移動:車内でもマスク忘れず、さあ出発
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旅行に移動は付き物。そんな移動中はマスクを忘れずに。また、できるだけお喋りも控え目にしましょう。
新型コロナウィルスは飛沫感染のため口から飛んだウィルスから感染が広まりますので、楽しくて喋りたくなる気持ちは分かりますが、車内など狭い空間ではグッと我慢。
また、移動する時間も気をつけましょう。休日の新幹線の場合、下り(東京→地方)は午前8時〜午前10時の間、上り(地方→東京)は午後4時〜午後6時の間が最も混雑すると言われています。混雑する時間を避けて移動することが感染拡大防止に大きく繋がります。
新幹線の指定席空席情報は以下のJRのサイトから調べられますので、旅程が決まったら調べて見るのも良いでしょう。
食事:おしゃべりをほどほどにして、味わうグルメ
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旅行をすればその土地の美味しいものを食べたくなることでしょう。そんな時もちょっとだけ考えて行動しませんか。
友人とご飯を食べるときは、飛沫感染を防ぐためにも向かい合って座らずに、横並びでご飯を食べることをお勧めします。
また、食事の際のおしゃべりはほどほどに。ちょっと寂しい気もしますがせっかくの機会です、料理を味わうことに集中してみませんか。味覚だけでなく、視覚や嗅覚をも使ってその土地を感じながら料理を食べるのも素敵な経験になることでしょう。
宿泊:おしゃべりは、部屋に入って存分に
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様々なところから来た人が多く集まる場所である、宿泊施設。
ドアノブやエレベーターのボタン、廊下の手すりなど、不特定多数の人が触る場所に触れた後は手洗い消毒を心掛けましょう。
また、同じ施設内に宿泊している人とは少し離れてご挨拶。ちょっと寂しい気もしますが、感染対策の観点からは大事なことになります。
部屋の窓を時々空けて換気するのも、感染対策として有効です。外の空気を吸ってリフレッシュにもなります。
観光施設:すいた時間・場所を選んで安心観光
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旅行に欠かせないのが観光施設の訪問。ここでもちょっとだけ考えて行動を。
空く時間や場所を選び、事前に予約を取れば、並ばずに安心して観光ができます。オンラインチケットやキャッシュレスも、人との接触が避けられて有効な手段となります。
もちろん、観光施設でもマスクは必須。観光が終わったらできるだけ早めに手洗いをしましょう。
ショッピング:お土産は、あれこれ触らず目で選ぼう
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旅先での楽しみの一つであるショッピング。ここでも、商品になるべく触らない、空いている時間帯に行く、レジ待ちの列は感覚を空けるなど、感染防止に努めましょう。
電子決済は人との接触が少なく、感染防止にも有効な手段ですので、積極的に利用しましょう。ポイントが貯まりますし一石二鳥!
新しい旅の形へ
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6月に発表された「Go To Travelキャンペーン」と「新しい旅のエチケット」の二つをご紹介しました。「Go To Travelキャンペーン」に関しては、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら進められるため、時期が延期になったり、現在発表されている内容から変更される可能性が充分あります。今後どういった形で開始されるのか気になるところではあります。
県境をまたぐ移動が解禁され、旅行ができるようになりつつありますが、マスクを付けたり、ソーシャルディスタンスを守らないといけなかったりと、少し旅がしずらい状況ではあります。しかし、一人ひとりが「新しい旅のエチケット」を守って旅をすることが、新型コロナウィルスの感染を防ぐことに繋がりますし、1日でも早く元の状態に戻ることにも繋がります。
皆さんの旅が「新しい旅のエチケット」を守りながら、楽しいものとなりますように。