「北朝鮮に世界遺産ていくつあるの？」→「2件ありました！」

2014年7月までは外務省海外安全ホームページで「渡航自粛措置」が発表されていた北朝鮮。2015年7月時点では解除されていますが、旅行情報自体が少ないですよね。そこで今回は北朝鮮にある世界遺産「高句麗古墳群」と「開城歴史遺跡地区」を写真と共にご紹介します。

高句麗古墳群

photo by yeowatzup

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朝鮮半島の三国時代に百済、新羅とともに重要な役割を果たし、最盛期には朝鮮半島の半分を支配した高句麗王朝後期の遺跡です。王、王族、貴族の墳墓で、全てで63基の古墳があります。

美しい壁画が描かれた古墳内部からは高句麗の文化を読み取ることができ、日本の高松塚古墳壁画との関連が指摘されているものもあります。

開城歴史遺跡地区

photo by John Pavelka

photo by David Stanley

918年から1392年までの間、高麗王朝の都であった開城には、王宮の跡や城壁、歴代の王の墓などが残されています。

多くの遺跡は廃墟となってしまっていますが、満月台と開城瞻星台、高麗成均館などの12件が、朝鮮半島で儒教の影響が大きくなってきた歴史を知るための重要な遺跡として、2013年に世界文化遺産に登録されました。

北朝鮮では古代壁画で知られる「高句麗古墳群」が2004年に世界遺産に登録されているので「開城歴史遺跡地区」は２番目の世界遺産になります。

まとめ

いかがだったでしょうか。この記事を読んでいる旅人の方には「いつか自分も北朝鮮へ！」という方がいらっしゃるかもしれません。くれぐれも身の安全にはご注意ください。