photo by satoshi
1つの長屋に七世帯くらいの家族が暮らしています。一部屋八畳くらいにキッチンとベット、ソファーがありシンプルな内装。トイレ、シャワーは共同です…シャワーといっても井戸水をホースで汲み上げるだけのものです。
さらに驚いたのは彼の部屋は窓もドアもありません。小さな子供やお年寄りがいる家を優先して彼ら自身が作っているそうです。
彼は僕に昼食を作ってくれました。卵入りの焼き飯、味付けはニンニクと塩のみ。今までの旅で一番温かな気持ちを感じさせられた料理になりました。
今の現状に苦しみを感じるよりも、楽しみを探す事が大事なんだよと語る彼の顔はとても輝いていました。
「いつでも帰っておいで」ネパールにもう1つの家族ができた
photo by satoshi
大きな湖と山々に囲まれたのどかな町ポカラ。トレッキングなどのアクティビティをする気もありませんでした。湖のほとりで声をかけて来たのがダルさんです。
いろんな写真を見せられ、トレッキングなどに誘われたけど僕は行く気が全くありませんでした。ただサランコットから見下ろすポカラの町並みとヒマラヤ山脈が見たいと思い、値段交渉をして渋々お願いする事に。
正直お金使いたくなかったんです。1500円…大きな出費だ。前金として1000円払い翌日に会い案内していただきました。丁度雨期が終わる頃だったんですが、曇って何にも見えませんでしたw
町へもどって来た時に彼が自宅にこないかと案内してくれることに。ガイド料上乗せされたらやだなと疑いながら訪問させていただきました。
初めて手食に挑戦し、とても楽しい時間を過ごしました。「明日もおいで?私の子供達も喜んでるから」「私の家族もハッピー、あなたもハッピー!」お金なんて必要ない!
この頃には僕はお金のことなんかすっかり忘れてました。共に食事をして、日本語の勉強、ダンス大会、一人旅の僕を温かく迎えてくださりました。結局2日間お邪魔して、最後の日には見送りまでしていただきました。
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「いつでも帰っておいで!気をつけるんだよ」「この子インドへ行くんだけどよろしく頼むよ!」最後に残りの500円を渡そうとしたら…いらないって!
「それ以上に素敵な時間を過ごさせてもらってありがとう」それ僕の台詞ですよ!ただいまって帰ってくるので待っててください。ダンニャバード!
観光だけじゃ味わえないネパールの魅力
旅をしていて声をかけてくる人には気をつけること。それは、自分の身を守るために一番大切な事です。
しかしそればかり考えていると、こんな出会いはなかったと思います。ネパールを訪れる際は少しだけ疑いの目を緩めて人々とふれあったみてはどうでしょうか?
僕がネパールを訪れた理由は大地震後のネパールで自分は何ができるのかと目的を持ってきましたが、実際僕の方が多くの者を与えられました。
今の私たち日本人よりもネパールの方々の方が心優しく親切ではないのだろうかとも感じさせられました。互いを思いやる心、異国の地ネパールであなたも感じてみませんか?
僕は大好きなネパールをまた訪れたいです!