こんにちは、吉村彩恵(さえ)です。家にいても旅先の気分を味わっていたい!そう思っている方も多いはず。私もそのうちの一人で、家で過ごす時間や、仕事の空き時間に旅行のガイドブックを見たり、宿泊したいホテルを眺めたり過ごしながら、旅欲を身近に感じて日々生活をしています。
映画が好きなので、お気に入りの映画を見て次の旅先を探すことも。映画はより現地の雰囲気を感じることができるので、この国に行きたい!と思った時によく見ています。
今回は、これまでみてきた中で次の旅先の候補にぜひオススメしたい、海外や国内旅行気分を味わえる映画を8作品ご紹介したいと思います。
見出し
『ナイト ミュージアム』シリーズ
夜になると博物館の展示物たちが動き出す
何の仕事をしても長続きしないラリーが就いた職業は、博物館の夜間警備員。前夜間警備員から引き継ぎを受ける時に、「誰も出してはいけない」と言われ……。聞いた時には理解できなかったラリーですが、仕事が開始し数分後、展示されているはずのティラノサウルスの骨格標本がなくなっていることに気がつきます。
おかしいなと思いながら、ラリーが館内を見回ると何とティラノサウルスの骨格標本が館内を動き回ってました。驚くラリーですが、ティラノサウルスだけでなく、何と他の展示物も動き回っているのでした。
photo by Sae Yoshimura
日本では2007年に第1弾が、その後2009年と2014年に続編が公開されました。第1弾はアメリカ自然史博物館、第2弾はスミソニアン博物館(アメリカ)、第3弾は大英博物館(イギリス)が舞台になっています。
スミソニアン博物館と大英博物館は世界三大博物館に数えられる博物館です。2つの博物館はとにかく大規模で、全てを見るためには1週間は必要といわれています。実際に私は大英博物館に行きましたが、館内は大変広く見たい展示物を絞っていかないと、1日で全て見ることは不可能でした。
photo by PIXTA
アメリカ自然史博物館は、ニューヨークのセントラルパークの西側にあり、その真反対には世界三代美術館に数えられる、メトロポリタン美術館があります。2つを含めニューヨークの観光スポットの一つです。
『ハリー・ポッター』シリーズ
ハリーお前さんは魔法使いだ
義理の家族、ダーズリー家に嫌がらせをされながら、育ってきたハリー・ポッター。ある日、ハリーの元に届くはずのない手紙が届きます。それは「ホグワーツ魔法魔術学校」からの入学許可証でした。
ハリーを普通の人として育ててきたダーズリー家は、その手紙を見て魔法なんてもの信じられるか!とその手紙を処分しますが、毎日何通もふくろうが入学許可証が配達してきます。ひどく取り乱したダーズリー家は、ハリーを連れて引っ越してしまいます。
photo by shutterstock
11歳の誕生日をそこで迎えたハリーでしたが、誕生日を迎えた瞬間ホグワーツの森の番人ハグリットが迎えにきたのでした。自分は魔法使いだと知ったハリーは、ハグリットに連れられホグワーツ魔法魔術学校に入学します。
2001年に『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開され大反響を呼び、その後シリーズが続々と公開されていきました。2011年に最終章を迎えましたが今でも人気は根強く、世界中にファンがいます。(そして私も大のハリポタファンです!)
photo by shutterstock
撮影はイギリス各地で行われ、多くの場所が観光地として人気を呼んでいます。私もキングスクロス駅に行ったり、スタジオツアーに足を運んで、友人に驚かれるほど大興奮しました!2016年には、『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ作品『ファンタスティック・ビースト』シリーズが公開されました。
『マンマ・ミーア!』シリーズ
See that girl!Watch the scene!Dig in the Dancing Queen!!
ソフィは明日結婚式を迎える花嫁。島には続々と結婚式の招待客が到着する中で、ソフィは久しぶりの友人との再会に喜び、そしてある計画を打ち明けます。それは実の父親かもしれない男性を、招待しているということ。人数は何と3人。
母親のドナの日記を盗み読みしたソフィは、父親かもしれない男性が3人いることに気づき、ドナの名前を借りて、内緒で招待状を送っていたのでした。ドナはそんなことになっているとは当然気づかず、父親候補のサム・ハリー・ビルは20年ぶりにドナに会いに戻ってくるのでした。掲載している予告は2作目ですが、ぜひ、1作目、2作目あわせてご覧ください。
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『マンマ・ミーア!』のロケ地はギリシャのエーゲ海に浮かぶ、スコペロス島です。晴れた日のエーゲ海は色彩が鮮やかで美しく、古代ギリシャの詩人ホメロスは「ぶどう酒色なせる海」とその美しさを表現しました。
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ギリシャの多くは建物が白く、青いエーゲ海と白い建物のコントラストがより素敵な街並みを作り出しています。きれいな街並みと海に囲まれているスコペロス島で、最高のバカンスを過ごしてみるのもいいですね!
『僕たちは世界を変えることができない』
photo by Sae Yoshimura
誰かのために何かをする喜びは、自分のために何かをする喜びよりも上回る時があるんじゃないかなと思うんです
主人公、田中甲太は医大の2年生。普通の大学生活を送っていましたが、ありきたりな日常に物足りなさを感じていました。ある日、大学構内に貼り出されていたポスターを見て、150万円を集めることができればカンボジアに学校を建てることができることを知ります。
甲太は同級生の匡史と雅之、イベントで知り合った他大学の充と一緒にチャリティーイベントを通して、資金を集めていくことに奔走します。
photo by Sae Yoshimura
この映画では、実際にカンボジアの首都プノンペンと、シェムリアップで撮影されました。プノンペンでは、ツールスレン刑務所とキリングフィールドが、シェムリアップではアンコールトムが登場します。
プノンペンの2つの場所は、実際にカンボジア内戦の惨劇を伝える場所となっており、シェムリアップは世界遺産のアンコールワットがある街として人気の観光スポットです。プノンペン〜シェムリアップ間はバスや飛行機で移動可能となっていますので、旅のスケジュールを考えながら移動方法を選択しましょう!