ライター
あしか 組織設計事務所

2015年2月に脱OLして、世界の建築が生み出す素晴らしい空間に会いにいく為にヨーロッパ一周中。それまでは、組織設計事務所でお仕事してました。

親に旅に行くと言うと、反対されてしまう。特に女の子だと、そんな状況は多いのではないでしょうか。私の両親も、とても心配してくれ、全力で反対されました。

でも、やっぱり行きたいよ!!って思っている人に向けて、私が親の理解を得るために行動したことをまとめたいと思います。参考になると嬉しいです。

 

宿泊先のホテルをすべて決め、連絡先を載せた100日分の行程表を出した

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photo by theogeo

予定していた100日間の間に宿泊するホテルをすべて決め、そのホテルの住所と連絡先、そしてその国で行きたい場所をExcelで表にまとめて行程表を用意しました。きっとご両親が一番心配なのは、「いま、どこで何してるのか分からない」という状態。

せめて、どこに拠点を置いているのかを知っている状態を作るだけで安心できるのではないでしょうか。

 

手紙を書いた

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photo by Roman Drits

親子で遠慮のない関係だからこそ、つい感情的になってしまって冷静に話し合いが出来なくなってしまう事もあります。なので、私は手紙を書きました。軽いレポートくらいはある量になりました。自分が何で海外に行きたいのか。なぜ、今行きたいのか。

手紙だと、普段は言えないことも言葉にしやすいので、自分の気持ちを余すところなく手紙に書いてみてはどうでしょうか。親御さんの知らない自分の思いを知ってもらえる機会になるかもしれません。

 

連絡手段を最低3つ用意した

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photo by Unsplash

向こうが連絡を取りたい時に連絡がつかない、という状態を無くすため日本と連絡できる手段をSkype、海外用携帯、twitterと3つ用意しました。Skypeは顔を見て話せること、電話はWi-Fiが無いところでも連絡が取れることから採用。

twitterは出先のカフェとかでこちらが好きな時に簡単に投稿できますし、相手も好きな時間に見れるので「とりあえず、元気にやってる」ということを相手に知らせることが出来ることからこの3つにしました。

電話は、海外用SIMを購入し、SIMフリー携帯と一緒に持っていきました。また、それ以外にもちょくちょくエアメールを送ったり、メールで写真を送ったりしました。

 

「守れなかったら日本に帰ってくる」という約束事を決めた

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photo by ditatompel

安全に楽しく旅をする上でルールを決めました。そして、それを守れなかった時は日本に帰るという約束をしました。約束事は、海外でのトラブル事例などを調べ、そして逆に安全に旅されてた人はどんなルールを決めていたのかを調べました。

ルールを決める、というのに息苦しさを感じる方もいるかもしれません。しかし、よく考えれば結構当たり前の事をルールとするだけで良かったりもします。大抵のトラブルは自分にも原因がある。だからこそ、そういう気の緩みを無くすために決めたルールでもありました。

慣れてしまえば、当たり前に気をつけておけるようになり、私は実際にスリ等のトラブルにも合わずに済みました。当たり前ですが、逆に縛られて息苦しく感じるような、守れない約束は初めからしないようにしましょう!

 

諦めるのはもったいない!親と向き合う機会に。

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photo by Luis Llerena

案の定、これらを準備するのは楽ではありませんでした。世界一周や長旅している方のブログを見ていると、すんなり両親に背中を押されているのが羨ましく感じたりもしました。でも、何としても、ただ旅に出たい。その思いでひたすら準備しました。

また、帰国してからわかったことですが、私の両親としても「親が反対してやめてしまうような気持ちであれば、そこでやめてもらった方が余計な危険にさらされなくて良い」という気持ちだったそうです。

なので、心配性のあなたのご両親も、本当は行かせたくない訳ではないのかも。今、反対されてしまっている人は、親と向き合って話す良い機会と思って、真剣に話し合ってみてはいかがでしょうか。

ライター
あしか 組織設計事務所

2015年2月に脱OLして、世界の建築が生み出す素晴らしい空間に会いにいく為にヨーロッパ一周中。それまでは、組織設計事務所でお仕事してました。

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