ライター
ヨシダ ヨウ 長崎弁はもはやアイデンティティ

地元愛が人よりちょっと強めの長崎県出身。「『塔の上のラプンツェル』のランタンが見たい!』」と19歳でタイにてバックパッカー・一人旅デビュー。その後合計7カ国を一人旅。21歳でアメリカのフロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールドで半年間のインターンを経験。

長崎のおしゃれスポットを満喫する

海沿いを走る電車、あります。「シーサイドライナー」で絶景を横目に旅をしよう

photo by Yo Yoshida
佐世保-長崎感を結ぶ青色の車体が目印の電車、通称「シーサイドライナー」。先ほど紹介した千綿食堂があるJR千綿駅を通る時は線路の真横が大村湾という、絶景ポイントを有しています。晴れの日の夕日の美しさは筆舌に尽くしがたい…!

佐世保長崎間は高速バスも出ていますが、電車でゆっくりの移動もなかなかいいものですよ。ハウステンボス観光の時にも便利です。

■詳細情報
・名称:シーサイドライナー(JR)
・区間:佐世保-長崎(大村経由)
・主な停車駅:佐世保/ハウステンボス/千綿/大村/長崎など

3つの最西端、JR最西端・日本本土最西端の地・普通鉄道最西端を制覇!

photo by Yo Yoshida
長崎には実は3つの日本最西端スポットが存在しています。

1つ目はJR最西端の駅・佐世保駅、2つ目は日本本土最西端の地・神崎鼻(こうざきばな)公園、3つ目が普通鉄道最西端の駅・松浦鉄道たびら平戸口駅という、なんとも豪華なラインナップ。

ちなみに、穴場編でも書いているのですが、道の駅 生月大橋では「日本本土最西北端の島到達証明書」もゲットできます。

それぞれに行った後はお土産話として「日本最西端3つも制覇しちゃったよ〜」アピールをガンガンしていきましょう。

■詳細情報
・名称:佐世保駅
・住所:長崎県佐世保市三浦町21-1 佐世保駅
・電話番号:0956-22-7115
・サイトURL:http://www.jrkyushu.co.jp/railway/station/1191594_1601.html
・名称:神崎鼻公園
・住所:佐世保市小佐々町楠泊354-1ほか
・サイトURL:https://www.city.sasebo.lg.jp/tosiseibi/kouenk/kouzakibana.html・名称:たびら平戸口駅
・住所:長崎県平戸市田平町山内免418-2
・電話番号:0950-57-0024

長崎空港から車で5分!森園公園の「ガラスの浜辺」は必見

photo by Makiyo Hada
長崎空港からほど近い森園公園。公園を抜けて砂浜に出るとそこにはカラフルな浜辺が……!

Twitterでも話題になったことがあるこの浜辺、ガラスは水質汚染の改善のために敷かれたそう。角が取れて丸くなっているので触れても安全ではありますが、裸足で歩くのはやめましょうね。

空港を使う時に寄ってみてはどうでしょう?

■詳細情報
・名称:森園公園 ガラスの浜辺
・住所:長崎県大村市森園町1484

長崎のおしゃれスポット、もうちょいあります

・長崎は映画のロケ地多数!『坂道のアポロン』『アオハライド』『ペコロスの母に会いに行く』『釣りバカ日誌』『ラストサムライ』『69』など、聖地巡礼ができちゃう
・実は99個以上島あります。「九十九島クルーズ」で島の多さにびっくりする
・第二のハウステンボス!「長崎オランダ村」で気分はオランダ
・「TSUTAYA×スターバックス=通称ツタバ」は佐世保にも!スターバックスさせぼ五番街店で海を眺めながらお気に入りのドリンクを飲む
・じわじわ人気上昇中!波佐見「西の原」は乙女ゴコロくすぐるアイテム探しにぴったり
・海が綺麗に見える「西海橋公園」は90度すべり台を滑らずには帰れない
・五島は映画『くちびるに歌を』の舞台!ロケ地を巡ってガッキーになりきっちゃう?
・諫早はバス停がフルーツ!ドライブで映える‟フルーツ狩り”を楽しもう

長崎でユニークなデートをする

田舎暮らし・漁業・そば作りを体験するなら「ほんなもん体験」でしょ

photo by Yo Yoshida
「普通の旅行はちょっと飽きてきたな、なんか面白いのないかな」「田舎暮らしちょっと憧れるなあ」そんなカップルはいませんか?ぴったりの体験、あります。長崎県北部の地域で行われている「ほんなもん体験」で叶えちゃいましょう。

「ほんなもん」は長崎弁で「ほんもの」の意味。自然と共生してきた日本人の暮らし方を体験することができます。プログラムは大きく分けて、漁業、民泊、味覚、伝統工芸、アウトドアの5つ。蕎麦をそば粉から作ったり、船釣りをしてみたり、普段の旅行とは一味違うものになること間違いなし。

都会暮らしに疲れたそこのあなた、一回田舎暮らしやってみましょう。ハマりますよ。

■詳細情報
・名称:松浦党の里 ほんなもん体験
・住所:長崎県松浦市志佐町浦免1808-1 (まつうら党交流公社)
・電話番号:0956-72-9333 (まつうら党交流公社)

雲仙ビードロ美術館の「ガラス工作体験」でふたりの旅の思い出を作る

photo by PIXTA
長崎のお土産としてよく買われるものの一つにビードロがあります。なんでも長崎は日本におけるガラスの発祥地なんだとか。

雲仙ビードロ美術館ではビードロやガラス細工の展示はもちろんのこと、フュージング、サンドブラスト、フォトフレーム、とんぼ玉、万華鏡を作る体験ができます!旅の思い出の一つにいかが?

