ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

今まで多くの航空会社を利用してきましたが、先日初めてニュージーランド航空を利用する機会がありました。「めっちゃ快適」と噂には聞いていたものの、自分の目で見てみないことには分かりません。

サービスはどうなの?機内食は?エンターテイメントは?わたし阿部サキソフォンが、隅々までチェックしてきました!

ニュージーランド航空ってどんなエアライン?


▲成田国際空港にて photo by Abe saxohpone

ニュージーランド航空は、1940年に設立された国際航空会社。ニュージーランド国内をはじめ、アジア太平洋を含む18ヶ国50都市以上への直行便を運航し、スターアライアンスに加盟しています。

日本からニュージーランドへ直行便を運航する唯一の航空会社であり、多くの人に支持されている航空会社です。


▲旅前はいつもドキドキ photo by misaki naka

また世界最大の旅行サイトであるトリップアドバイザーが主催する「トラベラーズチョイス™ 世界の人気エアライン2018」において、複数の賞を受賞!

全世界の航空会社の中で総合第2位、南太平洋においてはベストエアラインに選ばれました。さらに、プレミアムエコノミークラス部門では、2年連続でベストプレミアムエコノミークラスを受賞しています。

搭乗する前からこんな情報を知ってしまったら、自然と期待が高まります。でも、油断は禁物。どんなにすごい賞をたくさん受賞しているからといって、自分が満足するとは限らないもの。

数々の航空会社を経験してきたわたしが、厳しい目でチェックするんだから。

乗るのはこちら!


photo by Abe saxophone

今回、一緒にニュージーランドまで旅をするのはTABIPPOで一番の心配性・ちゅうやん(@misakiki3894)。この日も搭乗時間の2時間半くらい前に空港に到着していました。(TABIPPOは旅慣れた人が多いせいか、ギリギリに空港入りする人もしばしば)

最後まで仕事の連絡を気にしているちゅうやん。もうそろそろ、諦めよう。どうせ離陸したらインターネットは使えないんだから、ね? パソコンは閉じて、早く飛行機に乗り込みますよーっ。


photo by Abe saxophone

実際にわたしたちが搭乗したのは、「ボーイング 787-9型機」。機内に入った途端、あたりに漂う近未来感になんだかドキドキしてきました……。なにこれ、SF映画みたいな空間が広がってる。

写真だと少しチカチカするようにも見えますが、実際は全く気になりません。むしろ寝るときには、自然と落ち着く空間でした。


photo by Abe saxophone

さすが心配性。ほとんどの人がスルーしがちな「安全のしおり」を熟読しています。万が一の時に備えて、きちんと予習しておかないといけないからね。

(あまり英語ができないちゅうやん、丁寧に読んでいる風だけど理解しているのかどうかは謎です)

また今回は利用しなかったのですが、ニュージーランド航空の特徴の一つが「エコノミー・スカイカウチ」。エコノミーシート3席をつなげて使うもので、広いソファを自由に使うことができるのです。

ビジネスクラスはお値段的にちょっと……でも足を伸ばしてゆったりしたい! という人にはぴったり。一人で横になるもよし、お子様と一緒に利用しても良さそうです。

このビデオではニュージーランドの国鳥、キウイがスカイカウチを利用しています。めちゃくちゃリラックスしてる。

機内安全ビデオへの気合の入れ方がすごい


photo by Abe saxophone

機内の楽しみといえば、映画や音楽のエンターテイメント!……と言いたいところなのですが、注目してほしいのが機内安全ビデオ。そう、先ほどちゅうやんが熟読していた「安全のしおり」のように、緊急時の対応や注意事項についてまとめているビデオのことです。

多くの航空会社の機内安全ビデオは、真面目そうなCAさん(しかもちょっと昔っぽい映像)がニコニコしながら丁寧に説明をするもの。

本来の目的を果たしているのだから、もちろんこれはこれで良いのですが。実際はほとんどの人がなんとなくボーッと流し見をしていることがほとんどです。

しかし、ニュージーランド航空の機内安全ビデオはというと……

いや、かっこいいかよ。しかも、ビデオの舞台はニュージーランドじゃなくて南極なのかよ。気になったので、公式サイトで調べてみたら下記のように記されていました。

ニュージーランド航空は、ニュージーランド南極局およびニュージーランド南極研究所との長年にわたるパートナーシップを背景に、近年はロス海地域の生態系調査を通して、地球環境変化の影響を探る研究を支援しています。

新作機内安全ビデオ「世界で最もクールな大陸」編は、米国の俳優、映画監督であり、環境保護活動家でもあるエイドリアン・グレニアー氏が案内人となり、南極スコット基地の方々とともに、地球温暖化の影響を理解する上で、南極がいかに重要かというメッセージを伝えています。(https://www.airnewzealand.jp/safety-videos

ふむふむ。ニュージーランド航空が南極研究のチームとパートナーシップを結んでいることから、このような機内安全ビデオが作られたんですね。

何かの映画かな? と思うほど気合が入っている機内安全ビデオに、周りの人も釘付けでした。次に乗るときはどんなビデオになっているんだろう、なんて楽しみにもなります。

それにしても、出演している俳優さんがイケメンすぎる。ちょっとこの濃い眉とキラキラした瞳がたまらんですわ。ずっと名前が気になっていたので今知ることができて良かったです、ありがとう公式サイト。

以前には、「壮大すぎる機内安全ビデオ編」も。ホビットをテーマに制作した機内安全ビデオとしては第2弾となる、『ホビット 決戦のゆくえ』公開にちなんだ作品です。

舞台である「中つ国」に、映画の登場人物や関係者が登場し、壮大すぎると話題になりました。ガンダルフが説明してくれる機内安全ビデオなんて、かつてあっただろうか(いや、ない)。

こんな壮大すぎる機内安全ビデオ、つい見ちゃうに決まってる。


photo by Abe saxophone

もちろん、機内エンターテイメントも充実しています。新作の映画や往年の名作がずらり。

わたしは「グレイテストショーマン」(中学生の頃からザック・エフロンに恋しています)、「リメンバー・ミー」(号泣しました)、「先生、、、好きになってもいいですか」(広瀬すずの可愛さが罪。そしてわたしも生田斗真がいる学校に通いたかった)を鑑賞しました。

▲電源は足元にあります photo by Abe saxohpone

そして座席には電源も完備。現地到着したときに「電池が切れた!」なんてことにならないように、機内で充電しておきましょう。

嬉しいことにパソコンと終始にらめっこをして仕事もできますよ(していたかどうかは、内緒です)。

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高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

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