また、ピントが合っている範囲もF値で変えることが出来ます。ものすごく簡単にお話するとF値を大きくするとより広い幅でピントは合い、小さくするとピントの合う範囲はより狭くなります。
前後のぼけた写真を撮りたい場合はF値は小さくする、という具合です。
シャッタースピードについて
photo by yuki ueda
シャッタースピードとはそのままの意味でシャッターの開いている時間のこと。
1、1/2、1/4…1/125、1/250、1/500のように表記されています。シャッタースピードを長くするとカメラが取り入れる光の量は多くなり、短くすると少なくなります。
シャッタースピードが早いと、動いているものを撮影する時に動きを止めて撮れたり、手ぶれや被写体ぶれを防ぐことが出来ます。
また、星の撮影や水流などの動きを表現する時には遅くする必要があります。
ISO感度について
デジタルカメラはレンズを通して光を取り入れ、内蔵センサーにその光を当てて、なんやかんやすることで写真になります(ここはちょっと複雑なので興味ある人だけ調べてみて下さい)。
そして、ISO感度とはこの行程の間で光の量をどれだけ大きくするか、という値になります。と説明するよりもこれは見た方が圧倒的にわかりやすいので、以下2枚の画像をみてください。
photo by yuki ueda
上下の写真のようにF値、シャッタースピードを全く同じ設定にしていてもISO感度を変更するとかなり明るくなるのが分かると思います。
すごい機能なんですがISO感度をあげるとその分だけノイズのある写真になってしまうので上げ過ぎには注意が必要です。
まとめ
ひとまずはF値、 シャッタースピード、ISO感度を理解すれば基礎は大丈夫!撮れる写真の幅が大きく変わると思います。
ちょっと聞き慣れない単語も出てきたので難しく感じてしまっているかもしれませんが、実際にカメラを手に設定を考えながら撮影してみてください。きっと単純な記録撮影から一歩進んだ自分だけの写真が撮れるはずですよ!