ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

もちろん旅は大好きだけれど、好きなことを続けるにはお金も必要。社会経験も積んでおきたいし、生活の安定は捨てられない。できることなら、就職活動を失敗したくない!

そんなあなたの不安を解消するべく、今回は早期退職を経て旅と仕事の両立に成功した4人の先輩たちに、旅と仕事についてのあれこれを聞いてきました!
 

質問:就職して一番つらかったことは?

よく会社の愚痴をこぼしている大人をよく見かけますが、就職すると一体どんなことが一番つらいのでしょう?旅と仕事を両立したいと思っていた先輩旅人たちは、また違った視点で組織を見ていたかもしれません。

そこで実際に、就職を経てTABIPPOへとキャリアチェンジした4人に、就職して一番つらかったことについて聞いてきました!
 

前田塁

前田塁

1987年、大阪府生まれ。2011年に慶應義塾大学を卒業後、株式会社大阪ガスに入社。その後、一緒にTABIPPOを立ち上げたしみなおに誘われて、2012年に株式会社オプトに転職。ソーシャルメディアの新規事業を立ち上げました。2014年に株式会社TABIPPOを創業し、編集長に就任。

 

1社目の大阪ガスではなく、2社目のオプトでの話です。Web系広告代理店あるあるなのですが、入社して3ヶ月くらいで2億円の案件を任された時はとても大変でした。新しい領域で自分以外に専門家もいなかったので、相談相手も見つけられずに何とか完成させましたが、正直ズタズタでした。

Web系企業の多くは市場が大きくなるスピードが早く、人の出入りも多いので、入ってきたばかりの若造でもガンガン仕事を任されます。就職活動においては、若手にも権限がある、という表現でポジティブに扱われる話ですが、実体験してみるとプレッシャーすごかったです。

短期的に解決することはできませんでしたが、半年後にあった同規模の案件は納得いく形でできたので、対応策は人よりも多くの経験を積むことでしょうか。
 

浦川拓也

浦川拓也

1991年、滋賀県生まれ。2015年に大阪大学理学部数学科を卒業し、新卒で当時まだ30名以下の人材ベンチャー株式会社アトラエに入社。法人向け新規開拓営業を行う。その後2016年に、学生時代から縁のあった株式会社TABIPPOへ誘われ転職。営業、イベントを経て、現在は新規事業の「旅人採用」の立ち上げを行う。

 

退職を迷っていた時期に、新卒採用の担当に任命されたことです。

今思えば本来のセールス業務でなかなか成果の出ていない新卒1年目の社員に、会社の顔となる新卒採用担当を任せて頂くことは非常にありがたい話ではありましたが、会社や仕事に対して少しでも迷いがある状態で学生と話したり、採用サイトを作ったりすることは精神的に辛いというか、日々頑張って働いている他の社員に申し訳ないなという気持ちがありました。

その件もあったので、頻繁にお世話になっていた先輩や社長と何度かお話をさせて頂き、役割の変更や、退職のタイミングなどの相談に乗って頂きました。
 

平野嵐

平野嵐

1993年和歌山生まれ。20歳の時、TABIPPOのイベントをきっかけに旅の魅力にとりつかれる。その後大学を休学し、フィリピン留学や世界一周のひとり旅へ。大学卒業後は専門商社で務めていたが、2018年1月にTABIPPOにジョイン。旅人のための就職・転職サービス「旅人採用」の立ち上げに携わる。

 

最も辛かったことは、新入社員(若手社員)に裁量権がほぼなかったことでしょうか。完全に年功序列型の組織で、上司が言ったことをしっかり守れる人が求められる職場だったのではないかなと思っています。

前職は仕事の案件のほとんどが既存顧客からの定期的な発注だったこともあり、いかにミスをせずにクライアントとの関係を保てるかを大切にしている企業でした。それ故に経験のない若手はまずは勉強をして、しっかり知識をつけてから独り立ち(営業)をするというのもつらかったですね。

自分なりに考えて行動するということがほぼ制限されていたので、言われたこと(かつ納得のいっていないことを含む)だけをやるというのが自分には合っていなかったなと思います。

当時の僕にはその課題に対応することもできず、結果として退職を選んでしまったのは自分の力不足だったとも感じています。
 

阿部サキソフォン

阿部サキソフォン

1993年新潟生まれ。大学後エネルギー事業を扱う会社に新卒入社。飛び込みの訪問営業を1日20〜30件していたが、商材に疑問を持ち始め約3ヶ月で退社。その後TABIPPOライターとニュースメディア編集の仕事を始め、現在はフリーランスのライターとして活動している。

 

入社して最初の新人戦のようなもので、自分が坊主を何日も連続で続け最下位近くになっていたことです。この新人戦が始まった頃は入賞を狙おうという気持ちがありましたが、商材へ不安を抱き始めた途中からはお客様に自信をもって勧められなくなりました。

そのため自分の支店の評価も下げることになり、周りからも心配されていた時は毎日モヤモヤしていて、朝目が覚めるたびに罪悪感に苛まれていました。

そして成績の悪さから社長に休み出を許可していただくよう頼みにいくよう先輩に促され、社長に頭を下げ自分一人が休みの日に営業をすることに。結果的に自分の気持ちのズレが生じ、それを解消するために退社という選択をしました。
 

苦い経験が伸び代になる

筆者が前職に就職したての頃、人事の方に「とりあえず3年は辛抱」という言葉を頂きました。激務で3年間はあっという間でしたが、仕事の要領がわかってきた2年目以降は自分の裁量で仕事ができ、比較的楽だった気がします。

とはいえ、仕事にやりがいを感じられなかったり、自身のやりたいことじゃなかった場合は最初の壁を乗り越えるのが厳しいのかもしれません。

先輩旅人たちはつらさを経験したからこそ、自身の本当にやりたいことに辿り着けました。皆さんも、自身と企業との間にズレがないか、「旅人採用」のカウンセリングで先輩旅人に相談してみませんか?

旅人採用は「旅で世界を、もっと素敵に。」を掲げる弊社TABIPPO株式会社アプリが運営する、旅好きのための就職・転職活動支援サポートです。ぜひ活用してみてくださいね!

ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

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