ライター
Yuri フォトグラファー

大阪在住。「ふんわりかわいい写真」をテーマに、旅先の魅力やカメラの楽しみ方を発信中。フォトグラファー・ライターとして、メディア取材や地方自治体との観光PR、ウエディング/家族写真の撮影やイベント登壇などを行う。

主要観光スポットへのアクセスが良く、北海道旅行の拠点として人気な「旭川」。そんな旭川駅の近くに建つ「OMO7旭川 by 星野リゾート」は、普通の都市ホテルとは、少し違った魅力を放っています。


街の文化に触れる体験をしたり、友人のように親しみやすいOMOレンジャーにお店を案内してもらったり。ホテルの中でも外でも、旅を満喫できる都市観光ホテル。


今回は、「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」との想いを大切にしている「OMO7旭川 by 星野リゾート」で過ごす1日と、一緒に巡れる観光モデルコースをご紹介。

宿泊も観光の一部になる、最高のおもてなしのスタートです。

旭川の特色が詰まった「OMOベース」がお出迎え


旭川駅から徒歩約13分。レンガ造りのレトロな外観が遠くからでも目を引く、「OMO7旭川 by 星野リゾート」に到着しました。


館内に入ると、ハロウィン仕様のウェルカムスペースがお出迎え。

北海道の森をイメージしたパブリックスペース「OMOベース」には、国内最高峰ともいわれる旭川家具がずらり。温かみのある空間に胸が高鳴ります。


チェックイン手続きを終え、「まずはウェルカムドリンクを」と言って案内された場所には、なんと蛇口が!


熊がモチーフになった愛らしい蛇口をひねると、旭川の紅茶店「石綿紅茶本店」の紅茶が出てきました。

こちらは季節ごとにドリンクが変わるようで、遊び心のあるおもてなしがたまりません。


「OMOベース」には他にも、旭川のソウルフードである「旭川ラーメン」のどんぶりを使ったランプシェードや北海道や旭川にゆかりのある書籍を集めたブックトンネルなど、楽しい工夫がたくさん用意されています。

ガイドマップに載っていない案内をしてくれる「Go-KINJO」


そんなOMOベースの中心にあるのが、ご近所マップ。これは、街のことを良く知るホテルスタッフの方が協力して作り上げた、ホテル周辺のお店などを紹介するマップのこと。

「ホテルだけでなく、街歩きも含めてひとつのリゾートとして提供したい」というOMOのコンセプトにならい、ガイドマップに載っていない街の魅力がたくさん紹介されています。


はじめて訪れた場所は、どうしてもお店選びに悩んでしまうことも多いですよね。

実際に何度も足を運んでいるスタッフさんのオススメだからこそ、安心して冒険することができる。旅人には嬉しい取り組みです。


「もっとディープな街を知りたい」という方にぜひ体験していただきたいのが、「ご近所ガイド OMOレンジャー」の案内。

OMOレンジャーとは、ホテルから徒歩圏内の場所を熟知したホテルスタッフの方が、街歩きをサポートしてくれるガイドツアーのこと。

先ほど紹介した「ご近所マップ」と合わせて「Go-KINJO」というサービスに包括されています。


お酒・カルチャー・グルメなど、それぞれの得意分野に合わせて案内していただくことができ、空きがあれば当日の申し込みもOK。お散歩プランは無料で申し込み可能であり、グルメツアーやアトリエ案内などバリエーション豊富な有料のプランも用意されています。