■詳細情報
・名称:雲仙ビードロ美術館
・住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙320
・営業時間:9:00〜18:00
・電話番号:0957-73-3133
・サイトURL:https://unzenvidro.weebly.com/

その歴史4億年以上!?「夫婦岩」から軍艦島を見てみる

photo by PIXTA
野母崎半島にある2つの岩、通称「夫婦岩(めおといわ)」。鳥居があるのが男岩、右側が女岩です。この岩は4億年以上前にできた地層らしく、そんなに長い間雨風に耐えてきたのにいまだに健在なのがすごいですよね。

そしてこの岩の間からはなんとあの軍艦島も見ることができるんです!世界遺産にも認定されたあの島を、長崎の港からは見えないのに、意外な場所から見ることができるの、面白くないですか?

夕日が綺麗なスポットでもあるのでドライブがてら寄っちゃいましょう。

■詳細情報
・名称:夫婦岩
・住所:長崎県長崎市以下宿町(いがやどまち)

他に、長崎でデートするならこんな体験

・島原鉄道「愛野駅」で最愛認定証をゲットして二人の愛を深めよう
・五島・奈留島の「ふたり地蔵」に恋愛成就を願いたい
・長崎のお祭りといえばこれ。長崎くんちの「コッコデショ」に大興奮!
・「軍艦島デジタルミュージアム」で明治時代にタイムスリップしてみる?
・グラバー園と眼鏡橋で「ハートの石」を見つけたらいいこと起きそう
・長崎の夏フェス「Sky Jamboree」で「新しい君が見えたから今日は本当に来てよかった」って言われたい
・九十九島パールシーリゾートの「カヤック体験」で二人の距離も近づくかも?
・雲仙市の遠江屋本舗で「湯せんぺいの手焼き体験」をしてみる
・長崎市民の憩いの場「長崎水辺の森公園」でのんびり公園デートのあとは長崎県立美術館でデートしちゃおう
・将来の指輪にいかが?水族館「海きらら」で真珠を取り出す体験してみたい
・アウトドア派カップルにおすすめ!「鹿町海洋スポーツ基地」でカヤックとキャンプで自然を堪能
・平戸観光の後は平戸温泉のうで湯・あし湯に浸かってあったまろう
・昭和レトロな千綿駅から見る夕日は二人の一生の思い出に
・地元っ子も大好き。日本一の和牛を使った「川下精肉店のメンチカツ」を半分っこしよう

長崎の夜を観光する

踊り子たちの情熱を目撃せよ!夜が楽しい「YOSAKOIさせぼ祭り」

photo by Yo Yoshida
実は佐世保はよさこいの街でもあるのは知っていましたか?毎年10月に開催される「YOSAKOIさせぼ祭り」は、県内県外150以上のチームが参加する九州最大級のよさこい祭り。市内10カ所以上で繰り広げられるよさこいはどのチームも迫力満点です。

メイン会場となる名切公園には屋台がたくさん出て、最終日の夜にはステージにファイナリスト達が集います。それぞれの全力を出し切る姿は見ているこちら側が元気をもらえます。写真コンテストも行われるのでカメラマンにもおすすめ。私は高校2年間写真を撮りに通ってました。

全国の踊り子のみなさん、佐世保で踊ってみらん?

■詳細情報
・名称:YOSAKOIさせぼ祭り
・住所:長崎県佐世保市各所/メイン会場:名切公園
・開催時期:毎年10月下旬の金・土・日曜日
・サイトURL:http://yosa.jp/

お盆の夜はこれがなくちゃ始まらない。爆竹の嵐を目撃する

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毎年お盆になると長崎では精霊流し(しょうろうながし)という、亡くなった方の御霊を極楽浄土に送り出す儀式があります。長崎県内各地で少しずつ精霊流しは違うのですが、長崎市内の精霊流しはなんと爆竹付き。

お盆つながりで言うと、長崎のお墓は文字が金色なので機会があれば探してみてくださいね。私は東京に出てきて「お墓の文字が金じゃない……」とカルチャーショックを受けました。

音で悪霊を追い払うというのがもともとの始まりだそうです。鼓膜が破れそうなぐらいうるさいので、見に行くときは気をつけてくださいね。

■詳細情報
・名称:精霊流しと爆竹
・時期:毎年お盆
・場所:長崎市内

知る人ぞ知る夜景スポット「鍋冠山(なべかんむりやま)」から1000万ドルの夜景を見る

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やっぱり長崎の夜といえば長崎市の1000万ドルの夜景ですよね。新世界三大夜景にも選ばれている長崎の夜景スポットといえば「稲佐山」がダントツ有名ですが、「稲佐山は人が多くて……」という人にぴったりな穴場が、「鍋冠山」!

