ライター
Nao 空飛ぶ会社員

学生時代ベルギーに留学し、現地ツアーガイドになる。帰国後、仕事で月の半分以上を日本・世界各国を飛び回って過ごしている。現在47都道府県・46カ国訪問。好きな場所は、おとぎ話に出てきそうな建築物がかわいいロシアと住んでいたことのある沖縄本島中部。

青く透き通った海や、白い砂浜、心地よく流れる三線の音色。沖縄には来る人全てを虜にしてしまう独特の魅力がありますよね。またあの空気を感じにいきたい!と思っている方も多いのでは?

今回はそんなリピーターの方にも、はじめて沖縄に行く方にもおすすめの、観光客にはなかなか知られていないとっておきの沖縄での過ごし方をご紹介します。

普段は絶対入れない!米軍基地でアメリカ気分


厳重なゲートが固く閉ざされ、一般市民はなかなか入れない米軍基地。中はどうなっているのか気になりませんか?そんな未知の場所に、誰でも入れる日があるんです!それが「オープンゲート」と呼ばれる、基地内で行われるフェスティバルデイ。沖縄県内に点在している各米軍基地が、年に数回日本人にもゲートを開放し、イベントを行っています。

イベントの内容は、戦闘機の展示やミニ遊園地、アメリカンフードトラックに音楽ライブや花火まで基地によってさまざまです。ハロウィンの時期にはお化け屋敷、米軍基地の方と一緒にどろんこレースなんていうのもあります。


一歩足を踏み入れると、もうそこは完全にアメリカ。流れる空気が違います。


ライブではアメリカ本国からかなり有名なアーティストが来ることも多く、国籍問わずみんなで大盛り上がり!入場には身分証明書が必要だったりするので、事前に日程や注意事項などを確認して行ってみてくださいね。

神の使い!?神聖な高級宮廷料理「イラブー」を食べよう


現地のおいしいグルメは旅の醍醐味の一つですよね。沖縄にも沖縄そばや石垣牛、ゴーヤーチャンプルーなどたくさんのおいしい地元料理がありますが、「イラブー」を食べたことがある方はなかなかいないのでは?

イラブーとは、「イラブウミヘビ」という滋養強壮効果たっぷりのウミヘビのこと。神の使いとも言われ、かつては宮廷の高級料理であり庶民は滅多に口にできなかった、とても貴重で神聖な食べ物です。有名な産地である久高島は「神の島」と呼ばれており、漁を許された限られた数人の方だけが、今でも一匹一匹手づかみで捕っています。

さて気になるのはそのお味。ヘビと聞くと少しひるんでしまいますが、一体どんな味なのでしょうか。


見た目はどう見ても、ヘビ。しかし食べてみると身がふんわり柔らかく、カツオだしが効いていて、とても優しいお味です。全く臭みもありません。骨もお店の方が一本一本丁寧に取り除いてくださっているので食べやすく、刺激的な見た目からは想像もつかないようなほっと温まる一品です。

現地以外ではなかなか食べらないため、貴重な経験になること間違いなしですよ。

今回このイラブーをいただいたのは、イラブー料理といえばここ、というほど有名な沖縄県本島中部にある「イラブー料理 カナ」さんです。

■詳細情報
・名称:イラブー料理 カナ
・住所:〒901-2304 沖縄県中頭郡北中城村屋宜原515-5
・地図:
・営業時間:18:00〜21:00(閉店:22:00)
・定休日:日、月、木 +不定休
・電話番号:(098)30−3792
・料金:4,000円~
・公式サイトURL:irabu-kana.com
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Nao 空飛ぶ会社員

学生時代ベルギーに留学し、現地ツアーガイドになる。帰国後、仕事で月の半分以上を日本・世界各国を飛び回って過ごしている。現在47都道府県・46カ国訪問。好きな場所は、おとぎ話に出てきそうな建築物がかわいいロシアと住んでいたことのある沖縄本島中部。

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