こんにちは!フォトグラファーの上田です。旅行先でよく見かけたのが良いカメラを使っているのに全部オート撮影をしている人たち。カメラ任せでもそこそこきれいに撮れてしまうのでとっても楽チン。
けど、なんだか少しもったいない気がしませんか?カメラの知識を少し増やすだけでもっとカメラが楽しくなり、写真も素敵なものに変わりますよ!
今回は脱オート撮影に向けて、カメラに関する基礎知識を紹介したいと思います。
オートからマニュアル撮影に変えてみよう!
photo by Luke Hayfield Photography
露出?絞り?感度?シャッタースピード?ホワイトバランス?聞き慣れない単語を聞くと耳を閉じたくなりますよね。けど、大丈夫!カメラって意外と単純なんです。
まずはいつものオートからマニュアルにして色々設定を変えながらそれぞれの役割を体感して見てください。
とは言ってもむやみに設定をいじってもわけが分からないままになるので最初の一歩として、F値・シャッタースピード・ISO感度について説明したいと思います。
F値(絞り値)について
F値とは絞り値とも呼ばれ、カメラを見てみるとF1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22、F32のように設定されているものがあると思います。
F値を変えるとカメラの中にある絞りの開き具合が変わり、レンズを通る光の量が変わります。
F値を大きくするとレンズを通る光が少なくなり、小さくすると多くなります。例えば、F2からF2.8に変えるとレンズを通る光は半分に絞られて写真の明るさも半分になります。