小田原を訪れる人の多くが訪れる、「鈴廣かまぼこの里」。慶応元年に創業した鈴廣かまぼこは、長年多くの人から愛されています。小田原のお土産として数多くのお店で並んでおり、かまぼこを真剣に選ぶ人の姿もたくさん見かけます。
小田原のお土産に、鈴廣のかまぼこを持って帰りたい!そんな方のために、今回は自分で手作りしてお土産として持ち帰るパターンと、お店で買えるかまぼこの2パターンをご紹介します。
小田原の鈴廣かまぼこ博物館
鈴廣かまぼこ博物館は、箱根登山鉄道 「風祭駅」直結。駅を出て案内通りに進み、鈴なり市場などを通り越して奥にあるのが博物館です。かまぼこ作りを体験することができ、作ったものはお土産として持ち帰れます。
体験プログラムで作るのは、かまぼことちくわ。土日は予約でいっぱいになることもあるため、事前予約を忘れずにしておきましょう(お1人様1,500円税別)。最初に体験の流れについての説明を聞いたら、かまぼこ作りのスタートです。
職人のスゴ技に驚きの嵐
体験がスタートしたら、自分に割り振られた番号の席へ向かいます。大きめの包丁に見えますが、こちらは刃がないものなので、子どもでも安心です。包丁を使って、かまぼこの形を作っていきます。
体験には子どもが多く参加していたため、それほど難しくはないだろうと思っていたのですが……意外と大人でも苦戦。お手本を見せる職人さんは慣れた手つきで魚のすり身を操ってふんわりとさせ、きれいな扇形を作っていきます。
包丁にすり身がくっついてしまったり、うまく形作れなかったり。大人もああでもない、こうでもないと言いながら楽しめます。筆者もなんとか形になった気が……します。
ちくわ作りに挑戦
かまぼこの次は、ちくわ作りに挑戦します。まずは職人さんが包丁を使って上手に棒に巻きつけていきます。なんだか、先ほどのかまぼこより難しそう……と不安が募りますが、「難しかったら手でぐるぐる巻いても大丈夫ですよ」と指示がありました。
最初は包丁を使って棒に巻こうと思ったのですが、やはりうまくいきません。何度かチャレンジしましたが、すり身がまな板に残ってしまうばかりだったので、おとなしく諦めて手で巻きつけることにしました。
ちくわが巻けたら焼きの作業に入り、体験終了後20分程度で出来上がります。アツアツの出来立てをぜひ味わってくださいね。
・名称:鈴廣かまぼこ博物館(かまぼこ・ちくわ手づくり体験)
・営業時間:9:00~17:00
・電話番号:0465-24-6262
・料金:お1人様1,500円(税別)
・開催予定:第1回09:30-10:20、第2回10:50-11:40、第3回12:10-13:00、第4回13:30-14:20、第5回14:50-15:40
・店員:各回40名
・公式サイトURL:http://www.kamaboko.com/sato/taiken/kamaboko.html