世界唯一の絶対王政「エスワティニ王国」
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最後に取り上げるのはアフリカ南部にあるエスワティニ王国です。2018年4月「スワジランド王国」からエスワティニ王国に変わりました。
エスワティニ王国は、世界でも数少ない絶対王政の国として知られています。国王、ムスワティ三世が執政者として政治を動かしており、絶対王政に反対する政党は議会に参加できないとか。今回の国名変更は独立50周年を記念して、国王自らが推し進めました。
「スワジランド」という国名はイギリス植民地時代に名付けられたもの。「エスワティニ」はスワジの人々の言葉で「スワジ人の場所」を意味します。今回の国名変更は植民地時代の払拭が背景にあると考えられます。
報道によると、今回の国名変更に対し不満を述べる人々もいるとか。このように国名を変更することは簡単な作業ではありません。
今後も国名変更はある?
国名の変更は頻繁に行われるものではありませんが、変更を考えている国はあるようです。たとえば、フィリピン共和国のドゥテルテ大統領は国名を「マハルリカ共和国」に変更したい!と述べています。すぐには変わらないようですが、なかなか興味深い話ではあります。
他国でも国名や首都名の変更はあるのでしょうか。もしかすると、意外な国が考えているかもしれませんよ。