ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター|フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤めながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。トラベルライターとして寄稿した記事は2,000記事以上。 山岳雑誌『山と渓谷』掲載多数、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「Yahoo!ニュース ベストエキスパート2024」地域クリエイター部門グランプリ。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

奥矢作の憩いの場「サトノエキ カフェ」(岐阜県)


次に、岐阜と愛知の県境付近、奥矢作(おくやはぎ)湖畔にある「サトノエキ カフェ」。京都から移住されたご夫婦が営む、日本の原風景を残したようなお店です。

もともと地元の郷土資料館だった建物をリノベーションして営業されています。周囲の景観との調和が素晴らしく、特に紅葉に包まれる秋の風情は格別です。


ランチメニューはワンプレートスタイル!メイン料理は、恵那市串原・山のハム工房ゴーバルさんの作るソーセージや、食べ応え抜群のスペアリブなど、数種類から選ぶことができます。

縁側で風光明媚な景色を楽しみながら、身体に良い料理をいただくひととき。食後にこだわりのコーヒーまで味わえば、満ち足りた気持ちになること間違いなし。

■詳細情報
・名称:サトノエキ カフェ
・住所:岐阜県恵那市串原1268
・地図:
・アクセス:恵那市街から車で約40分
・営業時間:10時〜16時
・定休日:不定休(冬季休業あり)
・電話番号:0573-52-2020
・料金:1000円前後
・オススメの時期:秋(11月)
・公式サイトURL:https://www.facebook.com/%E3%82%B5%E3%83%88%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%82%AD-%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7-1548671298767994/

能登の里山里海を堪能!「農家レストラン 開元」(石川県)


海のイメージが強い能登半島ですが、実は”里山里海”と呼ばれるように、山と海の両方が豊か。それを象徴する古民家カフェが「農家レストラン 開元」です。

まず注目したいのは、そのロケーション。古民家が点在し、一面広がる田園風景。里山ののどかな景観につい浸ってしまいます。


そんなお店でいただけるのは、天然の本まぐろ丼と氷見うどんがセットになった「開元ランチ」。なんと税込600円という破格のコストパフォーマンスを誇っています。

里山の景観を見渡しながら絶品グルメに舌鼓を打ち、ホッと一息、奥能登の自然に癒やされるひととき。まさに”暮らすように旅をする”時間を過ごすことができますよ。

■詳細情報
・名称:農家レストラン 開元
・住所:石川県輪島市大和町356
・地図:
・アクセス:輪島市街から車で約15分
・営業時間:11時~14時
・定休日:火曜日
・電話番号:0768-26-1977
・料金:1000円以内
・オススメの時期:初夏(6月〜7月)
・公式サイトURL:https://www.kaigen.co.jp/

地域のお母さんが切り盛り!「くにす食堂」(奈良県)


近年、移住者も増えている奈良県吉野町。地元の方と、新しく入ってきた方の化学反応がおもしろい町です。中でも今、話題を呼んでいる場所が、元地域おこし協力隊のオーナーさんと地域のお母さん方が切り盛りする「くにす食堂」。

空き家となっていた築100年の元薬屋さんの古民家を修繕し、「地域の皆が楽しく集える場所を作りたい」という想いから始まったお店です。


そんな古民家カフェでいただけるのは、地元食材をたっぷり使った家庭料理。まるで実家に帰ってきたような安堵感とともに、身体に優しいごはんを味わえます。

地域の活気が集まっているこの場所。忙しない生活の中で忘れている、余白の時間の大切さを思い出させてくれるかもしれません。

■詳細情報
・名称:くにす食堂
・住所:奈良県吉野郡吉野町窪垣内246
・地図:
・アクセス:橿原市街から車で約40分
・営業時間:11時~17時
・定休日:月〜木曜日
・電話番号:050-3716-1101
・料金:1000円以内
・オススメの時期:通年
・公式サイトURL:https://www.facebook.com/kunisusyokudo/

『ゆるキャン△』の聖地「古民家カフェ 鍵屋」(静岡県)


最後に紹介したいのは、南アルプスが育む秘境・奈良田温泉にある「古民家カフェ 鍵屋」。築200年の古民家をリノベーションした、清潔で落ち着きのあるお店です。

2021年放送のアニメ『ゆるキャン△』にて、主人公の一人・志摩リンが訪れたことで、聖地として有名になりました。


作中では「えごまチーズケーキ」が登場しましたが、ランチメニューも豊富。特に鹿肉を使ったメニューがおすすめです。

囲炉裏や縁側などさまざまな席があるのもポイント。古民家の風情を満喫しながら山の幸をいただく時間は、至福のひとときです。食後は、とろ~りとした泉質が気持ちいい、天然かけ流し温泉にも立ち寄ってみましょう。

■詳細情報
・名称:古民家カフェ 鍵屋
・住所:山梨県南巨摩郡早川町奈良田
・地図:
・アクセス:身延市街から車で約1時間
・営業時間:10時~16時
・定休日:水曜日
・電話番号:0556-20-5556
・料金:1000円前後
・オススメの時期:通年
・公式サイトURL:https://cafe-kagiya.com/

旅先で迷ったら「古民家カフェ」へ行こう!


旅先に着くまで食事をとる場所を決めていない方は、ぜひ現地の「古民家カフェ」を探してみてください。

旅と暮らしがつながる居心地の良さ、地元ならではの健康志向の料理、温かい人の団欒など、きっと満足度の高い時間を過ごせるはず。

また、自分の地元の古民家カフェを旅の目的にしても良いかもしれません。何度でも通いたくなるお店に出会えるかもしれませんよ。

All photos by Yuhei Tonosho

ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター|フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤めながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。トラベルライターとして寄稿した記事は2,000記事以上。 山岳雑誌『山と渓谷』掲載多数、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「Yahoo!ニュース ベストエキスパート2024」地域クリエイター部門グランプリ。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

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