Reika Narishima 萌えハンター

東京タワーが大好きすぎて東京タワーのぬいぐるみタワオと157日間30カ国の世界一周とアメリカ横断(結果世界二周)した元銀座OLの行き当たりばったり萌えハンター。息を吸うように写真を撮り、息を吐くようにダジャレを吐く。語学留学をして転職するはずが、長年の夢だった世界一周を達成し、終わりなき萌え探しの旅が始まる。好きな食べ物はあんず。夢は世界制覇とカメラマンと音楽家になること。

Ciao!萌えハンターChell★ことナリシマレイカです。

アフリカは怖い、治安が悪そうだと思っていませんか?今回の萌えターゲットは「ナミビア」です。

ナミビアのナミブ砂漠は、「何もない」と言う意味の約8,000万年前に生まれた世界最古の砂漠。何もないところで、たくさんのものを見出しました。今回はそんなナミビアの魅力をご紹介します。

行こうかどうか迷っている方の背中を押せたら幸いです。

 

1.ナミブ砂漠までの道は意外と長い!仲間を集めてレンタカーの旅が楽しい!

2016年5月末、ナミブ砂漠ツアーに行こうとナミブ砂漠の近くの町、ウィントフックの町に着いた私を待ち受けていたのは、2週間後までツアーがないと言う絶望的な情報でした。旅も終盤に入り、2週間もナミビアで待てません。

そんなとき宿に現れた救世主、イスラエル人の女の子と他の宿をまわり、人を募って割り勘でレンタカーをすることになりました。

私はどちらかと言うと行動力がある方だと思っていましたが、彼女を前にして私はまだまだだと思わされました。メンバーを見つけるために近隣の宿を全てまわり、なんとか日本人の男の子を一人見つけたのです。

私は幸運にもメンバーを見つけられましたが、可能であれば事前にメンバーを集めて行った方が時間のロスもなく、おすすめです。

photo by Reika Narishima

砂漠は文字どおり何もない、もしくは高いので、数日分の食料、パンやアボカド、リンゴなどを買い込んでいざ5泊6日のレンタカーの旅はスタートしました。カラフルに並ぶ野菜。旅行の楽しみの一1つは現地のスーパーマーケットです。

国によってカラーが違ったり、日本のものを見つけて興奮したり。

photo by Reika Narishima

おやつや食料を買い込みました。結果として3人でこの量は全然足りなかったので、もう少し多く買ってもよかったかもしれません。

途中や現地で水などは買えるので、日持ちがする食べ物を安いスーパーで買うと良さそうです。

photo by Reika Narishima

車を走らせ、砂漠に着くまでも結構高低差のある所、絶景ポイントを通ります。アフリカらしい、舗装されていないどこまでも真っ直ぐな道。

photo by Reika Narishima

絶景ポイントでは写真撮影をして寄り道も。人工のトイレはもちろんないので、大自然がトイレでした。

ここから数日はお風呂に入れないことも想定しています。同じくお風呂に入れなかったエチオピアでブレイズにしてもらい、髪がスッキリしてよかったです。

photo by Reika Narishima

アップダウンの激しい道。丘や山を越えることも多く、ヘアピンカーブもありました。暗くなったら街灯もないので本当に危険です。

photo by Reika Narishima

今日も1日が終わります。

 

2.何もない⁉︎ 世界最古、ナミブ砂漠の想像を絶する大自然

photo by Reika Narishima

近くのキャンプサイトで車中泊し、夜明け前に砂漠に向かいます。本当はテントを持っていくか、物価が高いけれど宿を取るか、キャンピングカーが良いでしょう。

夜明けとともに中に入れるのはキャンプサイトのみなので、テント持参がオススメです。

photo by Reika Narishima

世界最古の砂漠。朝焼けに輝くナミブ砂漠はほんのり赤かったです。まるでエルメスの広告のようなデザイン!曲線美!

