましたが、別の人の意見では「3日目の風景は新鮮味がなくなり、ずっと同じ風景に見えてしまい辛かった!二日で充分素敵な体験!」と言っていたので、体力のない私は一泊二日をセレクトしました。

とはいえ体力に自身のない皆さん、ご心配なく。私のHPは、家仕事(デザイナー)/運動神経2(10段階)/重いもの持てない。こんな私でもギリギリ乗り越えられたので、普通の方なら余裕なはず!

 

トレッキング開始!黒い民族衣装のPao族の集まるマーケットから

photo by Napsy

一泊二日ツアーのスタート地点は、少数民族の集うマーケットから。黒い服とカラフルな頭に巻いた布が特徴のパオ族がたくさん買い物をしています。

パオ族は、竜の母親と超人の父親から生まれて来たという伝説を信じて生活しています。日常の衣装には彼らの信心深い素直な心が表れ、自分たちの歴史に誇りを持って、どんな時でも着用しているそうです。

タオルの巻き方は男女で意味が違います。男性の巻き方は超人の頭を表し、女性は竜の頭の形を模しています。また、女性はタオルの上にかんざしを飾り、それは竜の目をあらわしています。

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「キンマ」と呼ばれる噛みタバコも体験させてもらいました。

中身はビンロウの実とスパイス、ミントのようなフレーバーの石灰液。このスパイスやフレーバーは、お店によって違うようで、味のオーダーもできるとのこと。

キンマが大人気のミャンマーでは、至る所にタバコ屋さんがあり、道には紅くなった唾液の吐き後が血のように残っています。

試してみた感想は……頭にコーーーーーンと来る立ちくらみのような症状。フラフラして、気持ちのいい浮遊感。でも口の中は不味い。

そこで、間違いに気づきました。唾は絶対に飲み込んではいけないらしい。でも私はうまく吐き出すタイミングを逃し、ほとんど唾液を飲んでしまいました!健康にもよくないので駄目、絶対。試す時はご注意ください。

さぁ、酔っ払った状態でトレッキングへ出発!(大丈夫か?)

 

魅力1. 本物の少数民族が笑顔で手を振る。農村トレッキング

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ミャンマーの観光客は増大中。そんな中、インレイも含めた有名な観光地では民族衣装を来た、街の人が少数民族のふりをして接客しています。首長族が仕事が終わるとリングを外したり……(本物の首長族は首が長過ぎて支えきれないため、生涯リングを外せません)

けれどこのトレッキングのエリアは、昔ながらの生活を送る本物の少数民族達がいます。「ミンガラーバー(こんにちは)」と声をかければ、畑仕事をしながら手を振ってくれたり、子ども達はシャイだけど純粋な笑顔で近づいてきます。

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独特の製法の竹で編まれた家が多く、乾期になるととても寒くなるそう。どの家も寒さ対策のため窓を小さく、または窓の数を少なくして造っているそう。手仕事とは思えぬ美しさです。

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仕事のほとんどは農業で、タバコの葉や、野菜などを栽培しているのだとか。家の前で唐辛子を乾かす人々が、物珍しそうな顔でこちらを見ています。

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民族のガイドさんとランチ。ヨーロピアンツアー客向けのご飯は辛さが足りなかったので、私はガイドさん達と竹の家の中で食べました。ツアーはリクエストOK!言ったもんがちです!

 

魅力2. グラグラ橋や、川遊びのプチアドベンチャートレッキング

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色んなものが竹でできているこのエリア、足場の悪い細い橋がたくさんあります。ツアーメンバーとキャーキャー言いながら渡りました。ツアー客ほとんどは西洋人、皆ジェントルマンで、助けてくれるので心配なく!

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歩き疲れたら自由時間に川遊び!少数民族達も体を洗ったり、米や竹を洗ったり、忙しそうにしています。

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クリアな水で泳いで子ども達と水かけっこをしていたら、たけのこを味見してみないかと分けてくれました!

しかし、その夜お腹を下すことに……。たけのこってアク抜き前に食べたら駄目なのね……少数民族のたけのこにはご注意を!

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その他、皆ではまってしまった車をひっぱったり、他のツアーに参加した人は、結婚式のパレードとダンスに混ぜてもらったりしたと言っていました!ハプニングを楽しむのもツアーの醍醐味ですね。

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Napsy 踊る旅人フォトグラファー

オランダと日本に拠点を持つ、アートディレクター/ フォトグラファー。 趣味は、世界の酒と牡蠣めぐり、Salsa,Swing,Kizomba のダンスを通じ て夜遊びとフェス参り(EDM も)。 心の故郷はセネガル。 特技は居候とご飯に招待される事 in the world! 

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