稲佐山ほど人が多くなく、かと言って夜景のクオリティが低くなることももちろんなし。落ち着いて夜景を楽しみたいという人にうってつけなこの場所、正直あんまり人に教えたくないです(笑)。

長崎に来たからには綺麗な夜景を心に焼き付けましょう。

■詳細情報
・名称:鍋冠山
・住所:長崎県長崎市出雲2丁目144-1 他
・電話番号:095-822-8888 (長崎市あじさいコール)
・サイトURL:https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/60842/

他に、長崎の夜を楽しむ方法

・棚田って綺麗なんです。松浦市「土谷棚田の火祭り」で幻想的な眺めにうっとり
・日本にもゴールデン・ゲート・ブリッジはあった。「平戸大橋」の夜景は格別
・デジタルアートが美しい「アイランドルミナ」で夜の森で魔法の宝石を探す
・JAZZの街・佐世保で「JAZZSPOT いーぜる」に行って音楽を楽しむ
・長崎市にだって負けてない!「弓張岳」から軍港・佐世保の夜景を見たい
・佐世保市民のお気に入りナンバーワン!菜の花も綺麗な「展海峰」の夕日は見逃せない
・年に一度のアメリカ独立記念日イベントでは佐世保米軍基地に入れる!花火で独立を祝おう
・「江迎千灯籠まつり」の灯籠の高さは日本一!子どもたちに水をかけて無病息災を願いましょう

長崎らしいお土産を買う

普段使いもしやすい「波佐見焼」は自分で作ることもできる!

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さすが陶器の街、波佐見。普段使いしやすいデザインも多い波佐見焼は、買うだけじゃなくて自分で作ることもできます。完成までに時間がかかるのも、どんな陶器に仕上がるのかわくわくしながら待てます。

旅の記念に、大事なあの人に、自分へのご褒美に。

■詳細情報
・名称:波佐見焼体験
・サイトURL:http://kurawankashop.sakura.ne.jp/taiken.html

パッケージが可愛い。九十九島を「九十九島せんぺい」を食べながら眺めたい

六角形の生地に九十九島を模したピーナッツをちりばめた佐世保のお土産、九十九島せんぺい。表面の「九十九島」という部分をオーダーメイドで変えることもできるとか。「せんべい」ではなく「せんぺい」の理由は、原料が小麦粉のものをせんぺいと呼ぶ説、九州地方の方言説などがあります。

毎回長崎に帰るたびにお土産としてこれを買ってるくらい、いろんな人に好評のこのお菓子。余った分はこっそり自分で食べてます。駅や空港はもちろん、佐世保市内のスーパーでも取り扱いがあるので買い忘れることはなさそう。

■詳細情報
・名称:九十九島せんぺい
・住所:長崎県佐世保市日宇町2566(本社)
・電話番号:0956-31-1147(本社)
・サイトURL:https://www.99grp.co.jp/

五島に行ったら「かんころ餅」を買わずに帰れない

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五島のお土産といえば、五島椿製品と並んで人気なのがかんころ餅!さつまいもともち米が主原料のお菓子で、焼いて食べるのがおいしいんです。まるで焼き芋を食べているかのようにいもの風味を感じるものの、焼き芋とは何か違う。焼くことで香ばしさが増してさらに美味しく食べられます。

10以上のメーカーから出ているので、食べ比べて自分の好みを探すのも楽しそうですね。空港でも購入可能です。

■詳細情報
・名称:かんころ餅
・サイトURL:http://soukaya.co.jp/

長崎らしいお土産、まだまだあります

・売り切れ必至!「いさみ屋」の川棚まんじゅう・かりんとう饅頭
・合格祈願!受験生へのお土産は「大学駅」を有する松浦鉄道の「大学入場券」がぴったり
・「メイドイン長崎 ‟WESTORY”」のスーツは高級志向のあの人へ
・肥前えむかえ繭玉まつりで昔懐かし「まゆ玉」ゲット!
・豆乳が苦手でも飲みやすい!戦前から愛される味「佐世保豆乳」で健康になろう
・スタバ好きに朗報!スターバックスさせぼ五番街店/佐世保四ヵ町店でここでしか買えない三川内焼コーヒーカップをゲット
・メロンが好きなあの人へ。「松浦特産キンショーメロン」は甘くてとろける!
・日本三大珍味の「からすみ」は長崎から全国へ。買うならぜひ名産地で

最後に

いかがでしたか?若干マニアックになったかもしれませんが、一人でも多くの人に「長崎に行ってみたくなった」と思ってもらえたら嬉しいです!

長崎よかとこやけん、一回来てみらんね?

ライター
ヨシダ ヨウ 長崎弁はもはやアイデンティティ

地元愛が人よりちょっと強めの長崎県出身。「『塔の上のラプンツェル』のランタンが見たい!』」と19歳でタイにてバックパッカー・一人旅デビュー。その後合計7カ国を一人旅。21歳でアメリカのフロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールドで半年間のインターンを経験。

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