砂漠の砂は朝だったので日陰ではひんやりしていて、裸足で歩くのが気持ちよかったです。

photo by Reika Narishima

丘から見下ろすと色が違う箇所が見えました。砂漠といっても同じ色の砂が果てしなく続いているわけではなさそうです。

 

3.デットフレイ!砂漠の果てにたどり着く3色のコントラスト

photo by Reika Narishima

砂漠の斜面を駆け下りるとデットフレイがあります。いよいよデットフレイとの対面に心踊ります。

photo by Reika Narishima

風によって、砂漠の砂が波打っていました。波のような風。なぜか砂漠で海を感じました。

 

しかし、そこでハプニングが発生……。砂漠では時々風が吹いて砂が舞い上がるのですが、どうやら砂が入ってしまったらしく、カメラがレンズ異常で撮影できないことに。デッドフレイを目前にしてカメラがご臨終しました。

カメラ持参の際は、防塵カメラかカバーをつけるなど、砂の対策をされた方が良いと思います。またスマホや電子機器も同じく砂が入ると不具合が起きる可能性があるので、ご注意ください。

photo by Reika Narishima

白い砂漠、赤い砂漠、青い空の三色が象徴的なデットフレイ。デットフレイになりすまします。

photo by Reika Narishima

地面もカラカラ。ハート型にひび割れている大地を見つけました。もう生きていない木々も、朽ちずに立ち尽くしています。水分がないから腐ることもなく、分解されることもないのでしょう。

 

絶景が目の前に広がる最高のシチュエーションなのですが、ここでさらなるハプニングが発生。早朝のツアーに来た私たち3人は朝日を見てすぐに帰るつもりだったので、車に大きな水を置いて来ていました。イスラエル人の子に関しては水を持って来ていなかったので、3人で300mlくらいの水をシェアして砂漠を5時間。

このデットフレイに着く頃には喉がカラカラになって、頭が痛くて体が重く感じ、そんなに重傷になったわけではありませんが初めて死の危険を感じました。

「砂漠だ……!」

ポカリスウェットのCMが頭をよぎります。人生で一番ポカリスウェットが飲みたい瞬間でした。人間水を飲まないと具合が悪くなります。そして、車に戻るシャトルまで早歩きでも20分は歩きます。

なんとかツアー客のいるところまでたどり着き、イスラエル人の子が「誰か水をくれませんか?」と聞いて水をもらってくれました。彼女の行動力は本当にすごいなと思いました。

 

そして自分が、人生の中で「水をください」と本気でお願いする日が来るとは思ってもみませんでした。親切な方が飲みかけのペットボトルを分けてくださいました。

これが本当に誰もいない砂漠だったら水なんて手に入れることはできないし、水は貴重なので「あげない」と言われたらお終いです。「漂流教室」やサバイバル系の漫画や映画を思い出してゾッとしました。

 

とにかく脱水症状にならなくてよかったです。デットフレイで危うく私もデットするところでした。まだデットフレイにはなりたくありません。本当にシャレにならないので、砂漠には大量の水の持参をオススメします。

旅人の危機管理は本当に大切だと思いました。優しくて人は助けてくれるけれど、犯罪対策だけでなく、大自然の中では何が起こるかわからないので自分の身は自分で守らなければいけません。

 

 4.アフリカで生牡蠣!海のレストランでおしゃれなランチ

photo by Reika Narishima

ナミビアの大西洋に面したリゾート地、スワコプムント。ここではドイツ植民地時代の建物が今も残り、アフリカとは思えないヨーロッパ風の街並みが並びます。南アフリカにも似た雰囲気です。

海にせり出したレストラン「THE Tug 」では 生牡蠣やおしゃれなご飯が食べられます。生牡蠣は125ナビアドルでした。

■詳細情報
・名称:THE Tug
・住所:A.Schad Promenade, Molen Road Jetty Area, Swakopmund 9000, Namibia
・営業時間:月〜木17:00−22:00、金〜日:12:00−22:00
・電話番号:+264 64 402 356
・公式サイトURL:http://www.the-tug.com
Reika Narishima 萌えハンター

東京タワーが大好きすぎて東京タワーのぬいぐるみタワオと157日間30カ国の世界一周とアメリカ横断(結果世界二周)した元銀座OLの行き当たりばったり萌えハンター。息を吸うように写真を撮り、息を吐くようにダジャレを吐く。語学留学をして転職するはずが、長年の夢だった世界一周を達成し、終わりなき萌え探しの旅が始まる。好きな食べ物はあんず。夢は世界制覇とカメラマンと音楽家になること。

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