TABIPPO社員
金邉 茄菜 社員 / デザイナー

田舎暮らしのデザイナー。桑沢デザイン研究所在学中の19歳のときにTABIPPOと出会い、ジョイン。その後、人生はじめての海外ひとり旅へ。知らない世界や人々に出会える旅に魅了され、フィルムカメラを片手に旅する人生を送る。22歳の頃から移住を繰り返し、タイ/バンコク、小笠原諸島/父島、湘南暮らしを経て、長野の山奥へ。数年に1度拠点を変えたいタイプ。タイとモロッコが好き。

こんにちは、TABIPPOデザイナーのnana(なな)です。みなさんはどんなGWを過ごしましたか?

わたしはというとおうちで平和な時間を過ごしながら、「そういえば去年のGWはバルセロナにいたな…」なんて思い出していました。


泊まっていた友達の家から毎朝贅沢にサグラダ・ファミリアを眺めたり、おいしいものをたくさん食べて、お城にも泊まって、平成から令和になる瞬間なんてサグラダ・ファミリアの前で友達みんなとジャンプまでしちゃって。とても満喫しました。


さて、ゴロゴロしながら写真を眺めるそんな日々ももう終わり!そう自分に言い聞かせて、自粛期間でも生活習慣をしっかりさせようとまずは早起きからはじめてみる今日この頃。大きな満月が西の空に沈んでいくのを今朝見ました。


とはいえ今年のGWは、たくさん映画を見たり、普段はなかなか時間が取れない趣味に没頭できたり。おうち時間だからこそできることもたくさんあって、いつもとは一味違った時間を過ごせたのではないでしょうか。

だけどちょっと食べ過ぎちゃった気もしてて、特におやつはどう考えても食べ過ぎで、でも生きるためには食べなきゃね!(大げさかしら)とも思っていて…。

今回は、そんな人におすすめの簡単でカラダに優しくおいしいスイーツレシピをご紹介します。

ベジタリアンやビーガンって何?


今回のレシピは乳製品不使用、動物性食品不使用=ビーガン対応になっています。レシピをご紹介する前に、ちょっと豆知識。ビーガンって最近よく聞くけど何?どうカラダにいいの?そんな素朴な疑問を簡単に説明します。

ベジタリアンと言っても様々なスタイルがあります。

1.ビーガン(植物性食品のみを食べる)
2.ラクト・ベジタリアン(植物性食品と乳製品は食べる)
3.ラクト・オボ・ベジタリアン(植物性食品と乳製品、卵は食べる)
4.ペスコ・ベジタリアン(植物性食品と魚、卵、乳製品は食べる)

簡単に分けても4つの種類に分かれ、実際にはもっと多くのスタイルが存在します。乳製品は食べないけど卵は食べる場合もあったり、個々の身体/心の健康に合ったスタイルを選んでる人が多いようです。

ベジタリアンでなかったとしても、まずはこのお野菜、お肉はどこの産地のものなのかな?とカラダに入れる食べ物を意識してみませんか。わたしはなるべく自分の食べるものは近くの産地のものを選ぶように心がけています。

またカラダに不調を感じている人は、もしかして自分のカラダにはこれが合わないのかな?と確認して食べるものを選んでみたり、おうち時間で自炊の機会が増えている今だからこそ身体と向き合ってみるのもいいかもしれません。

わたしがカラダのことを考えるきっかけになった話などはこちら。
詳しくはvol.0で

というわけで、今日のレシピは乳製品不使用、動物性食品不使用=ビーガン対応でお送りします!洗い物も楽チン、カラダにも優しくいいこと尽くしの「マーマレードの米粉マフィン」です。

爽やかな香りの「マーマレードの米粉マフィン」


vol.2の今回は、マーマレードとお好みでレモンのシロップ漬けを添えて、爽やかなマフィンをお届けします。では、今日のレシピに必要な材料です。


では、早速作ってみましょう!

①粉ものをボールに入れよく混ぜます


米粉、アーモンドプードル、ベーキングパウダーを計り入れてよく混ぜてください。米粉そのものは膨らむ要素を含んでいないので、ベーキングパウダーをお忘れなく。

②その他の材料を違うボールに入れよく混ぜます


油が入っているので完全に混ざり合うことはないですが、よく混ぜます。今回わたしは「オーツミルク」を使用しています。豆乳よりも癖がなくさっぱりしていてお気に入りです。オーツミルクとはオート麦で作られた植物性のミルクのこと。まだ飲んだことのない方はぜひ。


お砂糖は今回「甜菜糖」を使用しています。北海道でとれる甜菜糖にはカラダを温める効果があると言われています。これからの時期は沖縄でとれるきび砂糖を使用するのもGOOD。季節に応じて、使うお砂糖を変えてみるのもいいですよね。

③①と②で混ぜた材料を合わせよく混ぜます


このレシピ混ぜてばかりやないかーい!と書いてる本人も感じているのですが、つまり材料を計ってあとは混ぜるだけ、そういうことです。とても簡単。


米粉を使用しているので混ぜすぎても問題ありません。程よく混ぜたら生地の完成。ちらっと見えるマーマレードの果肉と香りに食欲をそそられます。

④レモンのシロップ漬けを刻む


こちらはお好みでOK!なくても大丈夫です。お家にレモンがある方はそちらを、レモンの酵素シロップを漬けた方は漬け終わったレモンを、漬け途中の方は瓶の中からレモンを1つおすそ分けしてもらってください。

今回は、レモンを細かく刻みました。マフィンの上に飾りとしてのせるものなので、サイズもお好みで大丈夫。

レモンの酵素シロップの作り方はこちら。
1.レモンの酵素シロップ

⑤生地を型の中へ流し込む


はい、もうほぼフィナーレです。お好みの型の中へ生地をそーっと流し込みます。今回わたしは一口サイズのマフィンが作りたかったので100均で購入したカップを使用しています。先ほどレモンを刻んだ場合は、ここでトッピング。

⑥あとは、170°に予熱したオーブンで25~30分焼くだけ


焼く時間は目安です。お家のオーブンの様子を見ながら焼いてください。いい感じに焦げ目がついたら、あっという間にカラダに優しい米粉マフィンの完成です。


今回はマーマレードを入れ、レモンのシロップ漬けをトッピングしましたがジャムなしでも美味しく作ることができます。その場合は気持ちお砂糖を多めに。

焼きたてはもちっと、少し冷ましたらしっとりおいしいマフィンの完成です!日数が経つと乾燥してパサパサしてくるので焼いた次の日には食べることをおすすめします。

ジャムなしの米粉マフィン
ぜひ今週末のおやつに爽やかな香りの「マーマレードの米粉マフィン」を作って、素敵な週末をお過ごしください!

今回の旅の写真は、冒頭にもあげたスペイン・バルセロナです。早くまた旅ができる日を心待ちにして。

All photos by Nana

他のレシピはこちら

TABIPPO社員
金邉 茄菜 社員 / デザイナー

田舎暮らしのデザイナー。桑沢デザイン研究所在学中の19歳のときにTABIPPOと出会い、ジョイン。その後、人生はじめての海外ひとり旅へ。知らない世界や人々に出会える旅に魅了され、フィルムカメラを片手に旅する人生を送る。22歳の頃から移住を繰り返し、タイ/バンコク、小笠原諸島/父島、湘南暮らしを経て、長野の山奥へ。数年に1度拠点を変えたいタイプ。タイとモロッコが好き。

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