しかし、この8つ目の星の追加に関しては未だに国内で批判が根強く、今後さらなる変更になる可能性もあります。
バーレーン
バーレーンも、2002年に国旗のデザインを細かく変更しています。
従来8つであった国旗のジグザグ線が、2002年に新憲法が制定されたことにちなんで5つに変更されているのです。
過去にはさらに数多くのジグザグ線が描かれていた時期もありましたが、現在は少なめに収まっています。
アフガニスタン
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※変更後の国旗
長らく戦乱に苦しんできたアフガニスタンも、2004年に国旗を変更しています。
過去「アフガニスタン王国」であった時代に制定されていた国旗と似ていますが、中央のシンボルが若干違うのが特徴です。
ちなみに、アフガニスタンは過去300年間で23回もの国旗変更を行っています。今後さらに変更される可能性もあるかもしれませんね。
グルジア
※変更後の国旗
2004年、グルジアの国旗は大きく変更されました。
2004年に「バラ革命」によって政権が交代すると、国旗がそれまでのデザインから赤い十字をシンボルとしたデザインに変更されたのです。
このデザインは、なんとおよそ500年ぶりに昔の国旗が復活したものとなり、国民にとっての新しいシンボルとなりました。
ニュージーランド
※現行の国旗
最後に、まだ正式には変更されていませんが、変更される可能性のある国旗を紹介します。
ニュージーランドでは国旗の変更が現在議論されており、2015年11月には国旗変更に関する国民投票が行われました。国民投票の結果では、2016年3月に現在の国旗からデザインが変更され、新しい国旗が2016年中に採択されることになっています。
国旗変更の要望を出しているのはニュージーランドの首相であり、その大きな理由は「オーストラリアの国旗と見間違えることが多いから」ということだそうです。
まとめ
多くの国では、やはり政治の体制が変わった場合に国旗を変更しているようですね。
特にクーデターや革命などが起きて政治体制が大きく変わると、国旗のデザインも全く違うものになることが多いようです。
ニュースなどで見慣れない国旗が現れた時には、なぜ変更されたのかということを調べてみてはいかがでしょうか。