メインスタジアム問題やエンブレム問題で揺れる東京オリンピックですが、会期後の会場の使われ方についても、議論の対象となっていますね。
メインスタジアムをはじめとした巨大な箱モノが、会期後も採算が採れる状態で使われるのかというところに関しては、大きなクエスチョンマークがついている方も多いのではないでしょうか。
世界には、そんな世間からの不安を現実にさせないよう、しっかりと採算を採れるようにまだまだ現役で使われているオリンピック会場が数多くあります。今回は、そんな現役で使われているオリンピック会場を、5つ厳選して紹介したいと思います。
アトランタ(アメリカ)
1996年に行われたアトランタオリンピックのメインスタジアム「センテニアル・オリンピックスタジアム」は、オリンピック終了後に野球場として改修することが前提で建設されました。
当初の予定通り改築が行われ、現在はアトランタ・ブレーブスの本拠地「ターナーフィールド」として好調に収益を上げています。
シドニー(オーストラリア)
2000年のシドニーオリンピックのメインスタジアム「スタジアム オーストラリア」は、会期中は11万人収容だったものを大会後は8万人程度収容のものに改築。
ラグビー、クリケット、サッカーの会場として、またライブ会場としても使われる総合スタジアムに生まれ変わりました。JET、PENDULUMなど、オーストラリア出身の世界的なバンドも、この会場でライブを行っています。