オマーンの物価
photo by Oguchi Kei
オマーンの物価は総じて高めです。レストランやホテルの値段は平均的に日本と同じくらい。特にタクシーはドバイよりも高いので、注意が必要です。ホステルやゲストハウスもほとんど存在しない国なので、バックパッカーには少々厳しい国と言えるでしょう。
その代わり施設の入場料などはほとんど取らない国なので、安宿と移動手段さえ確保できれば安く旅行もできそうです。
宿に関してはAirBnBやカウチサーフィン、移動手段はバスやレンタカーを活用すると旅行費を抑えることができそうです。
オマーンの美味しかった料理や食べ物
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とあるレストランで食事をしていた時、カクテルという名のドリンクがあったので、お酒好きな自分は思わず注文。しかし、出てきたのはとっても美味しいフルーツのミックスジュースというオチでした(笑)
イスラム教の国なのでまさかとは思いましたが、やはりお酒を飲むことはできない雰囲気です。ただ、これはこれですごく美味しいのでオススメ。
オマーンのエンターテイメントやアクティビティ
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オマーンでアクティビティを楽しむなら絶対にオススメしたいのが、三大オアシスを訪れることです。
三大オアシスとは、「ワディ・シャブ」、「ビマ・シンクホール」、「ワディ・バニ・ハリッド」の3つのことで、どれも砂漠地帯に突如現れる神秘的な水辺の名所。
ワディ・シャブとビマ・シンクホールはマスカットから車で2時間ほど。ワディ・バニ・ハリッドは3時間ほどの距離にあります。
僕は今回ワディ・シャブを訪れましたが、乾いた砂漠の大地にエメラルドグリーンの天然水が流れ込む自然の景観は圧巻でした。洞窟探検ができたりクリフダイビングができたりと、アウトドア好きにはたまらない場所でしたよ!
オマーンのナイトライフ
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オマーンはイスラム教の国なのでお酒が飲めず、街中ではパブやクラブを見かける機会はありませんでした。
その代わりと言ってはですが、夜の町歩きがとてもオススメだと感じました。マスカット市内はほぼ白い建物とオレンジ色の街灯で統一されているため、夜景がとても美しいです。
オマーンのお土産
オマーンのお土産は、マトラのスークで買うといいでしょう。
オススメはデーツとオマニー・ハロワ。デーツはナツメヤシの実を乾燥させてたもの、オマニー・ハロワは少し独特な香辛料を使った羊羹のようなものになります。どちらも中東を代表するお菓子で、オマーンでも特産品となっています。
オマーンのビザ
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日本人がオマーンへ入国する際は、ビザが必要となります。費用はシングル(1ヶ月有効)が20オマーン・リヤル、マルチプル(1回につき3週間滞在可能、1年間有効)が50オマーン・リヤルとなります。
アライバルビザによる取得も可能でしたが、2018年3月21日以降はオマーン政府によりe-Visa(オンライン申請のビザ)の事前取得が原則義務化された模様です。
従来のアライバルビザの取得は当面可能とのことですが、入国手続きに相当な時間を要する可能性や、最悪入国ができない可能性もあるので注意しましょう。
オマーンの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:マスカット
通貨:オマーン・リアル
言語:アラビア語
面積:約30万9千500平方キロメートル
人口:456万人
宗教:イスラム教
時間帯:日本との時差は-5時間
気候:砂漠気候
オマーンへの行き方(日本から行った場合)
直行便はないので、ドバイなどの都市で乗り継ぎ。
オマーンにある有名な世界遺産
アフラージュ、オマーンの灌漑システム
国土の80パーセントが砂漠のオマーンで、現在も稼動しているファラジと呼ばれる稼動施設があります。古代より、人々はこの施設を利用して生活用水を確保し、ナツメヤシの栽培を行ってきました。
大変高度な土木技術が使われている水路システムの起源は紀元前2500年頃にまでさかのぼると言われていますが、定かではありません。2006年に世界文化遺産に登録されました。
バット、アル・フトゥム、アル・アインの古代遺跡群
紀元前2500年以前からあったとされる銅山があるアフダル山地でかつて栄えたマガン国。遺跡からはメソポタミアと銅山の交易で栄えたことを示す証拠などが発掘されています。
アフダル山地には住居跡や塔などが発見されていますが、多くが謎に包まれており、建造された目的などは解明されていません。1988年に世界文化遺産に登録されました。
最後に一言
中東の国と聞くと危ないイメージもありますが、オマーンはとても平和な国。中東湾岸諸国の産油国としてのリッチさもありながら、アラビアンナイトのような古き良き雰囲気も同時に残る珍しい国です。
まだまだマイナーな国で物価も高めですが、観光地としても魅力も実はたくさんあるのでオススメですよ。次回の旅行にいかがでしょうか?