天空の湖とも言われるインドにあるパンゴン湖。標高約4200mという世界で最も高いところにある塩湖で、ヒマラヤの峰々に囲まれた水色の美しい湖です。
最近では大ヒットしたインド映画『きっと、うまくいく』のラストシーンで使われたことでさらに有名となりました!乾いた土地に広がる湖の美しさは必見です!
パンゴン湖の位置と行き方
パンゴン湖はインド北部のラダックと中国の境界にあります。日本からは直行便などでまずデリーまで行き、デリーから飛行機を乗り継ぎ、1時間ほどでラダックの中心都市にあるレー空港に到着。
さらに、レーから車で5時間ほどかかります。車は他の人とシェアしてチャーターするのが安心です。レーにはたくさん旅行会社があるので、行ってから探しても大丈夫!旅行会社で出発日を伝えて、同じ出発日となる人と乗り合いとなります。夏は旅行者も多いのでシェアする人もすぐ見つかります。
パンゴン湖へ行く際の予算
旅行会社での車のチャーターは、大体どこの旅行会社でも一台につき7000ルピーほど。パーミットがいるので、最低でも2人で行くか、一人旅の時は旅行会社に任せましょう。パスポートを提出し料金の500ルピーを払うと、半日ほどでとれます。
パンゴン湖は日帰りもできますが、キャンプサイトや宿もあり、宿泊も可能です。時期にもよりますが、日帰りで約2万円ほどのプランがあるようです。
パンゴン湖へ行くおすすめの時期
冬には湖に氷がはり、真っ白な湖はそれもまた幻想的なのですが、極寒なので、おすすめなのは真っ青な湖が見られる夏の5月から9月。さらに、湖が一番きれいに真っ青に見えるのは晴天の日。というのも、空の青が湖に鏡のように映って見えるためです。
天気は希望通りにとはなりませんので、お天気に恵まれたときはラッキーです!雲の動きや空の色に水面が反射して様々な表情の湖が見られますよ。
旅行で注意すべき点
標高が高い、ということは空気が薄いということ。高山病になって、パンゴン湖までいけない!ということにならないよう、余裕を持ったプランをたてましょう。高山病対策として水は必ず持参してください。
また、防寒具も持っていくと安心です。とてもきれいな湖なので、思わず泳ぎたくなっちゃいますが、泳ぐことはできません!
パンゴン湖の絶景を見よう
いかがだったでしょうか。意外にまだあまり知られていない絶景スポットなので存在を知らなかった方も多いのではないでしょうか。高山病にさえ注意すれば行くのはそんなに大変な場所ではありません。チベットらしい風習が残りパンゴン湖までの道のりも野鳥や遊牧民など見所も多いです!