その他

福島県出身 85 年生まれ、東京都在住の写真家。主に商業向けに国内外の風景を撮影。Appleでの広告採用や国際フォトコンテスト ipa2016 での部門優勝、海外メディア 掲載等、国内外問わず活動の幅を広げている。2019 年ソニーイメージングギャラリー にて初写真展「フィンランド 冬の光」が大成功を収め、全国で巡回展を開催。

こんにちは、風景写真家の横田です。先日長野県・乗鞍高原の自然体験プログラムに参加してきました。

乗鞍高原は今までに何度も訪れたことがある場所。今回は、自然あふれる乗鞍高原のなかで「サステイナブル」な体験をできるということで参加することに。本記事では、その様子をお届けします。

乗鞍高原とは

秋は紅葉が大変美しい場所です
乗鞍高原は長野県松本市中心部から車で約1時間ほど、飛騨山脈方面に位置する自然豊かな土地です。中部山岳国立公園内にあり、標高が1,100m以上の高原で夏でも快適に過ごすことができます。冬はスキーやスノーシューイングなどウインターアクティビティでも賑わい、夏は上高地への玄関口としても機能しています。

「サステイナブルツーリズム」を体験できる地域

乗鞍高原は2021年3月、環境省より日本第1号のゼロカーボンパークに登録され脱炭素化を目指すサステナブルな観光地として注目されています。

サステイナブルツーリズムとは地域資源である自然や文化・伝統を活かしつつそこに暮らす人々が一丸となって外からの旅行者を受け入れ、地域経済を発展させることです。それと同時に自然環境や文化・伝統を守っていくことにも繋がります。

分かりやすい例として、乗鞍高原ではミネラルウォーターのペットボトルを買う必要はありません。観光センターに給水スポットやマイボトル割引があり、宿泊施設でも乗鞍高原の美味しい水を味わえるようマイボトルを推進しています。

乗鞍観光センターの給水スポット
給水スポット前にあるジェラート&カフェ ギフトのりくらでは、マイボトル割引を実施しています。

その土地の白樺木材の利活用やE-BIKEレンタルの実施、地元グルメの地産地消など精力的に取り組んでいます。今回は上述した内容を実際に自身で感じ、体験してきました。

自然体験プログラムスタート

「eMTB」ってなに?インストラクターの乗り方レッスンに参加

ドライブモード切替やギア、速度が視認できるディスプレイ付きeMTB
eMTB(電動アシストマウンテンバイク)は、MTB(マウンテンバイク)に電動アシストがついた自転車です。ですが、従来のMTBとは全く異なる自転車といってよいでしょう。

電動アシストのあるeMTBの登場によって、これまでは難しいと感じていたオフロードコースや、思うように楽しめなかったような場所でも、初心者や脚力がない方、老若男女共問わず快適で楽しいライド体験が可能になりました。

今回は、アウトドアアクティビティも提供しているノーススターにてeMTBレッスンとサイクリングを体験しました。敷地内でeMTBの基本的な乗り方を教わり、実際に庭を何周か走ることで徐々に慣らしていきました。

基礎的な乗り方レッスンを受ける様子

「eMTB」で国立公園を満喫。コースを選んで誰でも楽しめるのが嬉しい!

レッスンを受けてからの初心者コースは、舗装された一般道を走ります。電動アシストのおかげで、傾斜がきつい坂道も楽に走ることができます。


中級者コースは舗装されていない林道へ。上級者コースはさらに山の中のアップダウンのあるオフロードコースを走ります。その人のレベルに合わせて無理のないコースを走ることができるので、安心して楽しむことができます。次回は、私も上級者コースにチャレンジしてみたいです。

森の夜は、焚き火でゆったり。懇親会で仲間と団欒を

サイクリングの途中で、伐採した白樺の木材を運び出すお手伝い
今回のサスティナブル体験プログラムでは、道路沿いにある伐採した木々を移動する地域の作業をお手伝い。人手に対して森林エリアがとても広域なため、先に伐採をしておいた木材を後日運搬しているのだそう。ゴミとして処分するのではなく木材でベンチを作ってワークショップをしたり、焚き火の薪として地域で利活用しています。

平積みになっている木材を回収している様子

広場の1ヶ所に積み上げトラックで運搬します
日没後には同様に以前に回収され、乾燥された木材を使い、ノーススターの庭で焚き火を囲みながらの懇親会。伐採しておいた木材は乾燥していてよく燃えます。焚き火を囲みながら、飲み物を片手に語らいの時間。

薪をくべ、立ち上る火花
パチパチと音を立てる焚き火の揺らぎを眺めていると自然と心が落ち着きます。都心に居るとなかなかこういうゆったりとした時間の中で焚き火を囲みながら団欒することがないので、とても有意義な時間でした。

夕食は、旅館仙山乗鞍で地産地消の食材を使った料理をいただきました。乗鞍高原では山菜がたくさん採れるので山菜のおひたしや天ぷらが定番。信州牛や焼き魚も身が柔らかく美味しい。


乗鞍高原の醍醐味のひとつは、なんといっても温泉です。宿に温泉がついていない時は、一日の終わりに、ぜひ観光センター近くにある公衆浴場「湯けむり館」へ足を運んでみてください。宿によっては割引券を配布しているのでぜひ要チェックですよ。

朝の木漏れ日の中、モーニングコースを満喫!コーヒーで優雅な朝を

朝の木漏れ日が心地良い
翌日の朝はeMTBで少しだけ林道を走り、乗鞍岳を一望できる草原にてモーニングコーヒーを堪能。乗鞍高原は宿を出て徒歩、自転車、車のいずれの方法でもすぐに素晴らしい大自然の景観を味わえます。豊かな自然へのアクセスが容易というのも乗鞍高原の素晴らしいところ。

ノーススターを出発し自然の中を駆けるモーニングサイクリング。とても気持ちが良いです。

砂利道だって問題なしのeMTB
インストラクターの方が持ってきてくれたアウトドアチェアやテーブルを草原に広げ、コーヒー豆を挽きお湯を沸かしてハンドドリップコーヒーをみんなで味わいます。

私は普段から登山をするのですが、豊かな自然の中で淹れて飲むコーヒーは日常とはまた違った格別の味がします。ぜひこの乗鞍高原の自然の中で、美味しいコーヒーを味わってほしいですね。

乗鞍高原の広々とした自然の中で味わうコーヒーは格別の味

自然豊かな乗鞍高原でサステイナブルな旅をしよう

乗鞍高原では地域一丸となりゼロカーボンパーク・サステイナブルツーリズムのモデル地域として全国の模範となるべく、精力的に取り組みを実施しています。排出する二酸化炭素ゼロ、持続可能な観光地域づくりをしている現場を旅行者としても身近に感じることができます。

一部の宿や観光センターにてeMTBやトレッキングツアーなど、より解像度を上げて乗鞍高原を味わうことができる魅力的なアウトドアアクティビティを提供しているので、ぜひこれから乗鞍高原を訪れる人々にも体験してみてくださいね。

それでは次ページにて、秋色に色づく乗鞍高原を写真でお楽しみください。

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福島県出身 85 年生まれ、東京都在住の写真家。主に商業向けに国内外の風景を撮影。Appleでの広告採用や国際フォトコンテスト ipa2016 での部門優勝、海外メディア 掲載等、国内外問わず活動の幅を広げている。2019 年ソニーイメージングギャラリー にて初写真展「フィンランド 冬の光」が大成功を収め、全国で巡回展を開催。

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