ライター
清澤 一輝 クリエイター

学生時代にバックパックひとつで、世界を西回りにぐるりと一周。日本にいた頃は英語も喋れず、今まで”ひとり旅”もしたことがなく「世界一周」がはじめてのひとり旅。人生において1番大切なことは「行動」し、「経験」することだと信じている経験主義者。好きな飲み物はチャイ。

こんにちは!現在世界一周9カ国目ヨルダンにいます!KEIです!

世界一周をバックパックで行う場合、やはり荷物は少ないほうが良いですよね。特に書物なんて、電子書籍にしてスマホやパソコンで読む!なんて旅人は多いのではないでしょうか?

しかし現役世界一周バックパッカーの僕は、わざわざ「本」を持ち歩いています!それも一冊ではなく多い時には4冊!と、お荷物状態になる時もしばしば…。

今回はそんな僕が、「かさばる本をなぜ世界一周で持ち歩いているのか」を紹介したいと思います!

リアルタイムな世界一周の旅は、ブログにて更新中!

 

はじめに/本の紹介

そもそも旅立つ前の僕は、この歳になるまで小説といった小説を読んできませんでした。今までの僕を構成してきたもののほとんどが「ワンピース」や「ジョジョの奇妙な冒険」といった少年漫画です。

しかし、この旅で「小説」の面白さに気付け、いつでもどこでも本を持ち歩いています。まず、僕が世界一周に持って行った2冊の本を紹介します。

「星の王子さま」

誰もが1度は読んだことのある不朽の名作です。大人になってみてもう1度読み返すと、その深さに驚かされます。「本当に大切なものは目には見えない…」この旅を通して、その言葉の重みを日々感じています。

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photo by Kazuki Kiyosawa

「アルケミスト」

この小説も有名ですね。主人公の少年が自分の運命に立ち向かいながら、モロッコからエジプトを旅するというお話です。この本は「前兆」や「大いなる塊」といったものを信じるキッカケとなりました。旅をしながら、一度は読んでもらいたい作品です。

 

「読書旅人」が語る本の良さ

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photo by Kazuki Kiyosawa

やっぱり、紙媒体なのでいつでもどこでもパッと取り出せるところが魅力的です。

スマホやパソコンに入っていると、「読書」以外の選択肢が多すぎて(アプリケーションやSNSなど)なかなか本を読む雰囲気になりません。しかし、本を開く目的は「読書」しかないのです。

 

待ち時間や移動時間を活用してどこでも、人目を気にせず読むことが出来ます。多少ボロボロになったって構いません。

水に濡れてしまったって乾けば問題なく読むことができるし、なんだか「旅している本感/味」が出てきます。

 

そして結局、母国語「日本語」は落ち着きます

初めての場所での陸路移動や、英語もろくに通じない場所は不安でいっぱい。どうしても自分にいっぱいいっぱいになりがちです。そんな時、本を開くだけで、その世界に飛び込め笑ったりドキドキしたりする自分がいます。

 

僕はカンボジア・プノンペンから、ラオス・ルアンバパーンまで陸路で42時間の大移動をしたことがあるのですが、このときのストレスや不安をかき消してくれたのも、「本」でした。

いっぱいいっぱいの自分が嘘のように消え、同時に「アウトプットできる人ってやっぱり余裕がある人だな」と再確認。表現者として、心に余裕を持つよう心がけることができました。

ライター
清澤 一輝 クリエイター

学生時代にバックパックひとつで、世界を西回りにぐるりと一周。日本にいた頃は英語も喋れず、今まで”ひとり旅”もしたことがなく「世界一周」がはじめてのひとり旅。人生において1番大切なことは「行動」し、「経験」することだと信じている経験主義者。好きな飲み物はチャイ。

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