ライター
なみー トビタテ1期生

アフリカとヨガと安い航空券探しが趣味のズボラ女子。2017年から社会人。それから「3日休みがあったら海外旅行」がモットーに。夢は渡航国数を年齢×2にすること。マルタが私のアナザースカイ。トビタテ1期生。

ナミビアの物価

photo by Saiko Namie

比較的物価の高いアフリカ南部の中でも、ナミビアは特に高めと言われています。タクシーは初乗りN$10(N$1=8.8円、2018年5月現在)ですが、それ以外物価は日本より若干安いか、またはほぼ変わらない印象です。ロンドン出身の女性はイギリスよりも高いと感じることがあると言っていました。

ドイツやイギリスの植民地とされていた後、ナミビアは南アフリカに統治されていた時代があります。そのためか、1ナミビアドル=1南アフリカランドとして南アフリカの通貨が使われていたり、スーパーでもほとんどがMade In South Africaであり、今もなお南アフリカに依存している部分があるように感じます。

 

ナミビアの美味しかった料理や食べ物

photo by Saiko Namie

ドイツ料理が残るナミビアですが、カパナとオシフィマは必ず食べておくべきでしょう。カパナとはBBQのようにグリルした牛肉を表し、WindhoekのSingle Quarter Marketという場所ではカパナの屋台が並び、試食も出来ます。

photo by Saiko Namie

各場所で小さな食事場のようなものがあり、そこでマハングという穀物をお湯で練った国民の主食オシフィマを注文し、それと一緒にカパナを食べるのが最高に美味しいです。季節になるとムテテというほうれん草のような野菜が取れ、それを煮込んだものと一緒にオシフィマを食べるのもローカルは大好きです。芋虫の揚げ物も思った以上に美味しい。

そしてナミビアは海に面しているので、SwakopmundやWalvis Bayでは新鮮な魚が取れるため、寿司も美味しく食べれます。他にもオシカンデラという国民誰もが愛してやまないヨーグルトドリンクもおすすめです!

 

ナミビアのエンターテイメントやアクティビティ

photo by Saiko Namie

114種類の動物、340種類の鳥類が生息するエトーシャ国立公園でのサファリ体験は必ずするべきでしょう。アフリカ最大の塩湖と呼ばれるエトーシャ・パン。雨季になる12~3月には動物たちが活動的になり、たくさんの野生動物を見ることが出来ます。

photo by Saiko Namie

面白いことに、このエトーシャにいる動物は人間慣れしており、近づいても逃げたり襲ってくることはありません(※でも近づいたり触ったりしないで下さいね!)。

ゾウやキリンの群れは感動ものです。ナミビアには世界トップ3に入るきれいな星空が見えるナミブランド自然保護区がありますが、エトーシャから見える星空も最高に素晴らしいものでした。(宿泊出来ます!)

 

ナミビアのナイトライフ

上記でもありますが、ナミビア人は本当に早寝早起きのため、あまり夜中に活動する人も少ないのですが、そこら中にバーがあり、昼間から飲んだり踊ったりする人が多いです。クラブもあり、飲むというよりはガンガンの音楽と共にダンスを楽しむ人々が多い印象です。

アフリカの人々は特徴的なダンスをしており、それがとてつもなくかっこいい。子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、音楽さえあればノリノリでセクシーなダンスをする姿は本当に見物です。

 

ナミビアのお土産

photo by Saiko Namie

ナミビアはダイヤモンドが取れる場所として有名ですが、ダイヤモンドを採掘することも違法であり、もちろんお土産で買えるはずもありません。やはり民族的なアクセサリーや衣装、お皿などはお土産にぴったりです。

私のおすすめは、残念ながら南アフリカのお菓子ですが「EET SUM MOR」(アフリカーンス語)というビスケットが大好きです。

英語だと「Eat Some More」という意味を表し、シンプルな調味料しか使われておらず、小さな子供から大人まで好きなお菓子の一つ。ナミビアへ行った際は必ず大量に買って日本に持ち帰ります。

 

ナミビアのビザ

日本国民は90日以内の観光目的での滞在であればビザが不要です。但し入国時に、パスポートの有効期間が残り6ヵ月以上であることと、未使用査証欄が6ページ以上必要であること、ナミビアの次に渡航する予約済みの航空券が必要なので注意してください。出入国時は入国カード及び出国カードへの記入も必要です。
また、入国にあたって必要な予防接種はありませんが、黄熱病の指定危険国への滞在記録があり、そこから入国した場合については黄熱病予防接種証明書(イエローカード)の提示が求められる場合があります。詳しくは外務省や大使館の情報を確認ください。

 

ナミビアの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)

首都:ウィントフック
通貨:ナミビア・ドル
言語:英語、アフリカーンス語、独語
面積:82.4万平方キロメートル
人口:247.9万人
宗教:キリスト教、伝統宗教
時間帯:日本との時差は-7時間
気候:乾燥気候

 

ナミビアへの行き方(日本から行った場合)

先ずナミビアへはエチオピア航空、南アフリカ航空、エティハド航空などで日本から行くことが出来ます。昔ナミビアはドイツの植民地でありヨーロッパとの関係が強いため、ヨーロッパからの便もいくつもありますが、やはりおすすめはエチオピア航空。最短でも片道24時間はかかりますが、比較的安いです。

 

ナミビアにある有名な世界遺産

ナミブ砂漠

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photo by  Pius Mahimbi

ナミビアにある世界最古の砂漠「ナミブ砂漠」。約8000年前に出来たといわれています。ナミブ砂漠の特徴は、その色と高さ。アプリコット色の砂丘はそれはそれは美しいのです。最高で300mの砂丘があり、砂丘が連なる姿はまさに絶景。ナミブ砂漠は異国情緒を感じる、この世のものとは思えない美しさの砂漠です。

 

最後に一言

どうでしたか?ナミビアへのチケット、検索したくなったでしょう?冒頭で申し上げた数々の著名人が選んだナミビア。アンジェリーナ・ジョリーは「ここまで来ればパパラッチは来ないだろう」とナミビアを出産の場として選び、ヘンリー王子&メーガンマークルはナミビアをハネムーンの渡航先として計画されていました。

私が紹介したのは、ナミビアの北部が中心であり、南部にももっとたくさんの見どころがあります。是非14,000km離れたナミビアを次の渡航先にしてみては如何でしょうか?

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なみー トビタテ1期生

アフリカとヨガと安い航空券探しが趣味のズボラ女子。2017年から社会人。それから「3日休みがあったら海外旅行」がモットーに。夢は渡航国数を年齢×2にすること。マルタが私のアナザースカイ。トビタテ1期生。

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