今回は、実際にOMOレンジャーにお願いし、夜の旭川の街を案内していただきました。

まるで旅先に住む友人。OMOレンジャーと、ディープなグルメを探そう


案内人は、OMOレンジャーのちょうさん。「食の交差点」と呼ばれる旭川の街を一緒に歩きながら、おすすめのお店を案内していただきます。

「このメニューが食べたいなら、このお店がおすすめ」「ここは地元の人がよく通う、人気のお店」など、自力だとなかなか見つけられない情報が、たくさん。


その場所に住んでいる友人のように、気さくに教えてくれるちょうさんの話を聞いていると、全然知らないはずの旭川の街が、どんどん身近に感じられるようになります。


さまざまなお店を教えていただいた末に選んだ場所は、「ぎんねこ」さん。旭川名物の一つである「新子焼き」という若鶏の半身焼きをいただくことができる、人気のお店です。


忙しいながらも、和やかでアットホームなお店でいただく新子焼きは驚くほどに美味しく、大満足なお店を教えてくれたOMOレンジャーに感謝。


よく知らない中では入る勇気がなかったお店だったので、改めて「その土地をよく知る人からのおすすめ」を聞くことのおもしろさを実感しました。

聞くことで楽しみ方が大きく変わる、「旭山動物園講座」


お腹が満たされてホテルに戻ると、ちょうど20時から始まる「旭山動物園講座」の時間。
旭川からのアクセスが良い「旭山動物園」について、さらに満喫するためのノウハウを教えてくれます。


内容は季節ごとに刷新され、今回はハロウィンにちなんだ「骨の話しかしない、旭山動物園講座」。

「この動物の骨は何本?」「この動物の骨の秘密は?」など、動物の骨にまつわる興味深い話を、クイズ形式で伺います。


意外な答えに盛り上がり、あっという間の30分。旭山動物園に行く方はもちろん、行く予定がない方も、行ってみたくなる話を聞けますよ。

上質な旭川家具とのコラボ「もふもふ動物スツール」を作ろう


夜のアクティビティはまだまだ続きます。続いてチャレンジするは、「もふもふ動物スツール」。

上質な「旭川家具」を扱う「匠工芸」さんとコラボレーションした、ここでしかできない体験です。


教えてくれるのは、OMOレンジャーのやまちゃん。

旭川家具と北海道にゆかりのある動物を掛け合わせた人気商品「もふもふ動物スツール」の一部に塗料を塗り、自分だけのオリジナル作品を作ります。


用意してくださったエプロンを身に着け、作業を開始。まだ「もふもふ」をかぶる前のスツールに、絵や文字を書いていきます。

日付やメッセージ、お気に入りの絵など、みなさん思い思いの作品を書くんだとか。


足の部分はオリジナリティを発揮できる重要な場所。私たちは足の部分を二色にして、より動物っぽさを表現することにしました。

足裏に肉球を書いたり、足跡を書いたり、普段なかなかしない作業についつい無言で熱中してしまう時間。

童心に返って楽しむことができました。


完成したスツールは、後日「もふもふ」をかぶせた状態で、自宅に送られるとのことです。


スツールなので、もちろん実際に座ることも可能。

とってもかわいらしい見た目に、自分のオリジナルが加えられていることもあり、今から到着が待ち遠しいです。

1日の終わりは、北海道に来たなら外せない「シメパフェ」を


旭川で過ごした充実の1日。そんな最後の時間にぜひ食べてほしいのが「シメパフェ」です。

北海道では、食事の後や飲んだ後の「締め」として、パフェを食べる文化があるそう。

その文化を体験するために、ここ「OMO7旭川 by 星野リゾート」にも、夜のシメパフェが用意されています。


それが、こちらの「苺とフレッシュクリームのパフェ」。

たっぷりのイチゴと上に大きく乗っているコットンキャンディに、思わず「かわいい」と声をあげてしまう一品です。


口の中で溶けるコットンキャンディの甘さと、イチゴの酸味の相性が良く、夜にぴったりの味。

見た目にはボリュームがあるように見えますが、ぺロリと食べてしまえるので、ご安心を。


シメパフェをいただけるOMOカフェ&バルは、まるで映画に出てきそうな雰囲気が漂う場所。フリードリンクもあり、部屋以外でもリラックスできる空間です。

ライター
Yuri フォトグラファー

大阪在住。「ふんわりかわいい写真」をテーマに、旅先の魅力やカメラの楽しみ方を発信中。フォトグラファー・ライターとして、メディア取材や地方自治体との観光PR、ウエディング/家族写真の撮影やイベント登壇などを行う。

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