海外に渡航するときに、意外と忘れられがちなのがパスポートの残存有効期間。世界には一定期間以上の有効期間がないと入国できない国が多く、その期間の長さは国によってさまざまです。それだけではなく、国によっては観光目的であっても査証(ビザ)が必要なところがあります。
期間が十分にないと、ビザを取得できないこともあるので、あらかじめ確認しておくことが大切です。せっかくの旅行計画が台無しにならないよう、しっかりとパスポートの残存有効期間とビザを早めに確認しておいてくださいね。
詳しく知りたいという方は、駐日外国公館に問い合わせるのが確実です。今回は各国のパスポート必要残存期間とビザについてリストにしました。
*編集部追記
2016年11月に公開した記事に新たに加筆しました。(2010/01/04)
南北アメリカ
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アメリカ
滞在期間+6ヶ月以上(ハワイ、グアムは帰国時まで有効なもの) 90日以内の観光目的ではビザ不要
※アメリカおよびカナダではビザ免除国に対して電子渡航認証が必要です。(アメリカESTA、カナダeTA。カナダは空路での入国者が対象)。
カナダ
現地出発予定日+1日以上 6ヶ月以内の観光目的であればビザ不要
※アメリカおよびカナダではビザ免除国に対して電子渡航認証が必要です。(アメリカESTA、カナダeTA。カナダは空路での入国者が対象)。
ジャマイカ
入国時6ヶ月以上(査証欄余白1ページ以上) 30日以内の滞在であればビザ不要
ブラジル
ビザ申請時から6ヶ月以上 ビザ必要(観光目的の場合有効期間は90日)
ボリビア
入国時6ヶ月以上 1ヶ月以内の観光目的であればビザ不要
キューバ
入国時3ヶ月以上 30日以内の観光目的であればビザは不要だが、ツーリストカードが必要
メキシコ
帰国日まで有効なもの 180日以内の滞在の場合ビザ不要
ペルー
帰国日まで有効なもの 183日以内の滞在であればビザ不要
アルゼンチン
帰国日まで有効なもの 90日以内の観光目的であれば不要
グアテマラ
入国時6ヶ月以上 90日以内の観光目的であれば不要
チリ
帰国日まで有効なもの(査証欄余白1ページ以上) 90日以内の観光目的であれば不要
バハマ
入国時6ヶ月以上 観光目的であれば不要、なお滞在可能日数は入国審査官判断になります。
出国用予約済航空券(乗船証)、次の訪問国の査証(必要な場合)、十分な滞在費用が別途必要。
ホンジュラス
入国時6ヶ月以上(査証欄余白1ページ以上) 90日以内の観光目的であれば不要
エクアドル
入国時6ヶ月以上 90日以内の観光目的であれば不要
アジア
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中国
入国時6ヶ月以上 入国日より15日以内の滞在であればビザ不要
香港
入国時1ヶ月+滞在日数以上(1ヶ月以内の滞在の場合) 90日以内の滞在目的であればビザ不要
タイ
入国時6ヶ月以上 1回30日以内の観光目的ではビザ不要(空路入国の場合)
シンガポール
入国時6ヶ月以上 30日以内の観光目的であればビザ不要
ベトナム
出国時6ヶ月以上 30日以内の滞在であればビザ不要
モンゴル
入国時6ヶ月以上(査証欄余白2ページ以上) 30日以内の滞在であればビザ不要
フィリピン
入国時6ヶ月+滞在日数以上(査証欄余白見開き2ページ以上) 30日以内の滞在であればビザ不要
パラオ
入国時6ヶ月+滞在日数以上(査証欄余白1ページ以上) 30日以内の観光目的であればビザ不要
インドネシア
入国時6ヶ月以上(査証欄余白連続3ページ以上) 30日以内の観光目的であればビザ不要
インド
ビザ申請時から6ヶ月以上(査証欄余白2ページ以上) ビザ必要
カンボジア
入国時6ヶ月以上(査証欄余白1ページ以上) ビザ必要
ミャンマー
入国時6ヶ月以上 ビザ必要(観光目的の場合、有効期間は28日間)
ネパール
ビザ申請時から6ヶ月以上(査証欄余白見開き2ページ以上) ビザ必要(観光目的の場合、滞在可能日数は、15、30、90日)
ラオス
入国時6ヶ月以上(査証欄余白見開き2ページ以上) 滞在日数15日以内であればビザ不要
台湾
入国時3ヶ月以上 90泊91日以内の滞在ではビザ不要
韓国
入国時3ヶ月以上 90日以内の観光目的であればビザ不要
マレーシア
入国時6ヶ月以上 90日以内の観光目的であればビザ不要