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ocean+α(オーシャナ)は、これからの海を持続可能に共創していくダイバーと海の総合サイトです。SUSTAINABLE、 DIVER FIRST、LIFESTYLEの3つのキーワードを掲げ、アクティブに水中世界を楽しむ人には、視野を広げ、興味を深める情報を。まだ水中世界にデビューしていない人には、疑問を解消し、背中を押せる情報を。すべてのダイバーが、安心して一歩踏み出せるように、正直な情報を提供します。(https://oceana.ne.jp/)

Go To トラベルキャンペーンがはじまり、国内旅行に出かける人も増えてきましたね。とはいえ、まだまだ遠方や人が多いところは避けたいと考えている方も多いはず。

そんな方々にこそおすすめしたいのが、人とも接することが比較的少ない、自然の中でのアクティビティの代表格でもあるダイビング。

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「この時期にダイビング?」と思うかもしれませんが、実は冬が近づくにつれ海の透明度は高くなり、気持ちの良いダイビングを楽しめるのです。

最近では、Go To トラベルキャンペーンでもらえる地域共通クーポン券を使えるダイビングショップも各地に増え、それを使用してライセンスを取得する人も増加傾向にあるのだとか。

しかも日本は海に囲まれているので、意外と遠方へ行かなくてもさまざまな場所でダイビングが楽しめるのです。

参考ページ
▶地域共通クーポン券取り扱い店舗検索
※沖縄や伊豆など海沿いのエリアで「スポーツ」カテゴリを選ぶと、ダイビングショップがいくつか出てきます。

▶ダイビングの始め方・決定版!

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伊豆でもこんなにカラフルな海が見れるのですが、やはりここで気になるのが感染症対策です。

いくらダイビングが自然の中のアクティビティとはいえ、インストラクターとのやりとりや器材のレンタルなど、初心者の方は特に気になる点があるはず。

そこで、実際にどのように対策をされているのか、そして自ら気をつけられることを含めご紹介します。

ダイビングの「ライセンス」を取るには?

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まず、一般的にダイビングのライセンスとは、ダイビングの指導団体が発行している「Cカード」という認定証のこと指します。

ダイビングに必要な知識やスキルをインストラクターから学び、一定の基準を達したとみなされた人に発行されるカード。指導団体はPADI、NAUI、SSI、BSACなどさまざまありますが、ほとんどのCカードは全世界で通用するのでご安心ください。

人との接触を避けられるオンライン講習

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エントリーレベルのCカード取得のための講習は、学科講習とプール・海洋実習の大きく2つに分けられ、ダイビングインストラクターから講習を受ける必要があります。

学科講習に関してはダイビングショップで実施されるのが一般的でしたが、感染症対策のためにe-ラーニングやビデオ通話などを利用したオンライン講習を導入しているところも増えているそうです。

講習に申し込む前の説明会も、オンラインで実施しているところも多いので、まずは問い合わせて説明を聞くのがおすすめです。

実習における感染症対策

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オンラインで対応できる学科講習に対し、プールや海での実習は、実際に現地に行ってインストラクターからスキルを習得する必要があります。

この時気をつけたいのが、店舗での受付、海までの送迎車、更衣室、ボートの上といった不特定多数の人が出入りする場所や人が集まりやすい場所。

ほとんどのショップでは参加人数を制限したり、こまめな換気や消毒を行ったり、厚生省や指導団体などのガイドラインに沿った運営がされており、現状クラスターは発生していません。

インストラクターの指示に従い、マスクの着用やこまめな消毒などを行うことが予防に繋がるでしょう。

PADIから出されている新型コロナ感染症に対する予防策ガイドラインもご覧ください。

レンタル器材は消毒済み。気になる方はマウスピース購入もおすすめ

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また、ダイビング器材のレンタルも気になる部分ですが、基本的にショップでは毎回使用後に真水の流水で塩分や汚れを洗い流し、消毒薬での消毒などを実施されています。

提供するまでにも、口が触れる部分をビニールで覆うなど対策が取られていますが、マウスピースの部分だけ購入もできるので、気になる方はそれだけ購入してしまうのもおすすめです。

自ら気をつけられることは?

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基本的には厚生労働省から推奨される「①身体的距離の確保 ②マスクの着用 ③こまめな手洗い」を遵守し、ショップでの対策へ協力することが一番大事なのではないでしょうか。

万が一自身が感染源となる可能性も考え、COCOAアプリをインストールしておくこと、体調のチェックをダイビングに行く前に実施し、気になるところがある場合は行くのをやめる決断をすることも想定しておきましょう。

【ダイビングに行く前に必ずしておきたい健康チェックのポイント】
・37.5度以上の熱があるか。
・強いだるさ(倦怠感)があるか。
・咳、痰、胸部に不快感があるか。
・新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触があるか。
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいるか。
・入国後の観察機関を必要と発表されている国・地域等への渡航、並びに当該在住者との濃厚接触があるか。
・嗅覚・味覚に異常を感じるか。
・その他新型コロナウイルス感染可能性の症状があるか。
(引用:安全に、安心して海を楽しむために知っておきたい ダイビングショップの新型コロナ対策まとめ

ダイビングのCカードは一生モノ

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前述にもありますが、ダイビングのCカードは持っておけば世界中どこでも通用します。更新などもプロレベル以外は必要ないため、一度取得しておけば旅先で少し潜ってみたいなという時にも役に立つのです。

陸だけでなく海の中まで旅の範囲が広がるダイビング。近場でも遠方でも楽しめるので、ぜひこの機会にCカードを取得して、新しい旅の楽しみ方を増やしてみてはいかがでしょうか。

スキューバダイビングと海の総合サイト「オーシャナ」では、もっと詳しいダイビングの情報はもちろん、海やダイビングに関する仕事の求人・就職・転職の情報も掲載しています。

ダイビングに挑戦してみようかな、と思った方はぜひチェックしてみてくださいね!

Text by Suika Tsumita

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