パプアニューギニアの治安
photo by Ninomiya Shimpei
ラバウルのあるニューブリテン島は、夜は出歩いてほしくないですが昼間は問題ない雰囲気。本島であるニューギニア島は治安は悪いです。特に首都のポートモレスビーは昼間でも歩いてはダメ。
私がオーストラリアにてワーホリをしていた2003年当時は、ニューギニア航空が日本へ帰るのに一番安かったので使っていた人も多かったのですが、乗り継ぎの際に空港の敷地内で強盗によく遭うという話。でも、うそではなくそのくらい治安は良くないです。
それを証明するのは、ポートモレスビーのホテルの壁の高さとセキュリティー、そしてラエの空港から市内へのバス!自分たちが悪いことをしたのか?と思われる鉄格子がついたバスにライフル銃を持った警備員が一緒に乗ります。そんなに治安が悪いのか、在住と思われる中国系の夫人は十字架を持って祈っていました。
パプアニューギニアの物価
物価は高かった印象。ホテルは選択肢が少ないのもあり、ドミトリーなどはないので高かったです。ほぼほぼ輸入品なので現地産の農産物などは安いですが、スーパーで売られているものは高いです。
スーパーに行くとオーナーはほぼ中国系なので中国からと、近隣であるオーストラリアからの輸入品が多い。ホテル内のレストランを使うと2000円弱とかするので、日本から持参したインスタントの食材が重宝しました。
食費もですがどうしても飛行機になってしまうこと、ホテルなどから旅費は高くなります。ビールもオーストラリアからなどからの輸入品のため高かったです。
パプアニューギニアの美味しかった料理や食べ物
ムームーというバナナの葉に包まれたお肉を蒸すという料理はあるのですが、そのあたりの料理屋に置いているわけでもなく、どちらかと言うとBBQのような感じで食すので現地では機会がありませんでした。
わざわざ日本でバナナの葉を取り寄せてまで、自分の家のBBQで作ってみたがおいしかったです!肉がだいぶ柔らかくなり、参加してくれた方々に大好評!
現地では特に特別なものは他にはなく、ファーストフード系、パスタ、ピザ、中華料理などが基本でした。
パプアニューギニアのエンターテイメントやアクティビティ
photo by Ninomiya Shimpei
シンシンが見れるショーに行くとそれぞれの村から部族たちが会場へ出てきてくれますが、その時期ではない場合は逆にこちらから行くことも可能。そこで踊りなどを見ることもできます。
ショーの会場ではなく、村の様子もわかりリアル感は違うでしょう。ただ、基本的に1か所につき1部族になるのと、クルーズ船などを使用するため高額になります。
他に外国人に大人気なのはダイビング!海がとてもきれいなことだけではなく、太平洋戦争の舞台であったため旧日本軍の沈没船が今でも海中に。日本人インストラクターが滞在している場所もあるらしいです。
パプアニューギニアのナイトライフ
治安が悪すぎなのと、唯一歩けそうなラバウルも噴火の影響で半ゴーストタウンになっているので見かけませんでした。
パプアニューギニアのお土産
photo by Ninomiya Shimpei
一番味があるのは、ショーのときに部族から直接買うアクセサリーなど。他はエスニック感が溢れるデザインのビルムという現地の人が使っているバッグ、使い用途は置いておいてネタにはなるコテカという男性のあそこにつけるケースなど。
観光客がショーの時期に集中するためかビルムはそのあたりでよく販売されていますが、その他のお土産はゴロカの中心部でしか見当たりませんでした。
パプアニューギニアのビザ
ポートモレスビー、ラバウルの各空港では到着時にアライバルビザの取得が可能。東京にある大使館でも申請可能だが、郵送不可で手間と交通費などを考えたらアライバルビザが良いでしょう。
パプアニューギニアの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:ポートモレスビー
通貨:キナ及びトヤ
言語:英語、ピジン英語、モツ語など
面積:約46万平方キロメートル
人口:約825万人
宗教:キリスト教
時間帯:日本との時差は+1時間
気候:熱帯雨林気候
パプアニューギニアへの行き方(日本から行った場合)
日本から直行便を利用、またはオーストラリアで乗り継ぎ。
パプアニューギニアにある有名な世界遺産
クックの初期農業遺跡
2008年に登録された、パプアニューギニア初の世界遺産。南部に位置する湿地で、7000年以上の農業の歴史をたどることができます。
最後に一言
久しぶりに大ヒットした国。治安は良くないですが、マッドマンに会えて、鳥肌のたった各部族のシンシンのショーを見つつ、ラバウルで旧日本軍の戦跡ツアーは衝撃的でした。近い国ではあるので行きやすくなれば観光客もだいぶ増えるかと思います。旅慣れた人にはお勧めしています。